▽偶像崇拝から得られる栄養は「自己満足」のみで、得られる現実は「逃避」だけ。
高次元の存在。いわゆる宇宙、神さま、女神、天使、
守護霊さま、アセンデットマスター、、、etc
スピリチュアル界ではおなじみの言葉です。
実体験からの自戒を込めて、なのですが、
これらの存在を、
「『自分の外側』にいる超常的な何か」だとオカルトちっくに盲信してしまうと、スピ難民化してしまうのかもしれません。
高次の存在がいない、と言っているわけではありませんよ。
ただ、それらの存在は外側の世界ではなく、あなたの「内側」を通して顕在化するものです。
心の中に住んでいる、といえばわかりやすいですね。
内側とは、潜在意識や真我。
ハイヤーセルフ、内神さま、自分自神、などと表現される自己の本質につながる部分です。
内側と調和、、、
いわばコミットすることで、
目に見えない世界との繋がりが太くなり、高波動のエネルギーと共鳴しやすい状態へと自我を整えていくことができます。
「高次元の存在」の感じ方とは、このように、あくまで「自分」を通して行われるべきものではないかと思います。
(『べき』という言葉が正しいとは思っていないのですが、今はあえてこのように表現しています)
ですが、、、
「高次元の存在」を「よく分からんがなんかスゴイもの」くらいの認識レベルの状態で、
かつ、それらが「外側の世界」にいると信じ込んでしまっていると、他力本願な姿勢がついてしまいます。
『願いを届けさえすれば』
『願いを委ねさえすれば』
自分以外の誰かが、
何かが、、、
何もしなくても、ご都合主義な超展開できっと助けてくれるはず。
そう誤解してしまうのです。
高次の存在は助けてくれます。
それこそ魔法のような方法で。
でもそれは、白馬の王子さまが現れるように『ある日』『突然に』訪れる救済ではなく、
潜在意識、真我というパイプを通じて
日々の思考や行動の結果、
またはあなた自身の可能性として、
現実世界に臨界します。
スピリチュアル界のカリスマ的な人たちの中には、高次元の存在を記号的に、ダイレクトに語られている方も多くいます。
それがウソだとも間違いだとも言いません。
そういった方たちは、表向きはふわスピっぽい発信(要はウケがよくてわかりやすい)をしながらも、
本質の部分においては「高次の領域=自分の内側」であることをちゃんと理解しています。
だから成功しているし、願いだって叶ってるんです。
その人たちの表面上の見えるところだけマネをして
祈りを捧げたり、
祭壇を作ったり、
キラキラするものに囲まれてみたり、
いい気分で過ごしたみたり、
そんなこと「だけ」しても、
残念ながら願いは叶わないんです。
(強烈な自戒を込めてますよお恥ずかしい…笑)
マネでは波動が合わないので、内側(潜在意識)を通して高次元からの恩恵を受け取ることはできません。
その状態のまま願いを叶えるには意思の力(顕在意識)に頼るしかないのですが、
意思の力だけで何かを成し遂げられるのは、よほどのメンタルゴリラさんだけだと言われていますw
あまりオススメできるやり方ではないようですね。
省エネかつ正確に高次元と繋がりたいなら、
自分の内側を整えること
後にも先にも、これに尽きます。
美しく輝く高次の存在が、これまた美しい御業をもって救済してくれる、、、
癒してくれる。加護を与えてくれるというイメージは確かに魅力的ですよね。
過去のわたしも、実際に心が洗われたり、なんだか救われている気がして前向きになれたことはありました。
長い人生の中で、
そんなふうに癒される時間はもちろんあっていいと思います。
でも、偶像に心酔し、満足して歩みを止めるのは
ただの現実逃避であると気づきましょう。
漫画的なイメージは手放して。
ファンタジーを脱却し、地に足をつけた世界でこそ、真のスピリチュアルな理解に至るのです。
おりたつむぎ
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