つむぐカフェ営業ほぼ日誌

つむぐカフェ営業ほぼ日誌

2012年10月に谷根千エリア千駄木にてオープンしたパングラタンとのみもののカフェで起こる様々な出来事を、悲喜交々綴って行きます。


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2日続けての投稿なんて、いつぶりでしょうか。

 

2018年、つむぐカフェは攻めていきます。

 

昨日のブログで紹介した「よるつむぐ」に続き、新たな試みです。

 

平日のカフェタイムを利用したワークショップ的なものをやりたいと常々思っていたのですが、いよいよ形になりました。

 

来る2018年3月30日(金)15:00より開催するそれは、

 

親子で楽しむお菓子作り体験会

です。

 

皆さんは家でお菓子作りをされますか?

 

親子で作ったことはありますか?

 

お子様が料理教室に通ったことは?

 

子育て中の我々の経験からいっても、実は中々ハードルの高い、親子での料理。

 

作り始めるまでの準備や、実際にお子様が出来る調理作業の理想と現実。

 

作った後の後片付けなんかも、お子様と一緒にやるのは少し手間がかかります。

 

それでもお子様にそういった体験をさせたい、となった時に出てくるのが料理教室。

 

ですが、対象年齢が4歳以上がほとんどで、割と本格的なものだったりします。

 

そこで我々は考えました。

 

当店の設備で親子で楽しめて、普通の料理教室の対象年齢に行かないお子様向けに何か出来ないかと。

 

当店ならではの、料理に携われる何かを。

 

というわけで、

 

推奨年齢は3・4歳(2歳後半くらいなら大丈夫だと思います)。

 

あらかじめこちらで作ったクッキー生地を、親子で好きな形に型抜きしたり、手でねじってこねて形作り。

 

焼きあがるまで約15分。

 

この間には僭越ながら私が絵本の読み聞かせをしたいと思います。

 

しかもこの絵本の選書は

谷中 ひるねこBOOKSさんにお願いすることになりました!素敵な絵本や北欧雑貨などを販売しているかわいい本屋さんです。

 

 

先日お願いにうかがったところ、快諾していただきました!絵本は毎月違うものを読む予定です。

 

そして出来上がるクッキー。

 

自分で形作ったクッキーを焼きあがりホカホカの状態で召し上がっていただきます。

 

親御さんには嬉しいワンドリンクサービス。

 

出来上がったクッキーをを親子で楽しみながらのんびりカフェタイムが過ごせます。

 

自己責任となりますが出来上がったものはテイクアウトOK。

 

簡単なラッピングも用意してますのでご家族へのプレゼントにもおすすめです。

 

 

と、こんなお菓子作り体験会を開催したいと思います。作業自体がすごく難しいものではないので、気軽に楽しめると思います。

 

小さいときの経験は鮮明ではなくても心のどこかにきっと焼きつきます。

 

いつもとは少し違った形でのお子様とのふれあいは、きっと素敵な思い出になると思います。

 

実は、当店の常連様の中で今回の対象年齢になりそうな方々にお試しで体験していただきました。写真掲載許可いただいております。

 

皆様終始楽しそうにクッキーを作っていました。

 

持ち帰ったものはパパへのプレゼントにしたそうです。

 

イベントは毎月開催予定です。

 

なるべく月2回(同じ内容のものを2回です)行い、都合の付く日程を選んでご参加いただければと思います。

 

参加人数は毎回先着順に6組様限定。お電話にてご予約を承ります。

 

参加費は、親子1組\1,800(材料費・レシピ代込・ワンドリンク付)

 

詳細は店頭チラシやスタッフにお気軽にお問い合わせください。

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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年末ぶりのブログ更新です。

 

2018年は少しづつ新しいことを始めようということで。

 

その1つとして、段階的にですがついに始めます。

 

「よるつむぐ」。

 

 

そう、夜つむぐです。

どういうことかというと、

 

火曜日木曜日

 

まずは週2日限定ですが、ラストオーダーを1時間遅くして、

 

19:00ラストオーダー、20:00閉店の日を設けます。

 

これにより、今まで難しかった、

 

・お子様のお迎えの後に

 

・パパが残業でお子様と2人だけの夕食に

 

・お子様の習い事友達との夕食会に

 

・お仕事でお疲れで、夕食を作りたくない日に

 

