{00695136-86D3-42DE-A377-26351C90D544}
私的には、光文社新書久々の熱い1冊
 
アート×テクノロジーの時代 社会を変革するクリエイティブ・ビジネス
 
オールカラーでしかもQRコード付きで
読みながら動画を観る事ができます。
 
なんて楽しい1冊なんでしょうか。
 
UIUXは、PCやスマホだけの話ではない。
ユーザー体験の本質がここには詰まっています。
 
 
経営方針で以外だったのは、チームラボは在宅勤務
ノマドワークを一切許可していない。
「ネット会議など含め、一緒に仕事するメンバーが
離れ離れな状態は、チームで成果を上げるためには不向きだ」
 
さらに「言語化される時点で、データ量が多く自由度の高い
ローデータ(非言語化)の方が優れている。現在のテクノロジーでは
情報量が少ないがために、非効率である。
人は人によってテンションが上がる。でもそれは言葉で
説明は困難であり、再現性が難しい。そういったものがこれからの社会では
差異を生むだろう」
 
すごいことを言うなという印象ですね。。
 
チームラボ、タクラム・デザイン・エンジニアリング
ライゾマティクスの共通点は、個人ではなく企業である点。
 
本来、アート芸術作品などは個人の創造性にあったが
テクノロジーの進化により、チームで取り組めるようになった。
 
ただ1点、AIはクリエイティブな作業には向いていない、とありますが
その考えはもはや古いと言わざるおえないのでは。。
 
2045年のシンギュラリティとは、それ自体も超越したものであるはず。
ビックデータがより蓄積されていけば、人間のパターンは大体同じなので、その単純さを逆手に人間が考えもしなかった作品が出来上がる。
これがディープラーニングですね。
 
とにかく、現場に行って体感してみたいと感じられた
おすすめ本です!
 
目次
まえがき
第1章 チームラボ
第2章 タクラム・デザイン・エンジニアリング
第3章 ライゾマティクス
第4章 寒川裕人とザ・ユージーン・スタジオ
終 章 最先端アートの過去・現在・未来
注 釈
あとがき