河越茶を使ったレギュラーメニュー、始めました。 | つむぐカフェ営業ほぼ日誌

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2012年10月に谷根千エリア千駄木にてオープンしたパングラタンとのみもののカフェで起こる様々な出来事を、悲喜交々綴って行きます。

こんばんは。

本日より、新たにレギュラーメニューとして

「河越抹茶ラテ(HOT/ICE)\580」

「河越茶のほうじ茶ラテ(HOT/ICE)\580」


を始めました。

このメニューを始めたことについて少し説明させてください。

突然ですが、日本三大銘茶をご存知ですか?

諸説ありますが、

京都の宇治茶、

静岡の静岡茶、

埼玉の狭山茶、


とされるのが一般的なようです。

そのうちの狭山茶の産地である埼玉県狭山市で、当店調理担当のウチの妻は生まれ育ちました。

勿論妻も僕も狭山茶が美味しいことは自信を持っているし、知らない人にも伝えたいという思いはお店を始める時点で考えていました。

オープン当初、それを実現するにあたりめぼしいものが見つからず、その目論見はもろくも崩れ去れました。

3年を経て今回、ご縁があって川越にある「株式会社 十吉」さんの「河越茶」を仕入れさせていただくことができ、このメニューを始めることになりました。

ちなみに十吉さんのホームページはこちら。

ではその「河越茶」とは何かというと、

戦国時代の混乱と共に衰退してしまった狭山茶のルーツともいえるお茶です。

衰退してしまった河越茶は江戸時代・天保年間に狭山茶として蘇りました。

十吉さんはその「河越茶」というブランドを、狭山茶の中で「川越の古くて新しい特産物」として
地域で愛されるブランドを目指し、様々な取り組みを行っているのです。

では肝心の味はというと、

以下、十吉さんホームページより抜粋です。

「河越茶」が作られている埼玉県西部地区一帯は国内の大規模な茶産地として北限に位置しています。
他の茶産地に比べ厳しい冬を越すため旨味が凝縮され、まろやかな甘味とコクのある味わい深い抹茶に仕上がります。

「河越抹茶」は関東唯一の碾茶(抹茶)工場である「狭山碾茶工房 明日香」でつくられています。明日香は15年の試作期間を経て、平成18年に最新鋭の設備を度運輸師新設されました。平成21年度には埼玉県より優れた技術・生産性や周辺環境への配慮などの点で他の模範となる「彩の国工場」に指定されました。明日香の特徴は茶葉の栽培から製茶までを一貫して行っていることです。そのため安定して高品質の抹茶を生産することが出来ます。


旧河越領とされる、川越・狭山・所沢でエコファーマー認定された茶園で収穫された茶葉が、同じく狭山市にある関東唯一の碾茶工場で加工されて市場に流通する、まさに埼玉の・川越や狭山を代表するお茶であるといえます。

実際メニュー試作に当たり市販されている一般的な抹茶やほうじ茶に比べ、香りや発色、味の濃さが非常に強く、ドリンクやケーキにする時にいわゆる「お茶感」を強く感じることができます。

今回ドリンク化にあたり、期間限定ドリンクのようにあえて特別な工夫をせずに、それでいて他では飲めないようなオリジナル感を出すために、シンプルに抹茶とほうじ茶をコンフィチュールにしました。

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それを牛乳で割り、生クリームを少々、最後に茶葉をパラリ。以上。

しっかりしたお茶の味と濃厚なミルク感。程よい渋みと香り。

シンプルにすることで単価もリーズナブルに\580。

カフェオレやジンジャーエールなどと同じ価格設定にしました。

ほっこり、まったりしたい時に最高のドリンク。たっぷりの量でおなかも満足すること請け合い。
あ、もちろんアイスも美味しいですよ。

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さらに言えば、コンフィチュールにしたので、自家製アイスやデザートパングラタンにもかけられるんです。こちらもおすすめです。

是非、ご賞味ください。


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