フランクリンメソッドは心と体、両方を使って人の動きを良くしていきます。
私はフランクリンメソッドを勉強したお陰で、自分の思考の癖に気付き、思考が体に及ぼす影響を体験することでストレスなどを改善しやすくなったように思います。
なぜ私が、フランクリンメソッドのエジュケーターの資格を取ろうと思ったのかは、ピラティスのセッションをもっとより良くしたいと思ったことがきっかけでした。
ピラティスの資格を取得した時も、ボーンリズム(体の中で骨格が三次元で連動する)を学んだのですが、セッションをしていく中でもっとボーンリズムについて勉強しなければと感じる事が増えたからです。
しかし、フランクリンメソッドのプロトレーナーコースを受講していく中で、最も勉強になったのは
ダイナミックイメジェリーです。
ダイナミックイメジェリーは科学に基づくボディーマインドツールで、それと知らずに日常で使っている人もいるのでは?
例えば、スポーツ選手がイメージトレーニングをしたり、試合前に体を叩いたり、転んだ子供にお母さんが『痛いの痛いの飛んでいけ!』と言ったりすることがどういう変化を体にもたらすかなどが、神経や感覚器官や脳の働きなどから科学的に解明していて、フランクリンメソッドはそれを意識的に使って自分自身で動作を改善していけるようにするメソッドです。
創始者のエリック・フランクリンさんは今尚日々世界の医学会の方達と交流をとりながらメソッドを開発発展させていて、それを学べることにとてもワクワクしています
私は精神的なストレスが体の不調に繋がりやすく、若い頃は体力があったからかなんとか乗り越えてきたのですが30代半ばになるとそうもいなくなりました。
ニューヨークで滞在しているときに、ビザの更新や人間関係が大変で体調不良が続いていた時に、友人からヴィパッサナー瞑想を進められマサチューセッツの瞑想センターに行きました。
ヴィパッサナー瞑想は段階的に瞑想を教えてくれるメソッドで、体の感覚を感じるということをその時学びました。
ダンスをやっていましたが体の隅々まで感覚を感じることは難しかったです
ヴィパッサナー瞑想では、体の感覚が心と体を繋いでいると教えていただきましたが、その当時はあまりピンと来ていませんでした。
日本に帰国してからも、ヴィパッサナー瞑想をしていたのですが、その時知り合った方に両親との価値観の違いに悩んでいたのを相談したところNVC(非暴力コミュニケーション)を紹介してもらいました。
NVCのコースも受講し、感情はニーズを満たせているかいないかの反応であると教えていただきました。どのようにお互いのニーズを満たしてコミュニケーションをとっていくかで基本だなと思ったのは自分の感情やニーズに気付くかということです。
自分の本当はこうしたいというニーズに気づかないで生きている人がほとんどなんだなーと思いました。
ましてや日本人は他の国々と比べても、世間体や社会の物差しで生活していると感じました。
長々、思ったことをまとまり無く書いてきましたが、心と体は繋がっていて両方を日々の生活の中で調整していくには、感覚や感情や思考に気付き適切に働きかけることが必要で、フランクリンメソッドはその上でとても有益なツールだと思います
是非、オンラインやお近くのフランクリンメソッドのワークショップを気軽に受講してみてください