愛あるステキなあなたへ
以前、私がおつとめしていた
「ある会社」には…
とっても「お酒が好きな先輩」がいたんです。
この先輩は、
自分がお酒を飲みたくなると…
後輩に「収集命令」を出すのです。
その会社は
ひとりひとりが、
ものすごい量の仕事を抱えていたので…
みんな毎日、残業をして
仕事をやっとこなしているような状態。
それでも
先輩の「お誘い」がくると
みんな断ることができなかったんです。
だから、イヤイヤながらも
その飲み会に行くのですが…
そこでは
「愚痴」と「悪口」と「自虐ネタ」のオンパレードでした。
「あいつは○○だから、使えねえ…」
「あいつは○○で、むかつく！」
「○○、いい子ぶりっこするんじゃねえよ」
「あたしら、もうババアだから…」
「あたしら、ずーっとペーペーだ」
…そんな感じで
「愚痴」と「悪口」と「自虐ネタ」を
さんざん聞いた後、
ぐったりした気分で終電に乗ります。
いきおいで飲んだ
お酒のせいもあるけれど…
いつも、ものすごく気分が悪かった。
そのころは
「死に金」なんていう
言葉も知りませんでしたが…
この「飲み会」の会費を払うのが
本当にもったいなかった。
「こんなことに
時間を費やすぐらいなら…
喫茶店で
おいしいコーヒーでも飲みながら
新しい企画の１本でも作りたい」
本心ではそう思っていたけれど、
それでも「飲み会」を断れない自分が
つくづく情けなかったです。
その後、私は、
たくさんの「幸せな成功者」と呼ばれる人を
取材するようになりました。
彼らは
自分の「好きなこと」をのびのびとやって
自分の人生を楽しくするための
お金を生み出している人たちです。
その流れで、
食事や飲み会にも
連れて行っていただけるようになりました。
「幸せな成功者」と呼ばれる人も
仲間と集まって、
お酒を飲んだりすることが好きです。
でも…
「幸せな成功者の飲み会」は
主旨も会話も質も、
ぜんぜん違うことに気が付きました。
幸せな成功者は「飲み会」を
「ただのお酒を飲む会」だとか
「愚痴や悪口や自虐ネタを言う会」だとは
思っていません。
ある事業で
たくさんの人を幸せにしている
起業家の人は…
「飲み会」についてこう言っていました。
「飲み会っていうのはね…
仲間と結束を高めて…
仕事のアイデアとヒントを生み出す…
お金を生み出す会合なんだよ」
「幸せな成功者」だって
もちろん雑談をしたり
ジョークを言ったりもしますが…
お酒を飲んでいるうちに…
だんだんとその輪が
「こころにいい話」
になってくるんですね。
例えば誰かが…
「自分は最近、こういう気付きがあったんだ…」
と言えば…
みんながその話をしみじみ聞いて、勉強させてもらう。
また、誰かが…
「自分は、こういう新しいことをやってみたいんだ！」
と言えば…
みんなで応援して
その夢がどうしたら叶うかを
楽しく話し合う。
こんな感じで、成功者の方が…
「飲み会とは…
仲間と結束を高めて…
仕事のアイデアとヒントを生み出す…
お金を生み出す会合なんだよ」
とおっしゃっていた意味が
とてもよ～くわかるんです。
私はこういう飲み会は…
「魔法の飲み会」
だと思いました。
会費を払うことが
惜しいと思ったことは
いちどもないし…
帰りの終電でも…
「ああ、今日は、楽しかった！ 充実していたなあ！」
っていう
とっても良い気分で…
次の「飲み会」に
誘っていただけるのが
楽しみで、楽しみで、なりませんでした。
同じ「飲み会」であっても…
そこで何を話し、何を考えるかで…
その本質はまったく違ったものになるんですね。
私は「幸せな成功者」のみなさんから
そのことを学びました。
「幸せなお金持ち」をめざすみなさん。
「飲み会」を開催するときは…
ヒントやお金を生み出す…
「魔法の飲み会」
になるよう、ちょっぴり意識してみたいですね。
そして、
「愚痴」と「悪口」と「自虐ネタ」が
オンパレードの飲み会から
あなたが抜けたいと思ったら…
「いつでも抜けられる！」
ということを
覚えておいてくださいね。
あなたがますます
幸せで豊かであることを
私はいつも応援しています(*^_^*)
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。