先々週の土曜に次男が鼻風邪を引き、それが家族全員に伝染り、先週はほぼ登園できず終わりました無気力

幸い誰も熱は出ず、鼻水だけ。出かけたいと騒ぐ子どもたちを公園やスーパー(平日の昼間だからガラガラ)に連れて行ったりしました。休みの意味とは……。

でも、長男も次男も集団生活である園ではかなり気疲れして帰ってくるので、親とまったり過ごせてよかったのかもしれません。特に次男は入園して1ヶ月、疲れが出てきた頃だからね。


そんなバタバタな日々ですが、先日旦那と二人で特別支援学校の見学会に行ってきました学校

スリッパを持参するようにと言われていたので、黒の折りたたみ携帯スリッパを持っていったけど、支援学校の中を歩き回ったのでもっと底が厚くて歩きやすいスリッパの方が良かったかな?と後悔…。家で履いているようなスリッパで来てる方も多かったです!服装もラフな方が多かったかな。


私は去年見学させてもらっていましたが、旦那は学校に入るのは初めて。ここの支援学校は建物が古めで、校舎も2階建てです。旦那は、

「自分が通っていた小学校を思い出すような懐かしさがある、そんな雰囲気」

と言ってました(ちなみに旦那は53歳)。

もちろん耐震基準は満たしていますし、数年前に中は改装されたらしく、以前よりは明るく綺麗になったそうです。

↓去年の見学の時の記事です。



まず、大きめの教室に集まってスライドを見ながら話を聞きました。

小学部の年間行事、1日の流れ、学習内容など写真や動画を交えながら紹介してもらい、具体的なビジョンが見えてきました。中学部の説明会も兼ねており、中学部の制服や部活動、作業学習のこともついでに聞けたのでとても参考になりました。


運動会は5月、学校祭は11月とのこと。校外学習は年に数回、宿泊行事も5年生と6年生の時に一回ずつあります。長男が外で一泊したら、晩ご飯は家族で焼き肉食べ放題焼肉に行きたい!もちろん旦那には飲み放題をつけてあげたい…まぁ、最初の宿泊行事は5年生だから、6年後の話なんだけど(笑)


朝は8時50分までには登校し、低学年のうちは14時に帰ってくること。放課後デイなどのサービスを使う子どももいること。登校したら着替えをして、体操服で授業を受け、下校の際にまた着替える様子を写真で見せてもらいました。


自立活動では身の回りのことができるようになるよう目指したり、生活単元学習という授業ではテーマを決めて取り組んでいること。

ちょうど今は『家庭での仕事』をテーマに、掃除や片付けなど家事のやり方について学んでいるらしいです。学んだことが実際に家庭でも活かせられる、そんな実践的で有意義、そして具体的な授業内容だなと思いました指差し


話が終わったあと、校内を見せていただきました。

ちょうど小学部は休み時間だったのでほとんど授業は見られなかったけど、子どもたちの飾らない表情を垣間見ることができました。

1年生のみんなは、教室でおもちゃで遊んでいたり、マットの上で先生に抱っこしてもらってリラックスしていたり、自分でオムツを持って先生とトイレに向かう子がいたりと、のびのびと過ごしているようでした。先生方の見守りもとても手厚く、きめ細やかに感じました。


授業が始まっても床にゴロゴロ転がっている子や、廊下をウロウロしている子もおり、この景色の中に長男がとてもよく馴染むであろうことは想像に難くありませんでした。

重複障害児や肢体不自由児を除けば、長男ほど障害が重い子に出会ったことがなかった私たち夫婦。でも、支援学校には長男みたいな子が何人もいました。


未就学のうちは長男の居場所はどこにもないという孤独感を抱えながらずっと過ごしていたけど(田舎ゆえ同じような子どもを抱えた親御さんとなかなか巡り会えなかったというのもある)、この地域にも長男のような子がいて、我が家のような家庭はあるんだ。ここがきっと新たな居場所となるんだろう──そう思えたら、ふっと気持ちが軽くなりました。


旦那も同じ思いであったようです。

「もう、長男をお願いするのはここしかないな」

と言ってました。


次に学校に行くのは教育相談の日。この相談を受けないと、支援学校に入学できません。

子ども・保護者・園の職員の3者が揃って支援学校まで行き、面談をするとのことなので、園の先生と予定を擦り合わせて日にちを決めていこうと思います。長男に障害がなければ本来はないはずの余分な仕事でもありますし、園の先生がたはお忙しいのにとても協力的で、本当にありがたいです。


地域の小学校の支援学級と支援学校を見比べて、迷いは1ミリもなくなり確信が湧いたので、見学に行ってよかったなと思いました。

引き続き、就学に向けていろいろ進めていきます!