入院3日目・手術翌日 | 冷奴のブログ

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子宮頸がん(腺癌)1b2期と診断され、広汎子宮全摘出術を受けました。
日記・備忘録がわりに書いていきたいと思います。
某K-POPグループ・アニメ・ゲームもやんわり好きなオタクおばさん

前日夜に手術が終わって、翌朝。

手術直後ということもあり、看護師さんが2時間おきに血圧と体温を測りきたし、フットポンプうるさいし、腰・足が痛だるくてすごく寝苦しい夜だった。

熱もある。


硬膜外麻酔も『痛かったら好きなだけ押していい。

どうせ30分に1回しか押せないし』と言われたので押しまくる。(後で後悔することに…)
でも、痛みにどう効いていたのかこの時点でよくわからなかった。


多分だけど硬膜外だからスポット的に手術部分にだけ効いてたんだろうな。
実際、お腹は触られる感覚はあるけど、冷たさは感じない。
アルコール綿で手足を拭くとひんやり感じるけど、お腹は感じない。不思議~

この日も熱は高いまま。
だけど意識もあるしスマホもポチポチできる程度には元気だけど、うつらうつらしながら一日過ごしてた気がする。

傷口確認しようとみてみた。
傷口の中は縫っているけど皮膚表面はテープをたくさん貼ってくっつけて、ハニカム構造のスポンジ?みたいなのを傷口にのせて浸出液とかを吸い取る仕組みにしてて、さらに上から透明のフィルムを貼って固定してた。
あと最後に腹帯を巻いてたんだけど、動く部分ではないとはいえそれで固定されると確かに楽だった昇天

あと左手側下腹部に穴が開いてて、そこからお腹の中に溜まる滲出液を排出するドレーンが出てて外付けのパックに溜まる仕組みになってた。
手術直後のこの日のパックの中身は真っ赤。
手術中の出血や炎症があるからなんだけど、それが少しずつ綺麗になっていくのを待つ。

私はこーゆーの見るの結構好き(笑)

そしてこの日から歩く訓練をしなければならない…

お医者さんは大き目な手術だったから焦らなくていいと言ってくれるけど、看護師さんたちはめっちゃスパルタ絶望


とりあえずベッドの上で体を起こしてみるけど、さすがに痛い…
硬膜外麻酔も効いてるから実際はそんなに痛くなかったんだろうけど、重力で内臓が下がってくるからその圧が怖かったのかも。
ものすごーーーーーく時間をかけて足をベッドの下におろしてベッドに腰かけてる状態にまで持っていって…痛い…


看護師さんに手伝ってもらって立ち上がったけど、さらに痛いし、何より一気に貧血状態になり気持ち悪くなった。
顔も真っ青だったらしい。
もう本当に倒れそうだったから一歩も歩かないうちにギブアップ…気持ち悪い…


後になってお医者さんが話してくれたけど、手術時の出血多かったし、硬膜外麻酔つけてるし、麻酔は血圧を下げるからそれもあると思うと。


もともと血圧低めだったのもあったけど、看護師さんが変わって測る度に『低めですね~』とも言われてたからやっぱりその時点では難しかったのかな…
歩けるとフットポンプが外してもらえるから少しでも早く歩きたいんだけど、こればっかりは無理…

この時点で術後一切口には何も入れてないけど、そこまでのどが渇いた・水飲みたいって欲求はなかったかな。

点滴で水分ドバドバ入れてるしね。
自分も飲みたいって言ってなかった気がする。
言えば飲んでよかったのかも。

 

術後ガス(おなら)が出てるか結構聞かれたんだけど、術後は腸閉塞とかのリスクがあるので確認されるみたい。

特に私は直腸を一部切除してるからより気にしないといけなかったのかな?
ガスが出れば口から水分をとっていいらしい。

この時点で出てたから一安心。

深夜看護師さんが入ってきて『重症患者さんが来るから相部屋に移ってもらってよいか?』と。
そもそも私個室料金払ってない民なので「大丈夫です」と答え、ベッドごと動かしてもらって相部屋に移動。

深夜なので静かにしたいけど、フットポンプがうるさい…いいのかな…周りの人大丈夫かな?
カーテン越しに寝返りする・水を飲む気配とかわかるレベルなんだよね。
手術前は平気だったのに、なんか気になってしまう夜だった。