・平日、早く帰れそうな日に

 

こんな方々への対応が可能となりました。

 

ただし、とても大切な注意点がひとつ。

 

原則としてご予約が必要となります。当日の15:00までに必ずお電話にてご予約ください。

 

ご不便かとは思いますが、まだ始めたばかりのサービスなので省エネ営業の為、また、我々や息子の生活リズム調整のために、このルールを設定させていただきました。

 

ですので、

 

火曜日木曜日の当日15:00までにご予約のお電話がなかった場合は、通常通り18:00ラストオーダー、19:00閉店とさせていただきます。

 

逆に1組でもご予約が入ればその日の「よるつむぐ」は営業します。この場合、お電話無しでご来店いただいても席が空いていればご案内可能です。

 

予約の有無は当店ツイッターアカウントにてご報告させていただきます

 

ので、予約が入っていることを確認したうえでふらっとご来店いただくことは大歓迎です。外観で営業の目印はライト看板。光っていれば、やっています。

 

よるつむぐ営業日にはカウンター席にウチの息子が在中しますの。宿題を教えたり、何か悪さをして叱ったりと多少賑やかになる可能性がありますので、それをご理解のうえご来店いただければ幸いです。

 

その他ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

最後に「よるつむぐ」という名称、何故ひらがなにしているかということを書かせていただきます。

 

「よるつむぐ」。
この言葉にはたくさんの意味をこめています。

・夜のつむぐカフェ「夜つむぐ」。

・つむぐカフェに立ち寄る、「寄る」つむぐ。

・楽しい夕食の時間を「撚る・つむぐ」。

・お客様の心の拠りどころになりたい、「拠る」つむぐ。


皆様の楽しい夕食の時間にお力添えできれば幸いです。

ご来店を心よりお待ちしております。


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こんばんは。

 

ブログは実に9ヶ月ぶりの更新となります。

 

久々の更新ということで、この1年間について振り返ってみたいと思います。

 

4月に息子は小学校に入学し、我々の生活も大きく変わりました。

 

それぞれが慣れないながらも順応し、何とか生活してきましたが

 

例年以上にあっという間の1年だったような気がします。

 

 

お店は5周年を迎えました。たくさんの人に応援していただき、気が付けば5年。

 

新しいお客様も増え、お子様の日々の成長を楽しく見届けさせていただいています。

 

常連様にも変わらずご利用いただき、ただただ感謝しかありません。

 

これからもたくさんの方とのご縁をつむいでいきたい次第です。

 

来年もどうかご愛顧いただければ幸いです。

 

 

 

2017年、今年は私たちにとって試練の年となりました。

 

4月に我々は大切な人を事故で失いました。

 

その悲しみはあまりにも大きく、そして厳しい現実として重くのしかかってきました。

 

お店も祝日営業が物理的に困難になり、定休日になりました。

 

8ヶ月経った今、その悲しみを乗り越えることができているかどうかというと正直分かりません。

 

普段からあまり考えないようにしていても、ふとしたときに思い出し、やりきれない思いに胸が痛くなります。

 

精神的にも経済的にも厳しくなった我々は、それでも家族3人で今を楽しく生きようと努力しているつもりです。

 

 

一番辛いはずの妻は、最初こそ憔悴していましたが、今ではそれを顔に出さず、我々家族の生活の中心として振舞ってくれます。

 

息子はおきてしまったこの事実を彼なりに受け入れ、日々の学校生活を頑張ってくれています。

 

私はというと今年は体調を崩すことが多く、本来であれば2人を強く支えていなければならない立場にあるのに、どちらかというと支えられてしまっていた気がして本当に情けないばかりです。

 

来年はどんな年になるでしょう。

 

みんなが幸せに、穏やかな暮らしが出来るように祈るばかりです。

 

どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

 

良いお年を!

