少し前のことになりますが…



ひとりさんを

取材している途中で…



ひとりさんの知り合いの方が

経営されている喫茶店に

みんなで行こう…


ということになりました。




すると

そこで常連客の方(男性)が

ひとりさんに

ある相談をしてきたんですね。




その内容は…



「自分のお兄さんが、

ギャンブルが大好きで

パチンコに狂って、

生活費を全部、使ってしまう」



ということだったのですが…




その男性は

とてもとても苦しそうな顔をして

そのお話をなさっていたんです。




すると、ひとりさんは

相談をもちかけてきた人に

こんなお話をなさったのです。




****************




あなたはいま

すごく苦しそうな顔をしているよね。




でもね…

あなたのその

「困った顔」がダメなんだよ。




困った顔をして

オレに相談してくるということは…



お兄さんの

『不幸な波動』が

伝染しちゃっているってことだよね。




それって、

知らずしらずに

自分もお兄さんの影響を

受けているんだよ。




兄弟や家族や子どもに

不幸な出来事があっても…




あなただけは、

断固として、

それに感染しちゃいけない。




あなただけは

ニコニコして、明るくしてるの。




そうすると、あなたの

『幸せな波動』

お兄さんのほうにも伝染していく。





いいかい?



家族に何か、

トラブルや困ったことが起きたら…



あなたは、その影響を

受けてはいけないの。





まず、あなただけでも、幸せになるの。





そして、その『幸せな波動』を

家族にも伝染させていく。




これが、あなたと

あなたの周りの人たちを

救う唯一の方法なんだよ。




******************






私はこの話を聞いていて、

なんだか、涙が出てきました。




私の母が生きていたころ…



母は私に

いつも悩みごとや不安ごとを

口にしていました。




私は、それを聞いている時間が

ものすっごい苦痛だったし…




なにもかも

ネガティブにとらえる

母に共感するのもイヤでした。




「お母さんの地獄言葉が…


ますます

事態を悪くしているということに

なぜ気がつかないんだろう?」




子どものころから

そう思っていたので


いつも母の話が

早く終わることを考えていましたし…




話がようやく終わると…


おもしろいことや

明るい話をふって…


雰囲気を少しでも

明るくするのが常でした。





そんな私に対して、母は


「この子は、変わった子だ。

私の苦しみを、

一緒にわかろうともしない」


と言いました。





私は、その言葉に

傷ついたことも多々ありました。




しかし、

私がそうしてきたことは

私なりに、考えがあったのです。



「お母さんが何ごとも

ネガティブに

とらえるクセが治らなくても…


私が、まず幸せになろう。



そして、『幸せの波動』を

お母さんに伝染してみせる」



とずっと、そう思ってきたのです。




母は、亡くなってしまったので、

その気持ちは

叶いませんでしたが…




このとき、

ひとりさんの話を聴いていて…



私のやっていたことは

間違いでなかったと気づきました。




私はなんだかほっとして

心から癒やされたんですね。






いま、ご家族のことで

つらい状況にある方。




どうぞ、

ひとりさんのこの言葉を

思い出してくださいね。




「まず、あなただけでも、幸せになるの」




あなたがますます

幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています(*^_^*)



今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。




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