2019年10月。

同年6月にシーバスデビューした私は、海のトップゲームや川のメジャーポイントで辛酸をなめる。

エースルアーであるコアマンVJ16を片手に河川巡りを行うも、満足いく釣果にはなかなか恵まれない。

思うところあり愛するVJに別れを告げ、私はミノーゲームに突入することを決意した。

しかし私は途方に暮れている。

この3ヶ月での私の釣果はたった3匹。
50cmがひとつ上がったものの、残りは40にも満たない可愛いセイゴたちなのだ。

膨大な時間を費やした割に、その実りはあまりにも少ない。

シーバスフィッシングの難しさ、そしてこの釣りの奥深さを嫌というほど痛感した。

正直、釣れない釣りを続けることにもだんだん疲れてきた。
この頃は楽しさと同じくらい辛かった。
日々疑問は肥大化するものの、独学でやってきたから尋ねる人もいない。


現場に通うことが全てだとはわかっている。

でも何かにすがりたい時もある。



この頃から私は釣りブログに救いを求めるようになった。
渡り鳥さながら様々なシーバスブログを飛び歩く。
雑誌にも広く目を通していたつもりだが、表面的な知識ばかりが身に付くようで消化不良は否めない。

それに比べて釣りブログ。

スマホでどこでも見れる手軽さ、そして実体験に基づくであろう生の声がすっと胸に落ちてくる。
ブログ主たちも恐らくは過去私と似たような経験をしたはずだ。
釣れない釣りを続け、克服してきたはずだ。
そう考えるとやはりリアリティが違う。

著名なものばかりで恐縮だが、当時から私の先生代わりを務めてくれた釣りブログを感謝の気持ちを込めて記してみたい。

これからシーバスをはじめる方に個人的におすすめしたいブログだ。
(初心者の方々が私のこのウンコブログに先にたどり着く矛盾は置いといて…)


私のブログに勝手にお名前を出して良いものかとても悩みました。あくまで私個人がいちファンとして楽しませてもらっているブログであることをご承知おきください。面識がないばかりかご了承すら得ていないため、リンクの貼付は控えさせて頂きます。









◼️ぼらおさん【三十にして立ち、四十にして惑わず】

このブログに出会えたのは幸運だった。
ルアーインプレから入ったクチだが、シーバス初心者にとってはバイブルと言っても過言ではないと思っている。
PEラインは?リーダーは?フックは?
川での釣りかたは?コツは?心構えは?
マナー面や安全面で気をつけることは?
リリースってどうやれば?
初心者がぶち当たる壁に対しての答えは全てこの中にある。
私が一番有難かったことはその分かりやすさ。初心者目線でも理解しやすい文章構成となっており、全編通じて非常にとっつきやすく克つおもしろい。
私にとっての原点のような存在。





◼️SBJ特攻隊長さん【利根川シーバス特攻釣行記】

シーバスフィッシングに対する深い造詣とその愛情。
読んでいるだけでフィールドに立ちたくなる。
先のぼらおさん共々、隊長さんの推しルアーは有無を言わさずカートに入れるというルーティンが出来上がった。
大切なことはルアーの特性を知りそれをどう生かすか、ということ。
全てはルアーの良し悪しで決まるものと勘違いしていた私に、シーバスフィッシングの醍醐味を教えてくれた。
氏の仰る【釣れないルアーなどはない】という言葉が素敵過ぎて、私のシーバス哲学とさせて頂いている。





◼️鱸道さん【鱸道】

シーバスに止まらず、アカメにオオニベ…。
まるでレトリバーでも抱っこしているかのような大型魚の数々。まさに圧巻である。
このブログのあとに自身のブログに戻ると軽く死にたくなる。
デイのミノーゲームでどうしても結果を出したいと願っていた私だが、世間の情報は少なめ。
諦めかけたそんな中、デイでも満遍なく釣果を出してらっしゃるこのブログに(いつかは私だって…)と、どれだけ希望を持たせてもらったことか。





◼️MACOさん【まころぐ】※旧オーシャントリッパーズ

癒しの時間を頂きたくて、こちらのブログにもよくお邪魔している。
まずブログ自体が非常に美しい。
画面を開いただけで幸せな気分になれる。
理路整然な説明や伝わりやすい画像で、初心者でも飲み込みやすく私は大変勉強になった。
あるがままの自然体でシーバスフィッシングを楽しんでらっしゃる姿勢にも好感を持っている。
私もこうありたいものだ。







私の愛読ブログはまだまだ沢山あるのだが、止まりそうもないのでまずはこの辺で。
(好きなブログについて語るのは楽し過ぎる)

紹介したブログに共通して言えるのは、解決はあくまで読者任せであり道標に徹するスタンスだと言うこと。
そこに押しつけがましさは一切感じられない。

まさに私が求めていた、そのもの。

皆様ご存知のメジャーなブログであり私ごときが言うまでもないのだろうが、釣りブログがもたらす初心者への恩恵は非常に大きい、ということを個人的経験を以てお伝えしたかった。

序ノ口になったばかりの新米力士が「朝乃山関(大関)はホンマに強いどっせ」と鼻を膨らませ得意気に語っているようで、私的には恥ずかしいのだが。
※私もいまはブログを始めましたから







世の中には素晴らしい釣りブログが山ほどあるはずだ。

私はもっともっと知りたい。

初心者にとってこれは宝の山だ。
有効活用しない手はないだろう。
雑誌や動画とは違う、ブログならではの魅力にきっと心奪われるはずだ。

かくゆう私もそのひとり。
師匠のいない孤独な私の釣りを支えてくれたのは、まさにこういったコンテンツだった。
闇夜にさまよう私をシーバスまで導いてくれた案内人であり協力者だった。

心から感謝している。

そしてそれは今後もずっと続くだろう。






釣りブログを眺めるのは私の趣味のひとつ。

仕事の目処がついた昼下がりなんかに、コーヒー片手にブログを読むのはまさに至福の時間と言っていい。

アメブロ内や最近登録したブログ村の中でも私の知らなかった釣りブログの発見があり、非常に嬉しく思っている。
この収穫だけで大満足だ。
既に新規のお気に入りは二桁を越えた。

しかし、皆さんよく釣るなぁ。
お魚沢山の内容で本当に羨ましい。
魚の釣れない釣りブログ、釣れる釣れる詐欺を繰り返す私にとっては垂涎の的である。

毎日のように出撃されるストイックな方やご夫妻で釣りを楽しんでらっしゃる方々。
サーフに特化され幾多の大物を上げる方。
私と似たスタンスで親近感を覚えてしまう黒鯛師もいらっしゃれば、磯で恐ろしいほどの釣果を上げる平鱸師もおられる。
河川メーターオーバーの記録を持ちながら、まだその上を狙ってらっしゃる方さえ。(凄すぎる…もはや私と同じ釣りだとは思えない)



ふふ、やはりブログは楽しい。

私は夢中だ。






スマホの虫となってしまった私は近視が進む。
加齢による老眼も進む。
しかしそれでも止まらない。

悩める私やあなたの傍には釣りブログがある。

自身の釣りに行き詰まりを感じたのならそっとロッドを置き、その足でブログの世界へ飛び込んでみるのもいいんじゃないか。







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