愛あるステキなあなたへ





最近、私の「わかちあいの会」で…




「私の弟の話」




をすることがあるんですね。





私としては

いちばんわかりやすいエピソードが…




「やっぱり身内のこと」




なので、

勇気を出して

話させてもらっているのですが…






これがけっこう反響をいただいているんです。






そのため…



もういちど「弟の話」、

新しいブログの読者さんにも

お話させていただこうかなあ…と思いました。





テーマは…




「働かない弟から学んだこと」





です(*^_^*)



**************************





これからお話することは…





私にとって

「ブロックで頭を殴られるくらい」

ショーゲキだったこと。




そして、心の底から

涙がこみあげてくるような

気持ちになったので…



みなさんに

思い切ってお話したいと思います。







私の「未熟さ」をさらけだすようで

恥かしいのですが…


よかったら、聞いてくださいね。









突然ですが、私には弟がいます。







この弟が…



ずいぶん前から

「精神病」になっているんですね。





そして、それを理由に、働かないんです。






私からしてみたら…




「病気だ、病気だって、

本人は言っているけれど…


症状は、だいぶ、良くなってきているし、

働こうと思えば、働けるでしょう?



いい年齢になった男が

いつまでも甘えてるんじゃないよ!」



…っていう気持ちでいっぱいだったんです。






だから、弟に逢うたびに



「なんでもいいから働いて!」



「あんたは、やればできるんだよ!」



ってイライラを抑えながら言っていたんです。






それで、弟に

生活費を出している父親にも




「お父さんが、いつまでも甘やかして…」





っていう

腹立たしい気持ちで

いっぱいだったんです。







弟のことを考えると



「いったい、いつまで、こんな状態が続くんだろう」



って、怒りや不安が沸いてくるんですよね。










ところが昨年の後半あたりに…




「これからの時代は

家族であっても、

類友の法則により『列車』が分かれてくる」





っていうことを

ビンビン感じるようになったワタシ。






私は改めて…




「弟が『別の列車』に乗ることを認めよう」




って思ったんです。





私は仕事が大好きだから…




「仕事が大好きなグループの列車に乗っている」





でも弟は、

「働かない列車」というものを

自ら選んだのですよね。





私はその弟の選択を

受け入れ、認め、ゆるし、愛していく。





(※心からそう思えなくても、

この言葉を何度も言ってみる)




どんな結果になろうとも、

弟が決めたことだから見守っていこう。






その「覚悟」のようなものが

なんとなく、できたんです。






それ以来、私は弟に



「働きなさい」



っていうことを一切やめました。








私がそう覚悟したとたん…





父が亡くなっても

弟が毎月、食べて行けるほどの

「不労所得」が我が家にあることがわかり…




(※それまでは、そのことに気が付きませんでした)






そして、いちばん驚いたのは弟の変化です。





いままで何を言っても

ガンとして働かなかった子が…



先日…




「お姉ちゃん、うちの近くのCD屋で

アルバイトを募集しているから…


ダメ元で、面接、受けてみようかな…」




って言い出したんですね。






この弟の変化には、陽子もビックリです!!!







そういえば…


以前、ある成功者の方に

弟のことを話したところ…




その方が、こんなふうに言っていたんですね。





***************************




弟さんに、働くようになってほしかったら…


「弟は、働き者なんだ!」


って、陽子ちゃんが思い込むといいの。




もちろん、弟さんは、いま働いていないよね。



だから、こう言ってあげるといいんだよ。





「あんたは、働き者なんだよ。


病気を治そうとしているだけで、

働いているのと同じことなんだよ」




それで、もし弟さんが

3日間だけでもアルバイトに行って、

すぐにやめちゃったとするよね。



そしたら、こう言ってあげるといいんだよ。




「3日でも働けたなんて、すごいよ!

1日だって行かないよ」




弟さんは、「病気」に逃げたいんだよ。



「逃げること」で自分を守っているの。



陽子ちゃんは、

それを認めたくないんだよね。




でも、その対応をやってきて、

弟さんは、何か良くなったかい?




ならなかったよね。




だったら、違う対応をするの。



弟が「自分は病気だから…」って言ったら…



「そうだよね、

あんたは病気なんだから、しょうがないよ」




って陽子ちゃんが先に言ってあげるんだよ。




「あんたは、ウソつく子じゃないよね。


あんたが、ツラいって、

言ってるんだから、ツライんだよね」





そうやって、

相手の言ってほしいことを、

こちらから言ってあげるの。




そうすることで、

弟さんもラクになるし、

陽子ちゃんもラクになる。




弟さんが、心を開いたとき、

はじめて陽子ちゃんの言うことに

耳を傾けるようになるんだよ。





相手を認めてあげたときに

初めて

奇跡が起こるんだよ。




*************************





このお話を聞いて、

私は涙があふれてきました。





私は、弟が言うことを、

認めたことは

いちどもありませんでした。





ましてや、「弟は、働き者だ」なんて思ったことは一度もなく…





正直言うと…



「あんなに怠けてばかりいる子が、

なんで弟なんだろう?」




とずーっと思ってきたのです。






それで弟の顔を見るたびに

イラッと来てしまい…



ガミガミ文句を言ったり、説教をしたり…



そんな自分がイヤで

弟にあっても話をしなかったり…




本当に…弟を傷つけるようなことばかり

言ってきたと思います。





私って、ホント、未熟ですね。




みなさんに

「こころにいい話」とか言いながら

ブログを書いている私ですが…



実際は、こんなにできていないのですよ。。。(苦笑)








今日、思うままにみなさんにシェアしましたが…



これが私の…




「働かない弟から学んだこと」






実は、身近にいる人が

「問題」に見せかけて…




けっこう大切なことを

教えてくれるんですよね。









あなたと

あなたのご家族が

ますます幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています(*^_^*)






今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。