2019年8月。

夏の海トップゲームで辛酸をなめた私。
川のバイブレーション主体の釣りへと方向転換を決意する。

いつもの釣具屋さんで物色。

慣れ親しんだオリジナルソングが流れ続ける。
授業中先生は何を言ったのだろう?
店を出た瞬間いつも思い出せなくなる。

それはそうとバイブレーション。
さてさてどんなものが良いやら。






シーバスコーナーに入るや否や、ある一角が目にとまる。

COREMAN?
コアマン?
ああ、これか。
ネット検索しててよく出てくるやつだ。
これまでダイペン探しにうつつを抜かすあまりすっかり見落としていた。

どうやらお店の推しメンのようだ。
存在感が違う。
色鮮やかな品がずらりとラックに並び、目映いばかりに光輝いている。

シャレてやがる…

果たして私のようなくたびれた中年アングラーに似合うものだろうか。
一抹の不安を覚え真下のワゴンセールに目を移すが、静かに考え直す。

もう後がないのだろう?
地べたではだめだ。
ぶら下がっているやつじゃないと。







ずいぶん長いこと悩んだような記憶がある。

もちろん他のバイブレーションもくまなく見ましたとも。
箱裏の説明文までしっかりと。




それでも…決めた。
やっぱりCOREMANにしよう。

IP13
PB13
VJ16

の3つを選択。

バイブレーションだけのつもりが結局ブレード系とワーム系も追加となった。



隅に見つけた「デイゲームはコアマンだ」

このフレーズが全てだった。
心を持っていかれた。









こうして私はCOREMANの隠れ信者となった。