偶像崇拝から得られる栄養は「自己満足」のみで、得られる現実は「逃避」だけ。



高次元の存在。いわゆる宇宙、神さま、女神、天使、
守護霊さま、アセンデットマスター、、、etc

スピリチュアル界ではおなじみの言葉です。


実体験からの自戒を込めて、なのですが、

これらの存在を、

「『自分の外側』にいる超常的な何か」だとオカルトちっくに盲信してしまうと、スピ難民化してしまうのかもしれません。


高次の存在がいない、と言っているわけではありませんよ。

ただ、それらの存在は外側の世界ではなく、あなたの「内側」を通して顕在化するものです。

心の中に住んでいる、といえばわかりやすいですね。


内側とは、潜在意識や真我。

ハイヤーセルフ、内神さま、自分自神、などと表現される自己の本質につながる部分です。


内側と調和、、、

いわばコミットすることで、

目に見えない世界との繋がりが太くなり、高波動のエネルギーと共鳴しやすい状態へと自我を整えていくことができます。

「高次元の存在」の感じ方とは、このように、あくまで「自分」を通して行われるべきものではないかと思います。

(『べき』という言葉が正しいとは思っていないのですが、今はあえてこのように表現しています


ですが、、、

「高次元の存在」を「よく分からんがなんかスゴイもの」くらいの認識レベルの状態で、

かつ、それらが「外側の世界」にいると信じ込んでしまっていると、他力本願な姿勢がついてしまいます。


『願いを届けさえすれば』
『願いを委ねさえすれば』

自分以外の誰かが、
何かが、、、

何もしなくても、ご都合主義な超展開できっと助けてくれるはず。

そう誤解してしまうのです。


高次の存在は助けてくれます。

それこそ魔法のような方法で。


でもそれは、白馬の王子さまが現れるように『ある日』『突然に』訪れる救済ではなく、

潜在意識、真我というパイプを通じて

日々の思考や行動の結果、
またはあなた自身の可能性として、

現実世界に臨界します。



スピリチュアル界のカリスマ的な人たちの中には、高次元の存在を記号的に、ダイレクトに語られている方も多くいます。

それがウソだとも間違いだとも言いません。

そういった方たちは、表向きはふわスピっぽい発信(要はウケがよくてわかりやすい)をしながらも、

本質の部分においては「高次の領域=自分の内側」であることをちゃんと理解しています。

だから成功しているし、願いだって叶ってるんです。


その人たちの表面上の見えるところだけマネをして

祈りを捧げたり、
祭壇を作ったり、
キラキラするものに囲まれてみたり、
いい気分で過ごしたみたり、

そんなこと「だけ」しても、
残念ながら願いは叶わないんです。
(強烈な自戒を込めてますよチーンお恥ずかしい…笑)


マネでは波動が合わないので、内側(潜在意識)を通して高次元からの恩恵を受け取ることはできません。

その状態のまま願いを叶えるには意思の力(顕在意識)に頼るしかないのですが、

意思の力だけで何かを成し遂げられるのは、よほどのメンタルゴリラさんだけだと言われていますw

あまりオススメできるやり方ではないようですね。


省エネかつ正確に高次元と繋がりたいなら、


自分の内側を整えること


後にも先にも、これに尽きます。



美しく輝く高次の存在が、これまた美しい御業をもって救済してくれる、、、

癒してくれる。加護を与えてくれるというイメージは確かに魅力的ですよね。

過去のわたしも、実際に心が洗われたり、なんだか救われている気がして前向きになれたことはありました。

長い人生の中で、
そんなふうに癒される時間はもちろんあっていいと思います。


でも、偶像に心酔し、満足して歩みを止めるのは
ただの現実逃避であると気づきましょう。


漫画的なイメージは手放して。

ファンタジーを脱却し、地に足をつけた世界でこそ、真のスピリチュアルな理解に至るのです。





𝘛𝘏𝘐𝘕𝘒 𝘗𝘖𝘚𝘐𝘛𝘐𝘝𝘌.

𝘬𝘦𝘦𝘱 𝘧𝘢𝘪𝘵𝘩 𝘪𝘯 𝘺𝘰𝘶𝘳𝘴𝘦𝘭𝘧.


おりたつむぎクローバー

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