インプット・ルーティン 

天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。

 
タイトル、デザイン買いのこちら!
 
要約するとアウトプットするまえに圧倒的なインプットが必要だ。
それは、アート、音楽、本、映画だ!
本でも、ビジネス書のオススメは1冊もなし。。
 
クリエイティブ教育のメソッドは、知的インプットのやり方
良質なインプットの質と量だ!
 
あなたは、あなたが見たもの聴いたもの読んだものでできている。
 
いいのもではなくすごいもの!を選べ
 
読書こそが最強である!が常に適度に負荷がかかるものを選べ
※ちなみにこの本は全く負荷がかからない。。
 
クリエイティブが、あまり他人の影響を受けず
自分の感じた通りに好きなモノをアウトプットしろ、は間違いだ!
自分が世界の中心ではない、と考えろ。
 
人類最古のアートは、洞窟壁画だ。
ネアンデルタール人からホモサピエンスへ進化できたからこそできたクリエイションである。
 
視覚文化の中心は、やはり写真、映画、アートである。
映画は映画館で観ろ。
2023年世界映画産業売り上げは14兆円である。音楽、アートよりかなりでかいマーケットだ
 
現代アートは、一度だけみただけで理解できない。自分で考えさせるようになっている。
チャゲアスのASKAの歌詞もまさにそれだ。。。
 
音楽のセンスが悪い人は、クリエイティブのセンスも悪い。
 
ジャンルはなんでも、「古典」をチョイしろ!とのことです。
 
 
 
 
 
目次

第1章 インプットのルーティン

天才はアイデアを生み出す「仕組み」を持っている。

新しいアイデアは、「A×B/C」によって生まれる。
天才は「ひらめき」に頼らない。アイデアを生み出す「仕組み」を持っている。
「習慣」に「精度」を掛け合わせて、はじめてプロへの道はひらかれる。
自分を賢くしないものを、自分の目と耳と口に入れない。
「いいもの」ではなく、「すごいもの」をインプットする。
課題を与えられてから考え始める人間は、クリエイティヴにはなれない。
覚悟の日常化が「高い山を登る者」と「その他大勢」とをへだてる。
モチベーションを保つために、自分だけの「ロール・モデル」を見つけよ。
「暇つぶし」があふれる時代に、何に時間を使うべきか?
 

第2章 目のインプット・読書編

「負荷のある読書」、それに勝るインプットはない。

ファッションの帝王は、30万冊の蔵書を外付けハードディスクとして利用する。
桁はずれのクリエイターたちは皆、桁はずれの読書家である。
「本は頭のダンベル」論。
クリエイティヴになりたければ「1000日間、毎晩、短編小説を1つ、詩を1つ、エッセイを1つ、頭に詰め込みなさい」。
森の湖畔で極限の高負荷読書を行う、ビル・ゲイツの「THINK WEEK」。
読書場所は、お気に入りの「サードプレイス」カフェを見つけることから。
私が美大生に薦めている「クリエイションを学ぶための100冊」。
「自分はここでは負けない」というジャンルを決め、とことん深掘りする。
読書のアーカイブ化は、「フラッグ読み/スキャン/ハッシュタグ」の3ステップをセットで行う。
アイデアのセレンディピティが起きる「ファイリング」の魔法。
メモ帳は黒のモレスキンに統一。
アタマのメモリーを軽くして、アーカイブのメモリーは極大化する。
 

第3章 目のインプット・イメージ編

写真・映画・アートの「三大視覚芸術」をインプットせよ。

クリエイションとは、形のないものに形を与える行為である。
なぜ映画は映画館で見るべき、なのか?
写真のインプットのために、国内外の雑誌を定期購読する。
世界最大のカルチャー産業「映画」は、傑出した才能とイメージの宝庫。
アカデミー賞は「傑作」を選ぶものでは、とっくになくなっている。
知的インプットの観点から、見るべき映画を決める。
クリエイティヴ・インプットとしての映画ベスト100。
現代アートが「わからない」のは、「わからない」ように作られているから。
第1土曜日は、美術館めぐりを習慣にする。
クリエイティヴ・インプットとしてのアート・写真ベスト100。
イメージの読解力がない人は、必要とされない時代が到来している。
 

第4章 耳のインプット

音楽のセンスが悪い人間は、クリエイティヴのセンスも悪い。

写真もファッションも小説も、「耳」が良くないと優れた表現者にはなれない。
大江健三郎曰く、「音楽と文学の構造はきわめて似ている」。
音楽は古代においても現代においても、きわめて重要な「教養」である。
1年間のバイオリンの訓練で、左脳は驚くほど活性化する。
脳のトレーニングになるのは、どのジャンルの音楽か?
山下達郎はSpotifyのグローバルチャート50をいつも聴いている。
自分の部屋を「音楽インプット部屋」として利用する。
クリエイティヴ・インプットとしての音楽アルバムベスト100。
 

第5章 口のインプット

トップクリエイターは、なぜ「食べ方」に気を使うのか?

食べ方を変えることは、「生き方を変える」ことである。
早寝早起きと、食事革命。
生き方としてのヴィーガンを選んだ女性たち。
海外のトップクリエイターは、食への意識がめちゃくちゃ高い。
マクロビの教祖・久司道夫から教えてもらった「続ける秘訣」。
ヴィーガンやベジタリアンは、栄養学的には問題ないのか? 
グルテンフリーは大事な考えだが、グルテンはおいしい。
脳が冴えたクリエイティヴな身体を、「中庸」によって作り上げよ。
口のインプットの参考図書13冊。
 

第6章 アウトプットの方程式

優れたアウトプットとは、「意外性のある組み合わせ」である。

優れたアウトプットとは、「意外性のある組み合わせ」である。
名作『2001年宇宙の旅』は、「未来」×「クラシック」の組み合わせ。
ゴルチエのファッションを際立たせる、超折衷主義。
YMOは「一枚のメモ」から生まれた。
世界一有名なミュージックビデオ「スリラー」は、ゾンビ×ミュージカル。
1年間に200本の映画を見る、シネフィル・タランティーノ。
「歌謡曲の神様」の音楽の聴き方は、イントロからサビまで。
渋谷系は、音楽遊戯の極み。
宮崎駿の凄さとは、遠くからネタを持ってくる力である。
初期の村上春樹のネタ元は、現代アメリカ文学。
『薔薇の名前』は記号論×シャーロック・ホームズ。
組み合わせが目的化してしまった、ポストモダン建築の教訓。
私たちは、クリエイションの研究者兼ビジネスマンである。
人間にしかできないこと、そして「あなたにしかできない」ことを。