留年が決まりそうな頃、「学校休んで、家でずっとゲームしてて楽しいの?」と聞いたら、「楽しくは、ない」と言った長男。
学校行かなくても私の機嫌が変わらないことがわかってから、よくしゃべるようになりました。
基本、この子は人と関わるのが好きなんだと思う。

私にいろいろ話しかけてくる長男に、「あなたは人に飢えてるんじゃない?来春進級できないだけでクラスに席はあるんだから、行ってもいいんだよ」と軽く言ってみたら、「そっか」と時々気が向くと学校に行っています。

少し前には期末テスト期間ということを忘れた(というか知らなかった)らしく、フラッと起きてきて、学校に行ってみたり(もちろん私は何も言わず…笑。学校着いてしまった!と思っただろうけど特に機嫌は悪くなってなかった)。
久しぶりに行ってたまたま話が盛り上がった女子に軽く告白されて悩んでみたり(滅多に学校来ない男子に告白するその子の神経がわからん笑)。
さんざん悩んだ挙句、次の日断りに学校行ってみたり(マジメか!)。
高校野球初戦の応援に参加して、逐一試合状況をラインしてきたり(惜しくも敗退)。

長男を取り巻く空気が和やかで明るくなったのは、あきらかに私(と夫)が学校行かなくてもいいよと言ってからなので、この決断は間違ってなかったと思います。

何より、私自身が長男と関わるのが楽になったのが嬉しい。学校に行けこのバカ!って心の中で罵倒してた頃よりも、ずっと長男が可愛くて面白い。
それだけで、もう充分なのかもしれない。