いま、私は
斎藤ひとりさんと…
「ひとりさん仲間」
と呼ばれる
たくさんの仲間たちを取材して…
原稿を書いたり、
そのお話を講演で話したりしています。
本当に、私の仕事は
日々、ものすごく
勉強になることばかり。
正直…
ひとりさんの考え方、愛情に
頭が下がること、ばかりなんですね。
実は、こういうことがありました。
あるスタッフさんを取材しよう…
という話になったときに…
そのスタッフさんが…
「私なんて、
後回しにしていいんですよ。
たいした話もできないし…
他の人を先に
取材してあげてください」
と何度も何度もおっしゃるんですね。
そのとき、私はてっきり
「この人は、
取材されることがイヤなのかな…」
と思ってしまったんです。
それで、
ひとりさんにそのことを
報告したところ…
ひとりさんから
想像もしなかった言葉を
いただいたんです。
そのお答えが
あまりにすばらしかったので…
みなさんにシェアさせていただきます。
（もちろん、ひとりさん了解済みです）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
陽子ちゃん、
その人はね、
取材をイヤがっているんじゃないの。
本当は、うれしくて、うれしくて、たまらないんだよ。
だけど、テレがあったり…
「喜び過ぎちゃいけない…」っていう
感情を抑える気持ちがあったり…
「自分なんか、上手に話ができないし…」
っていう気持ちがあって
そういうふうに言っているの。
あのね、実はね、
「後回しにしていいんですよ」
っていう言葉には、
深い意味があるんだよ。
実は、その人は、
いままでの人生で、
「後回し」にされることが多かったの。
それで、
「今回、そうなっても、
自分が傷つかないように…」
っていう思いがあって、
自分の心を守る防御策で言っているの。
それから…
「自分なんて、
たいした話もできないのに
陽子さんを
困らせちゃいけないな…」
っていうふうに
陽子ちゃんを思いやって
言っている言葉でもあるの。
陽子ちゃんは、
プロのライターだったら…
相手の、
そういう気持ちまで
ちゃんと汲み取るんだよ。
「あなたは本当に謙虚な人ですね。
私はいままで
たくさんの人を取材してきたけれど…
あなたみたいに
謙虚でやさしい人は、いませんよ。
私が、そこのところを
盛り上げて書くから、
全部、安心して、
まかせておいてくださいね。
そのために
私がいるんですからね！！！」
そんなふうに言ってあげたら…
その人は
どれほど嬉しいだろうか。
陽子ちゃん、何度も言うけれど…
その人は、
喜んでいないんじゃない。
喜びの「表現方法」を知らないだけなんだよ。
いままで、自分の感情を抑えて、抑えて、生きてきたの。
そういう人生を歩んできたの。
わかるかい、陽子ちゃん。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私はひとりさんの言葉を聞きながら…
ハンドタオルで
涙をなんどもなんどもぬぐいました。
相手の方の本当の気持ち。
「後回しにしていいですよ」
と言ってしまう理由。
それが、
わかってあげられない
ライターとしての自分の「未熟さ」。
そして、そういうことが
すべてすべて
わかっていらっしゃる…
ひとりさんという方の器の大きさ。
深い愛情。
もう、
涙でぐちゃぐちゃになるほど
泣いてしまいました。
言わせてください。
本当に…
みなさんのことを
これだけ愛し
これだけ思っていらっしゃる方は…
斎藤ひとりさんしか、いません。
生涯納税日本一の成功者。
日本一の大実業家。
世間の人から
そんなふうに呼ばれている
ひとりさんの「真実の姿」は…
こういうところにあるんです。
なんか、うまく言えないけれども…
ひとりさんの深い愛情を
目の当たりにするたびに…
未熟な私は
ただただ感動し…
涙でハンドタオルを塗らし…（笑）
ホンマに
毎日、毎日、
学ばせていただいています。
ああ。
ひとりさんの教えの実践者であり…
ひとりさんの教えを
もっともっとわかりやすく伝えられる…
「ステキな伝達者」に、なりたいな(*^_^*)
あなたがますます
幸せで豊かであることを
私はいつも応援しています(*^_^*)
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。
