2時間でできるものとしては、こんなかんじかな?
これ、実は私がはじめて綺麗だなって意識したつまみ細工でした。
七五三で触れたことはあったものの、「かんざしってこんなかんじだよね」としか思ってなかった幼い私。
袋つまみ作品に出会ったのはたぶん小学校高学年。
当日手作りにはまっていた叔母からのプレゼントでした。
なんてきれいなんだろうと大事にしてて、大きくなってからは帯留め代わりに使ったりしていたっけ。
今でもまだ大事にとってあります。
それはもっと細かく段数も多かったけど、きっと「あとはお家で仕上げましょう」的なかんじだったんだろうな!
というわけで、袋つまみ。
もうちょいつまみ慣れしたらレッスンに登場させます!!
お琴の講座をやり始めた時、「教えることは最高に自分のためになること」と言われました。
琴に関しては、今でも教えるのと自分で弾くのは全く別物。
音楽って言葉や目で見えるものでは教えられないところに大事なことがある。
それは私が能動的に教えるんじゃなくて、たぶん盗んでもらうもの。
でもつまみ細工は目で見て学んでもらえる。
なので、教えはじめてからずいぶんいろいろ成長させてもらったと思います。
自分があまり興味のないことでも、生徒さんのために勉強する。
なんとか2時間で出来上がるノウハウを考える。
なるべく楽に作れるように、材料が高くならないように考える。
いろんなことを考える機会をもらっていて、それをやってない人とやってる人とでは、引き出しがずいぶんと変わってくる。
自分の好みだけで偏ることは許されないんだ。
だから長い目で見た時、それは自分の力になってるな、ってすごく思います。
毎月、デザイン考えること、レシピを作ること、材料を揃えること、キットを作ることにすごく労力と時間と頭を費やしていて、ときにはくじけそうになりますけど、生徒さんが喜んでくれるとき、がんばっててよかった、ってすごく幸せな気持ちになれます☆
また、がんばれそうです☆