人間は心から現したい世界にしか責任をもたない -当たり前を覗いてみる96-

 

 

とある方から質問を受けました。

 

人を育成する立場のあるAさんは、どうしても相手に合わせてしまうクセがあると。

相手の条件や考え方に合わせてしまうことで、自分が本来責任をもって提供すべき価値が提供できなくなってしまうとのことでした。

 

 

人間は心から現そうとする世界にしか責任を持とうとしません。

なぜなら、心が伴わない決断や覚悟は、必ず条件・状況・環境に左右されてしまうからです。

 

 

私に認識の基礎を教えてくれている令和哲学者NohJesuが、昔こんなことを教えてくれました。

絶対に成功するプロジェクトの条件は、唯一、そのプロジェクトに関わっている人間が、成功するまでやり続けることだ、と。

 

 

人間は、心から現したいと思っていない世界に対しては最後までやり切ろうとはしません。必ず諦めます。

実現可能なその瞬間までやりきることが出来るのは、心からの決断や覚悟が伴うからこそです。

であるのならば、始めから心から現そうとする世界を選択すべきですし、私にとってその世界がどんな世界なのかを常に生み出し続けることが必要です。

 

 

人を育成する立場にあるAさんの場合、本来提供すべき価値と受講生との関係を明確にすることが必要でした。

提供するコンテンツに対応する受講生の課題を明確にし、受講生本人がそのコンテンツを使って自分の変化をつくっていきたいのかを選択してもらう必要があります。

もちろん、コンテンツ以外のことには対応しないということではありません。

 

 

あらゆる事象を、コンテンツに取り込み、受講生の変化の糧とすることで、心から現そうとする世界がひとつずつ明確になっていきます。

人間は心から現そうとする世界には責任を持とうとします。しかし、心から現したくもない世界は必ず諦めてしまうのです。

 

 

 

あなたが今見ている世界は心から現したい世界ですか?

 

 

 

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