私ごとですが

いま父から


「田宮流居合道」


という武道を習っているんですね。





これがですね…。



練習のときになると

父は私の「師匠」となりますから…




「弟子」である私に対して

ガミガミガミガミガミガミガミガミ…

すっごいうるさいんですよ。





「ちがう! そうじゃない!」


「何度も言ってるだろ!」


「ダメだ、ダメダメ!」




普段はやさしい父なんですが…


練習のときになると

「鬼」のように人が変わるんです。




なんせ「普通の考え方」の人なので…



「厳しく言ったほうが、私のためになる!」



と信じてやまないんですよね。




私もできるだけ

ガマンしていたんですが…



数日前、

そのガマンも限界に

きちゃったんですよね。。。



ガマンの糸がプツン!と切れた。




「そんなにいっぺんに言われても、

私、できないからねっ!」



と刀を床に置いて

その場で「うっうっうっ…」と

号泣してしまったんです。




「……シーン」。




泣きじゃくる私に、驚いてだまりこむ父。





しばし沈黙が続きました。




ハンドタオルで

涙をふきながら

ハッと頭によぎったのは

斎藤一人さんのこんな言葉でした。




*******************



上の人に何かを言うときは


「私が正しい!」


「私はまちがっていない!」


という言い方ではダメだよ。





相手のことを

「○○さんのおかげなんです」と褒めながら…



「私が未熟なので…」


「私のほうが変ですから…」



と、へりくだって言ったほうが、

相手は心を開いて聞いてくれるんだよ。




*******************






私はしゃくりあげながら

この言葉を思い出しました。



そして、私は父に、こう言ったのです。





「お父さんが、私のことを思って

いろいろ言ってくれるのには

感謝しているんだよ。




でもね…、

私は未熟な人間だから…




いっぺんに

覚えることがむずかしいんだよね。





お父さんのように

キレイにワザは

決められないかもしれないけれど…




ひとつずつ、ゆっくり

教えてもらえたら嬉しいです」






このひとことで…



父の顔が

ふっとやさしくなりました。






そして、練習中も

ガミガミ言わなくなったり…



私のことをちょっとずつ褒めてくれたり…




いろんな変化が

みられるようになったんですよね。








私は「こころにいいこと」なんて

毎日ブログを書いているけれど…




それでも、まだまだ、

こんなことで号泣してしまうほど

未熟なんですよ(笑)





落ち込んだり、泣きじゃくったり…




いろんなことをしながら、

日々、生きております。









あなたとあなたの周りの人が

ますます幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています(*^_^*)





今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。





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