 

つむぐカフェ ヒデ

 

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今年も最後に家族へ。

 

 

息子へ。1年生になった君はたくさんの新しい体験をし、学んでいるね。

 

その出来不出来は別として、成長し続ける君といる生活はとても刺激になっています。

 

春の運動会で徒競走で1位になった。

 

図工で色々な作品を作ってきては僕たちにプレゼントしてくれた。

 

たくさん文字を学んできたけど、上手にかけない君を見て、秋からマンツーマンで漢字の練習を毎日した。

 

うまく書けず、僕が文字を消すと、ワンワン泣きながらそれでも諦めず何度もやり直した。

 

その負けず嫌いな性格は僕にも似たけど根性があるのはきっとお母さんの性格だね。

 

この3ヶ月でびっくりするほど上達して、文字の直しもだいぶ少なくなった。

 

その達成感を家族で分かち合うことができて、本当に嬉しく思います。

 

この時間を大切に、これからも一緒に成長していこう。

 

妻へ。

 

今年は本当に大変な1年でした。

 

その悲しみは計り知れない。

 

大きな悲しみを背負った君を、僕はちゃんと支えることが出来たのだろうか。

 

毎日気丈に振舞うあなたを見て、自分が落ち込んでどうする、と何度思ったことか。

 

あなたは本当に強い人。その強さに何度も何度も助けられ、支えられ続けている。

 

だからこそ心配で、支えたくて、でも負担をかけることが多くて。

 

僕が出来ることはなんだろうか。正解なんてないんだろうけど、今自分が出来ることを精一杯していきたいと思います。

 

いつも笑いが絶えない家族でいたい。貧しいのは申し訳ないけど、穏やかな暮らしができるよう、2人に笑顔を。心に充実を。

 

いつもありがとう。これからもよろしく。愛しています。

 

 

 

 

 

 


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本日、息子が保育園での生活を無事終えました。

認可外保育園で1ヶ月。

認証保育園で半年。

そしてこの保育園で4年。


長かったようで、終わってみればあっという間。

けれど彼や彼の友達の成長の中で、僕らが学び、それをお店のサービスに反映することができました。

それを踏まえて、息子には本当に感謝しなければなりません。



そんなまもなく小学校に通う息子を見て色んな事を思い出して、何だか色んな事を伝えたくなりました。備忘録としてもここに残しておきたいと思います。


保育園を卒園する息子へ



お店をオープンする1ヶ月前に初めの保育園へ。

まだ1歳と10ヶ月。

預け始めの当初は泣き叫ぶキミに後ろめたい気持ちを引きずりつつお店へ向かいました。

言葉で伝えられない頃とイヤイヤ期は、さすがに登園まで時間がかかり、妻の気苦労は絶えなかったといいます。

いつしかお見送りの時に泣く事はおろか、こちらを見ずに先生や友達のところへ一直線。

それから今日まで「保育園に行きたくない」と駄々をこねる事は殆どありませんでした。

そのおかげで僕達は安心してお店にいる事ができました。

保育園で起こる様々な出来事に生傷が絶えなかったキミ。

先生に謝られ、友達の親御さんに謝られ、そして僕らも相手に謝って、お互い様ですとみんなで苦笑いした。

すぐ泣くキミに明日は保育園に行かないと言われるんじゃないかとハラハラしたけど翌日ケロッとして元気に通園するキミ。



ある時、キミの具合が悪くてもお店に行かなくてはならず、止むを得ずおばあちゃんに面倒をみてもらった時、病床で弱気になったキミは「だいすきなおかーやんとおとーやんにあいたい」とわんわん泣いておばあちゃんを困らせたらしい。

普段僕らが働いている事をどれだけ我慢しているかを痛感しました。


身体の成長と共に、言葉や気持ちの成長をしていく彼。色んなものへの好奇心は増すばかり。

電車や車が大好きな時があった。

アンパンマンが好きな時があった。

おすもうさんになりたいと言っていたことがあった。

お侍さんになりたいと言っていた事があった。

動物を可愛いと言い、

花をきれいだと言う。

公園や道端に落ちてる花を拾っては妻にプレゼントした。

人の優しさや感謝に触れた時、「こころがぽかぽかする」と素直に喜ぶ。

その素直な気持ちが、僕達は本当に嬉しかった。


身体を動かす事が大好きなキミは、この4年半で随分と筋肉質になった。

これからキミはどう育っていくんだろう。

将来は何になるんだろう。


色々なりたいものがあったキミはいつからか「おまわりさん」一択になった。

どうして?と聞くと、

「でんしゃは〇〇くんがすごいくわしい。きょうりゅうは〇〇くんがすごいくわしい。えをかいたりじをかいたりするのは〇〇ちゃんとか〇〇ちゃんがすごくじょうず。だからぼくはくわしくなくていいしうまくなくてもいい」

