交換したドアノブとケースとストライク。かなり劣化している。

 


玄関ここ。

 

玄関ドアの対策はたくさんあるけれど、まずは鍵交換すべきだと思う。このマンションのドアは鍵が2つついている。

 

ひとつはドアノブと一体になった鍵。MIWA HMと刻印されている。

 

 

 

もう一つはドアの上部についている鍵。これはMIWA NDZと刻印されている。

 

 

 

 

 

 

とりあえずドアノブのほうの鍵を交換するが、ノブとシリンダーが一体になっているのでドアノブごと交換する。また、このドアノブは回すと重くてギクシャクするし、ドアを離してもノッチが引っ込まずにドアがガチャッと閉まらない。全体的にかなり劣化しているので、ドアノブとケースを一式交換することにした。

 

鍵交換は幸か不幸か引越し前の部屋の鍵を失くした時にやったし、MIWA HMを検索すると交換手順の動画や物品のオンライン販売がいくつも見つかるので、今回も自分でやる事にした。

 

アマゾンには見つからなかったので楽天で注文した。

 

 

 

 

 

 

結論から言うとケースのバックセットの長さを測り間違えていてバックセットの長さが合わなかったので、あとで以下を追加注文する事になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

どちらも製品を選んでからオプションとしてバックセットの長さを選択するので何を間違えたのかわかりにくいが、オプション選択の時に51mmを選んだけれど、それが間違いで64mmが正解だった。1つ目と2つ目の違いはノブとケースのセットかケースのみかの違いしかない。バックセットの長さは測りにくいから気をつけないと。

 

 

手順としてはドアノブを外して、ケースを外して、新しいケースをつけて、新しいドアノブをつける。ストライクも付属していたので交換する。

 

さてやるぞとなった時に気付いたのだが、このドアノブは動画やWEBで見たMIWA HMのノブとは違う。新しく買ったノブとも違う。ケースがHMだからといってノブもHMとは限らないという事ですね。それでもHMのケースにセット販売されてるノブが使えないはずはないと思って作業を継続した。

 

YouTubeやWEBサイトで見つけた交換方法はノブの根本を回してノブを外す動画ばかりだったが、このノブには根本に小さな穴がある。

 

 

 

 

 

手順を調べていた時に同じような仕組みを見たことがあるので、これを押すに違いないと思い、案の定精密ドライバーで強く押したらガチャっと音がして、回せるようになった。後の手順は同じだったが、新しいケースを取り付けるところでバックセットの長さが合わないことが判明したので、ノブだけ交換していったん作業を終えた。ノブの回りは良くなったような、そうでもないような。ノッチは相変わらず閉まらないのでやはりケースも交換する必要があるようだ。だけど少なくても鍵の交換は終わった。

 

注文しなおたケースが届いたので作業を再開。ここでまた問題が生じた。ドアノブを固定したネジが回らない。そんな強く締めてないと思って思いっきり回したらネジを思いっきり舐めてしまった。もはや作業を続けられないの作業終了。

 

 

この右側のネジが回らなくなった!

 

 

 

何故取り付けたばかりの新しいネジが回らなかったのか調べていたら、接着剤がついたネジだったようだ。ネジを回すと接着剤が染み出す仕組みらしい。確かに先端が緑色だった。

 

 

 

このネジを外すにはバーナー等で熱する必要があるようだ。

 

 

バーナーはダイソーでバーナータイプのライターを買うとして、問題はネジを舐めてしまった事だ。平ネジなので既に持っているネジザウルスが使えない。どうしようかと思いながら島忠のネジコーナーを見ていたら、ネジザウルス バズーカという製品を見つけた。パッケージを読んでいるうちに、これなら回せるかもと思い、購入した。アマゾンでも売ってるこれです。

 

 

 

 

 

 

 

必要なものは揃ったので再度作業開始。問題のネジの所まできて、バーナーのライターで熱してからバズーカでぐいっと回す。。回った!よかった。これで回らなければあきらめてた。

 

ケースも交換できて、舐めたネジをまたつけた。なめたネジは新しいネジに交換すべきだと思うが、同じ長さのネジが見つかる気がしない。長さが合わないと取り付けられない。ネジのためにもう一個ドアノブを買うのは嫌なので、舐めたネジをつける事にした。あまり強く締めずに。元のノブが同じものだったなら使い回せたのにな。

 

なにはともあれ、作業の目標は完遂した。ノブは問題なく取り付けられて、ノッチも閉まるようになった。締まり方はとてもスムーズで、ちゃんとドアが閉まる音がする。クローザーも交換が必要かなと思っていたが、今のところは問題無さそう。

 

 

 

 

 

もとのドアノブとケース、ストライクはかなり劣化していた。おそらくノブはシリンダーがディンプルだったから20年前に交換されたのだと思う。

ディンプルキーのほうがピッキングに強いと言われているけれど、今時のギザギザ鍵もピッキング対策されている(鍵なくした時に鍵屋さんが言ってた)し、ドアからの侵入は覗き穴からサムターンを回す手法が主流(これも鍵屋さんが言ってた)だからディンプルキーにする必要はあまり無いと思う。

 

ケースとストライクはもしかすると45年ドアを守ってきたのかもしれないな。ドアノブ達よ、長年ご苦労さまでした。

 

ドア上部の鍵はどうするか。しばらく鍵のことは考えたくないからそのままにしておこう。それにしても間違えて買ったケースはどうしよう。使い道は皆無だし処分するしかないな。

 

 

余ってしまったケース MIWA HM 51ミリ。欲しい人がいたらあげます。

 

 

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