どんな時も対話を忘れない-当たり前を覗いてみる112-
身体が疲れやすく、背中のコリが蓄積しているなと感じた時は、夜寝る前にストレッチをしています。
たった数分のシンプルなストレッチでも、翌朝も身体が軽く感じると嬉しく思います。
同じように心のストレッチも大切です。
心のストレッチというと、瞑想や心を静寂に保つことが思い浮かびますが、お勧めなのが対話です。
基本は自分自身との対話。
しっかりと自分の心と対話していると、自然と相手とのコミュニケーションにも活かされてきます。
対話といっても難しいものではなく、ある問いを持つことです。
それは、今自分が何をみているのかを明らかにするということ。
「私にとって〇〇とは何か」と問いかける事が対話になります。
この問いかけの初心者がよく答えやすいのが、自分以外を挟んでしまうことです。
社会からみれば〇〇とは・・・。家族からみたら〇〇とは・・・。常識から観たら・・・。今の時代だから・・・。
対話とは、〇〇という対象と自分の心を1対1の相対関係に置くことが大事です。
そこに別の要素を入れると対話が崩れてしまいます。
また、この回答でこの内容であっているのか、正しいのかと気にしたり、他の人から見たら変に思われるんじゃないかという不安も対話を崩す要素です。
ただただ、「今の私が思うのは・・・だ」と言い切れる言葉を紡ぐことに集中するのが対話です。
考えや感情の構成材料である言語に対して、自分の心を反映出来る力は、内面を身軽にさせてくれます。
心のストレッチを持続するには、対話をいつも忘れないことです。
最近、心のコリ感じましたか?
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