なりたいものを諦めてしまったのかと寂しく感じていると、

「おまわりさんになればまちのへいわをまもれる。そうすれば〇〇くんも〇〇ちゃんもみんなまもれるから」

そう言ったキミに思わず感心してしまった。

僕らはいつもキミに言っている。

「運動ができなくてもいい。勉強ができなくてもいい。でも人に優しくできなくはならないで。強い人じゃなくて、優しい人になって。」

それが伝わった気がした。

それを本当に嬉しく思った。


先日はじめてのおつかいに、詰め替え用のボディーソープを、買いに薬局へ。

「〇〇のボディーソープ、つめかえようをください」と書いたメモを渡し、これを読んで店員さんに探してもらって、と伝えた。

十数分後、元気よく帰ってきたキミの手にはビニール袋。

入っていたのは同じメーカーの違う香りのもの。

「てんいんさんにきいたら、うりきれているけどほかのにおいのはあるってなんこかおしえてもらったから、いちばんすてきだとおもったバラのにおいのにした」

売り切れでも自分の判断で融通をきかせて買ってきてくれた事に素直に驚いた。

そこには「素敵」なもの選ぶ、僕達への「優しさ」があった。

博物館に言った時、入る前に屋台で焼き芋を買って途中で食べて、博物館から出たキミは僕らに「ちょっとまってて」と1人で屋台の方へ。戻ってきたので、どうしたの?と聞いたら、「おいしかったよ、っていいたかったからいってきた」と。

そこには、美味しいものを食べた時の「素直な気持ちの表現」と焼き芋屋のおじさんへの「感謝」があった。


これはこれから小学生になるキミへのメッセージ。

今のその気持ちをずっと忘れずにいて。

物事に素直な感想を持ち、それを素直に表現できるその気持ちを。

人を思いやれる、その優しさを。

近いうちにきっと、そういうことをちょっと恥ずかしいと感じたり、素直に言葉に出せない時が来るかもしれない。

でも僕達は伝え続ける。その大切さを。

これからの人生でどんなことよりも大事なことだと僕らは思うから。

その純粋な気持ちが時にはキミを傷つけることがあるかもしれない。

それでもその素直さと優しさは、きっと人生を豊かにしてくれる、僕らはそう感じている。



僕らも日々キミを見て、その気持ちを思い出す。そしてその気持ちでみんなに接するんだ。

だから僕らがこのお店でみんなに優しくできるのは、キミのおかげなんだ。


キミがいるから。その気持ちを伝え合う家族がいるから、つむぐカフェはあるんだよ。

だから、ありがとう。

生まれてきてくれて、ありがとう。

大きくなってくれて、ありがとう。

健やかに育ってくれて、ありがとう。


これからも、家族で頑張っていこうね。


父より。

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ブログではご無沙汰しております。

昨日の10月8日に、

開店4周年を迎えることができました!

