前回のブログの「つづき」を書きますね。
実は、前回のブログを書いたとき…
フェイスブックのほうに
「続きを楽しみにしています！」
というコメントを
いくつか、いただいたんですね。
そのコメントを見まして、
いつもだったら、
とっても嬉しいのですが…
今回ばかりは…
「みなさんが
楽しみにしてるような
つづきじゃないかもしれない…」
と思いました。
今回書くことは
「この私」でさえ…
（…なんでも包み隠さず
シェアするのが大好きな私でさえ…）
非常に勇気がいることなんです。
でも、ホントにホントに
「同じような状況の方」への
ヒントになれればよいなあ…と思いまして
思い切って書かせていただきます。
ひとりさんはよく…
「言葉が、人生の舵（かじ）をとるんだよ」
とおっしっていますが…
その「教え」のとおり…
「地獄言葉」の多かった母は
ある日
「胃がん」
という病気になってしまいました。
そして、
そのガンが見つかったときには
かなり病状が進行していたんですね。
それから2年ほど
療養生活に入ったのですが…
最後は…
「しゃべろうとすると、
ひどくセキこんで、しゃべれなくなる」
という状態になってしまったんですね。
その「ひどいセキ」は原因不明のもので…
お医者さんも、
「なぜなのか、原因がわからない」
とおっしゃっていました。
そして、母は…
しゃべれないままに、
そのまま旅立ってしまったんです。
私は「母の最期の出来事」が忘れられず…
そのことを、
ひとりさんに
お話したことがあるんですね。
すると、ひとりさんは、こうおっしゃったんです。
「陽子ちゃん、
お母さんのセキは、神の『愛』だよ」
「……セキが、神の愛なんですか？」。
私はひとりさんの
おっしゃっていることが
すぐにはわかりませんでした。
すると、ひとりさんは
こんなことを教えてくださったのです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あのね、陽子ちゃん…
自分が口にした言葉って、
必ず、自分に返ってくるんだよね。
今生で
「地獄言葉」を
たくさん話しているとね…
来世で、
その「まいたタネ」を
刈り取らなきゃいけないんだよ。
だから、お母さんが
「地獄言葉」を話せば話すほど…
お母さんの来世は、厳しいものになる。
だからこそ…
神さまは
陽子ちゃんのお母さんに
これ以上、
しゃべらせないために…
「セキを出させる」ことで
地獄言葉をストップさせたの。
お母さんは
コンコンせきこんでいて、
苦しそうに見えたかもしれない。
でも、神さまは
お母さんを苦しませるために
それをやったんじゃないの。
お母さんを
助けるためにやったことで…
これは「神の愛」なの。
わかるかい？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ひとりさんのお話を聞いていて、
私は涙があふれてきました。
神さまって、やさしいですね。
私は、母の最期が
あまりに苦しそうで
かわいそうだったために…
私はこのことを
誰にも話せないでいました。
でも、ひとりさんにお話したことで
こんなに
あたたかい言葉をいただきまして…
私自身の気持ちも
母の人生も…
救われたような気持ちになりました。
母が亡くなった後、
母の机の引き出しを
整理していましたら…
一枚のメモが出てきました。
そこには、こんなことが書いてあったんです。
「陽子へ
あなたには教えられることが
たくさんありました。
未熟な母を、許してください」
…母は私の気持ちを、
わかってくれていたんですね。
生きているあいだは
素直に語り合えなかった母ですが…
その気持ちがわかっただけで、
私はもう十分です(*^_^*)
今回のシェアは
私にとっても
勇気がいることでしたが…
いまこうやって書き終わって
なんか、すがすがしいような思いです。
とにかく…
「言葉が、人生の舵（かじ）をとるんだよ」
という、ひとりさんの教えは
まごうことない事実だと思っています。
母は命をはって
それを私に見せてくれたんじゃないかな？
と思うんです。
お母さん…
私を生んでくれて、ありがとう(*^_^*)
あなたとご家族が
ますます幸せで心地よくあることを
私はいつも応援しています(*^_^*)
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。
