装いを楽しむ感覚をシェアしてもらう -当たり前を覗いてみる117-

 

 

白い服を着ると気分が澄みわたり、

赤い服を着ると気分がひと回り大きくなる。

どんな服を着るのかで気分が変わる、という感覚が僕にはありません。

 

 

嫁さんはパタンナーだったこともあり、そういう感覚を楽しんでいます。

そんな嫁さんから見たら、僕の服装に影響を受けない感覚が信じられないみたいです。

 

 

僕はといえば、装いを楽しむのは嗜好品のような感覚です。

寒くなければいい、暑くなければいい、色合いやセンスを楽しまなくてもいい。

実はご飯もそうなんです。

 

 

嫁さんがいなければ、毎日、パンやお茶漬け、弁当でもいい。

装いを楽しむ感覚がないんですね。

 

 

 

そんな僕が外出するときは、一瞬で準備ができてしまいます。

服を装うわけではないから、いつも同じ服です。

服を装うわけではないから、上下同じ色でもOK。

服を装うわけではないから、穴が空いても着てしまう。

 

関心がないと認識さえしなくなります。

認識しないと気になることもありません。

その逆に気にしていることは、しっかりと認識しています。

 

 

自分が何を認識していないのか、逆に認識している世界はどんな世界なのか。

人が見ている世界は人それぞれです。

自分が持っていない楽しみを隣の人が持っているかもしれません。もちろんその逆も。

 

楽しみをシェアできるのはありがたいことです。

服を買う時は嫁さんに選んでもらってます。

装いを楽しむ感覚をシェアしてもらっています。

 

 

 

最近、自分の持っていない楽しむセンスと出会いましたか?

 

 

 

 

 

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10月の開催では1000人以上の方にご参加いただき
多数のアンコールを頂き、第2弾の開催となりました。

11月23日 NohJesuマスター1day