まずは、お客様に感謝の言葉を。

本当にありがとうございます。

皆様にご愛顧いただき、何とか5年目を迎える運びとなりました。


この1年。何から振り返りましょう。

この1年を総括するとならば、「耐える」1年だったと思います。

お店のキャパシティや、現状で現実的に営業できる時間が限られてしまう中で、

気候にも左右された1年。

一般的によく言われる「2月・8月は売り上げが悪い」という通例。

去年まではありがたいことに、そこまで大きくお客様の来店数が減ることもなく、

この通例をやや軽んじていたように思えます。

繁忙期4月5月の実入りを大きく削る2月8月の売り上げ。

なるべく考えないようにしていた家の経済状況を現実的に受け止めなければならない事実。

正直なところこの半年は、そこそこ胃が痛い日々を過ごしておりました。

9月に入り、前年と同じようなお客様の入り方になり、多少胃の痛みは和らぎましたが、

現状を維持するためには、やはり何か新しいことを始めなければならないのだと

改めて実感しました。



それでもこの1年、前年と全く同じことをやっていたわけではありません。

心苦しくもメニュー価格を改定させていただきながらも、カフェインレスのコーヒー・紅茶がセットにしやすい価格に再設定しました。


お客様として来ていただいた、ayanogotooさんの発案で、およそ隔月で

絵本の読み聞かせ会を開催するようになりました。


当初は、当店をご利用いただく親子をメインターゲットに想定していたのですが、

それ以上に大人の方からの評判が良く、

「絵本を読み聞かせてもらう、穏やかで豊かな時間」こそ、

今の大人に必要なのではないかと思うようになってきました。


狭山茶の新たなブランド、川越の新名物「河越抹茶」を扱う㈱十吉さんとご縁があり、

レギュラーメニューとして、「河越抹茶ラテ」と「河越茶のほうじ茶ラテ」を始めることができました。


もう当店になくてはならないレギュラーメニューへ成長しました。

更にまずは冬季だけ、と試験的に出したケーキ「河越抹茶のとろ生ショコラ」が大好評。

夏もオーダーが減ることがなく、リピーターが続出していることを受けてこの10月からレギュラーメニューとして扱うことを決定しました。


予約システムを見直して、すべての席が予約で埋まり、予約なしのお客様が全く入れない状況を作らないように、ある程度の予約制限をかけるようにしました。


また個人的には、カフェとしてはタブーのような気がする、「混雑時の時間制限」を設けるようにしました。

これにより、ご来店のお客様への対応が少し改善されるようになったと思います。



常にお客様の立場に立って物事を考える、これを最優先するスタンスはオープン当初から変わりません。

それはあくまでも個人的なお客様だけを最優先することではなく、当店をご利用いただけるすべてのお客様への総合的なサービスというスタンスですので、

それゆえに一部のお客様に対してこちらからのご指摘をしなければならないことがあります。

その時はとても心苦しいですし、時には相手の方も明らかに不快な思いをしていらっしゃるのが手に取るようにわかることがあり、その都度落ち込んでしまいます。

ただ、それこそがお店をやることの難しさの一つだと。

人と人とのコミュニケーションの中に生まれる、すれ違いや思い違い、そういったことを円滑に調整するのがお店の責任者の仕事なのだと。

店に来てもらうだけ。作ったものを食べてもらうだけ。お金をいただき、退店するお客様を見送るだけ。

それはプロじゃなくてもできることだし、下手をすると、そこに人間は必要ないのかもしれません。

なぜ自分たちがこのお店を始めたのか。

自分たちがどうしたくて、お客様にどうなってもらいたいか。

この気持ちを忘れることはなくても、ごくたまにその感覚が薄れたり、その意味が分からなくなってしまう時が今でもあります。

そして今の対応はよくなかったな、とかこうすればよかったとか反省する日々。

それでも。

お客様の「美味しかったよ」という言葉や、「素敵なお店ですね」という言葉をいただいた時に

また原点に返り、感謝をし、そして気持ちを改める。

つらいと思うことよりも嬉しいことが多い仕事って、すべての仕事に言えることではないですよね。

つらくて、しんどくて、それでもやり抜いた結果に対して出てくる成果に喜んでいたサラリーマン時代。

その時代に比べたらどれだけ自分たちは幸せなのだろうかと。

提供したものに対してのレスポンスがこんなに早くいただけて、それが好意的なもののほうが多い。こんな幸せなことはない。

だからこそ、もっともっと人と向き合って、つながって、自分たちの人生を豊かにしたい。

そう思えるんです。

僕らにはもうこの場所しかないんです。こんな居心地がいい場所を作ることは、立地や経済状況をみても、もう難しいんです。

だからこのお店を、すべての人が穏やかに豊かな時間を過ごせる場所の完成形に近づける努力をこれからもしていこうと思います。

それには僕たちの努力はもちろん、皆様の力が必要なんです。

僕はとても弱い人間です。1人では何もできません。これまでもたくさんの人に支えられて生きてきました。

