昨年から、今年にかけて…



「ありのままの自分」



という言葉が

ひんぱんに言われてきましたね。




これはあの「アナと雪の女王」の主題歌…




「♪ ありの~ ままの~ 自分にな~るの」




あの歌の影響も大きいですよね(*^_^*)






さて…



私の友人で以前から…



「ありのままの自分」



という言葉が大好きな人がいました。





その子は独立して

自分で「ヒーリング教室の経営」を

しているんですが…




彼女は、商売の上でも…




「ありのままの自分」




という言葉に

非常にこだわるんですね。






例えば…



「押し出し」をすることに関しても…



「私は、自分が本当に

使いたいものを使いたいの。





(※彼女が「本当に使いたいもの」

言っているのは

「ハンドメイドのバッグ」など)





だって、それが、ありのままだから…」





自分の教室に

「お客さん」がこないことに関しても…



「私は、このセミナーを

本当に必要としている人に来てほしいの。



だから、特別な宣伝はしたくない。




だって、それが、ありのままだから…」





自分が収入が

上がらないことに関しても…



「私は、いまの状態

(※お金があまりない生活)も

楽しみたいの。



だって、それが、私のありのままだから…」





そんな感じで…



すべてすべてのことを…



「ありのまま」



という言葉で表現するんですね。





私は、その言葉を聞くたびに…



「わかったような、わからないような…」



なんか、

「しゃくぜんとしない気持ち」に

みまわれるのでした。





このことを

ひとりさんにお伝えしたところ…




ひとりさんから、

こんなお話をいただきました。





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陽子ちゃん、あのね…



その人はたぶん…



「ありのまま」を、ねじまげているんだよ。





たとえば、

どうやって生きていっていいのか

まったくわからない状態の人に…



「そのままでいいんだよ」



って言ってあげると…



「あ、そのままでいいんだ」



と心がほっとすることで…



「自分の居場所」



というものがわかるんです。




だから、そういう人には



「そのままでいいんだよ」



が必要なんです。




それで、問題は、そこからなんだよ。




その人は



「ヒーリング教室の事業をやる」



っていうことが、

自分の「天職」だとわかって

経営者として独立したんだよね。





そうなったとき…



「ヒーリング教室の経営者」



としての「ありのまま」は…




しっかり稼いで、

しっかりお客さんに来てもらうこと。




そのために、

できる工夫は、なんでもする。



(※もちろん「押し出し」も含めて)




それが、

その仕事についた人にとっての

ホントの「ありのまま」なんだよね。




でも、経営者でありながら…



「押し出しは、したくない」




「お客さんを増やす工夫もしたくない」




「お金も、食べていける程度でいい」



これを「ありのまま」だと思っているのなら…



「あなた、『ありのまま』を、ねじまげていないですか?」



って、ひとりさんは思うんです。




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私はこのひとりさんの回答を聞いて…



「しゃくぜんとした気持ち」が晴れて…



心がスッキリしました!!!






「自分をステキに見せる工夫」をしないこと…



「売り上げ」が上がらないこと…



「収入」が上がらないこと…




そういう「やらない言い訳」を



「ありのまま」



という言葉で逃げてはダメですね。





経営者であるなら

経営者として、

日々、魂を磨いていくためにも…



「経営者にふさわしい、ありのまま」



を思い出したいものです。





これは経営者にかぎらず…


「商人」でも、

「ライター」でも、

「講師」でも、同じことですよね(*^_^*)





あなたがますます

幸せで豊かであることを

私はいつも応援しています(*^_^*)




今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。




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