愛あるステキなあなたへ




いままで開催してきた

私の「わかちあいの会」で…



何人かの方から、こんな質問をいただいたんですね。




「母と一緒にいると

すごく苦しくてたまりません。



これから母と私は

違う列車に乗りたいんですが…



【親なのに、そんなこと思っていいの?】



っていう気持ちもあるんです」






わかります、その気持ち…。







私も、母が生きてるときは本当に…




「ものすごい修行」




をさせてもらったと思っています。





以前ブログでなんどか

書いたことがありましたが…




私と母とは

「まったく別のタイプ」でした。






たぶん、知らない人が見たら…




「えっ、こっ、これが…陽子さんのお母さん???」




と思うかもしれません。





私の母って、

なんて言えばいいのでしょうか?





ショージキ言って、私とは正反対のタイプです。






ちょっとまえの「わかちあいの会」で

人間関係のタイプを

ドラえもんの4人の登場人物にあてはめて

説明していたんですが…




いわゆる



「スネ夫タイプ」



って言えばいいのかな?




(※これ、「ネガティブ自立」ともいいます)





「スネ夫タイプ」(ネガティブ自立)って

たとえば、こういう特徴があるんです。



*********************



●完璧主義で、人の「ミス」や「甘さ」が気になる



●毒舌で、上から目線でモノを言う



●自立心が強く、

甘えたり頼ったりすることがニガテ




●なんでもネガティブなほうに

ものごとを注目しがち




**********************






たとえばね、

母と大みそかに「紅白歌合戦」を見ていたとき…




出てくる歌手の人に対していちいち…




「この人、こんなに歌がヘタで、

なんで(紅白に)でられるの?」




「この人の衣装、気ちがいみたいじゃない?」




「わあ~~~~、この人、気持ち悪い! やだね~~~」




…という感じで…




すべての人に対して悪口言うし…



すべてに関して「毒舌」なんです。






私は自分のことじゃなくても

母の毒舌を

ずーっと聞いていると

気が滅入ってくるので…




(※ジョークで笑えるレベルを通り越しています)





用事があるフリをして

自分の部屋に行って、

母の毒舌からいつも逃げていました。









私にしてみたら…




「なんでもネガティブにとらえる母」。







母にしてみたら…




「いい子ぶりっこしている、しゃくにさわる娘」。






話をすれば

すぐ喧嘩になって…



私も実家にまったく帰らなくなり…


平行線のまま

時間がすぎていた時期も

ありました。






でも、

そんな母がいたからこそ…






私は精神世界(こころにいいこと)に

興味をもったし、

いつのまにか、

それが仕事になっていました。













それでね…





「人は、自分の生まれる状況を自分で選んでくる」





という節があります。





両親や兄弟も

実は自分が

選んでいることが多く…




「いちばん難しい修行の相手」



として、

選ぶことが多いのだとか。







どういうことかというと…



「自分のニガテなタイプ」


「自分には

とうてい理解できないタイプ」



そういう人を



あえて魂の修行のために




家族として選ぶことが

あるそうです。







この話を聞いて

私自身、

非常にふにおちた部分が

ありました。






母はすでに亡くなっていますが…




いま思うと

本当にすごい修行を

私にさせてくれたと思います。







いま

ご家族のことで

「修行のまっさいちゅう!」

という方は

多いと思います。




そんな方に

ある成功者の方が言っていた

この言葉を

シェアしたいと思います。








***************





「親なのに、

どうしてわかってくれないの?」


「私の子だから

わかってくれるでしょう?」



という人がいるけど、

これは逆なんだよ。





親だから、

子だからこそ、

相手のことがわからないの。





「家族だからわかりあえる」

と思うと

苦しくなるんだよ。





「家族だからわかりあえない」

と思ったほうがいい。






肉親というのは

自分の魂にとって

いちばん大事で

いちばん難しい修行の相手なの。




だから、

簡単にわかりあえなくて

あたりまえなんだよ。





***************








私自身、ようやく

母のことを話せる時が来たかも…



と思っています。




私は母がなくなったとき…




「お母さん、ズルい!


私との勝負は

まだ終わっていないのに

勝手にあの世に逃げちゃって!!!」





と思ったくらい…




考え方や価値観が

ちがっていた親子だったのです。







でも、こういう母がいたことも

私の人生に大きく影響を与えています。






母のこと、思い出したら、またシェアしますね(*^_^*)









あなたとご家族が

ますます心地よい距離で

幸せであることを

私はいつも応援しています(*^_^*)









今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。