このお店もここに至るまでたくさんの方のご助言や、日々の営業の中で改善するアイデアをたくさんいただきました。

僕は0から何かを生み出すことはできません。でも既存のアイデアから何かをアレンジしたりデコレートすることはできます。

他力本願でななくて、皆様からのお叱りやご助言、それを元に「つむぐカフェ」をもっともっと作り上げていきたいんです。


5年目、4月には息子が小学生になり、僕らのライフスタイルが大きく変わっていく、変化の年になりそうです。

自分たちが置かれた環境の中でいかにベストパフォーマンスを発揮できるか。

これが5年目の課題です。

もちろん新しいことも始めようと思ってます。

つむぐカフェで我々がやる事は、

提供するメニューとサービスに想いをこめること。

当店に何度も足を運んでくださるお客様にはその想いが通じていると信じ、

5年目も頑張りたいと思います。

今後とも当店をご愛顧いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


つむぐカフェ 店主 ヒデ



そして。

毎年恒例になってしまっていますが、備忘録として。これからもこの思いをずっと持てるように。

家族への感謝をつづらせていただきます。

妻へ。

あなたのおかげで4周年を迎えることができました。あなたはいつでも気丈に振る舞って、

僕が具合が悪い日も、文句を言わず1人でお店を開いてくれたり、大量に入るオーダーを淡々とこなして

さらにフロアにも出る。15年あなたと暮らしていてそのバイタリティには頭が上がりません。

僕がこのお店をやって、一番誇らしいこと。

それは、お客様が料理に対して驚き、そして美味しかったと言ってもらった時。

僕はその時心の中で「うちの嫁の料理は美味しいでしょう!すごいでしょう!それ作ったの、僕の嫁さんなんですよ!」

ってずっと思ってるんだ。

あなたはいつも「あなたがいるからこのお店はできるんだ」「私一人ではこのお店の空間づくりはできないんだ」と言ってくれる。

それもそう思わせてもらうよ。

でもね、やっぱりあなたが作り出すメニューが、お客様を喜ばすんだ。幸せにしてくれるんだ。

僕はそれをさらに美味しく食べてもらうためにこのお店の空間づくりをするんだ。

本当にあなたは僕の自慢の妻であり、そして仕事のパートナーです。

ありがとう。

ありがとう。これからもどうかよろしくお願いします。



息子へ。

来年には君がランドセルをしょっているって事実、実感がわかないよ。

年々生意気になっていく君。

本気で口げんかができるようになったし、

キミが怒ってぶったり蹴ったりする力が比較的シャレにならなくなってきたよw

それでも。

日々できることが増えていく君を見て成長の嬉しさを感じずにはいられない。

気恥ずかしくって素直にほめることが少ない親父をキミはどう思っているんだろう。

オープン当初。

2歳になる前だった君は身体が出来上がっていないから、よく体調を崩した。

その時もそばにいるのは母親じゃなくちゃだめで、お店を休まなければいけない日が多くて

お客さんに怒られたこともあったね。

4年後。

君はほとんど風邪をひかなくなって、毎日保育園に楽しく通ってくれている。

「○○君の家は土曜日が休みなんだって、いいなぁ」

なんていいながらも、それでも駄々をこねずに保育園に行ってくれるし、

祝日はおじいちゃんおばあちゃんと過ごしてくれる。

お店に来たときは自発的に、でもちょっと照れながら「いらっしゃいませ、こんにちは」とみんなに挨拶をしてくれる。

いつだかおばあちゃんが言ってたよ。

キミが「本当はおかーやんたちと一緒にいたいけどお仕事だから、仕方ないんだよね。だからおばあちゃんちに行くんだよ。」って言ってるって。わかっててちゃんと我慢してるんだよって。

そんなたくましい成長をしてくれているのに、仕事でへとへとな時についイラついてしまう僕を、君は許してくれるだろうか。僕の父親であることの成長が、君の成長に追いつけてないみたいだ。情けないね。

キミがいたからこのお店づくりができた。キミがいたから2人とも頑張れる。

裕福な暮らしはできない。先に断言しておくね。ごめんね。

でも、キミが大きくなった時に胸を張って両親の仕事を誇れるように毎日を紡ぐよ。

この場所は、そういう場所なんだ。ここで色々なものを紡いでいくんだ。

ちょっと甘えたキミが○○と僕だったらどっちが好き?と聞いた時に、

なんとなくはぐらかしちゃうのは男親の悲しいサガだと思ってくれるだろうか。


本当はキミが好きだ。おかーやんが好きだ。

3人で過ごす時間は少しづつ減っていくのかもしれない。

それなのに蔑ろにしてしまうこともあるかもしれない。

でもこの事実は変わらない。

キミたち2人は、僕のかけがえのない宝物です。

こんな情けない父親を、こんなしょうもない僕を

これからも愛してくれたら嬉しいです。

これからも願わくば、
穏やかで、
ゆるやかで、
あたたかな日々を。

ありがとう。
愛してます。


ヒデ

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