したいことを見つける順序 -当たり前を覗いてみる92-

 

 

自分が何をしたいのかが大事だという話を、よく耳にします。

まぁ、私もよく言いますが(笑)

それほど、何をしたいのかが分からず、モヤモヤする悩みがこの時代には溢れているということかもしれません。

 

 

明確な意思を持つことは、実は稀なことです。

意思には2つあります。

明確な意思と不明確な意思です。

 

明確な意思を持つには、不明確な意思の蓄積が必要になります。

明確な意思とは、ハッキリと○○がしたいと言えるものです。

不明確な意思とは、よく分からないけど、とりあえずやってみよう、というものです。

明確な意思は、不明確な意思の積み重ねで生まれてきます。

しかし、不明確な意思はダメだ、あいまいなことしか言えない私はダメだと思い込んでしまうと、いつまでたっても明確な意思が育つことはありません。

 

 

皆さんよくご存じの通り、初めから完璧にできる人なんていないのです。そこにいるのは、よくわからないからという理由でストップする人か、よくわからないけどスタートする人です。

 

 

私に認識の基礎を教えてくれた令和哲学者NohJesuは、歯がないなら歯茎で噛めばいいと、昔よく言っていました。

目の前の条件に左右されない人は、目の前の条件などほとんど見ていません。

その先にある、何かわからないけどまだ見たことのない世界と出会いたい、そんな気持ちがあるだけです。

そんなことをいうと、それが難しいんだよと突っ込まれそうですが、だからといって、すべてを諦めることもできないモヤモヤこそ、不明確な意思が発揮されるエリアなんですね。

 

 

不明確な意思の積み重ねの中に、他と濃度の違う、何か重みのある、どこか濃度が濃いキーワードが生まれます。

さらにそんなキーワードが集まった先に、明確な意思をつかむことが出来ます。

 

明確な意思を持つことは実は稀なことです。

不明確な意思をどんどん発揮していきましょう。そのプロセスの中で生まれた引っかかりこそ、次の扉かもしれません。

 

 

 

よく分からないけどやってみたいことって何ですか?

 

 

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