関係の豊かさにお金を使う -当たり前を覗いてみる106-

 

 

心理学では人が悩みのすべては対人関係であること。そしてハーバード大学の調査では、私たちの幸福と健康を高めてくれるのはいい人間関係であることが言われています。

 

物質主義の時代では、人生の豊かさは価値ある物を所有できることでした。

しかし今となっては、それが必ずしも人生を豊かで幸せにしてくれるとは限らないことは知られています。

 

そう、これからの時代、所有や私個人の幸せではなく、関係性の豊かさ幸せにお金を使う時代となるでしょう。

それは人間関係だけではなく、地球自然との関係や思想哲学といった知識との関係も含まれてきます。

では関係性の豊かさや幸せにお金を使うとは、具体的にどういうことでしょうか。

 

 

足りないものを満たすための豊かさではありません。

不完全なものを完全なものに変えるための幸せでもありません。

自らが主体となり創造していく生産手段を持つことです。

 

 

誰かに貢献できる何かを生み出せる生産手段を持つことが出来れば、幸福や健康を高めてくれる人間関係を得ることが出来ます。

そのためには、私たちがどんな問題や課題と出会っているのかを観察する目を養わなければなりません。

 

 

人が関係性を必要とするときには、そこに課題や問題があります。

それは些細なことかもしれませんし、人類全体が諦めていることかもしれません。

問題や課題を見極める力をしっかりと養うことにお金を使うこと。

 

何が本当の悩みなのか、本当に課題とすべきことが何なのかを特定できることは、現象に惑わされることのない関係性の軸となります。

 

 

 

どんな課題に対する軸を持ちたいですか?

 

 

 

 

 

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1時間オンラインレッスン 9月20日(月・祝)

 

 

国際カンファレンス Dignity2.0