今日、お話することは…



私にとって

「ブロックで頭を殴られるくらい」

ショーゲキだったこと。



そして、心の底から

涙がこみあげてくるような

気持ちになったので…



みなさんに

思い切ってお話したいと思います。




私の「未熟さ」をさらけだすようで

恥かしいのですが…

よかったら、聞いてくださいね。






突然ですが、私には弟がいます。



この弟が…



ずいぶん前から

「精神病」になっているんですね。





そして、それを理由に、働かないんです。





私からしてみたら…



「病気だ、病気だって、

本人は言っているけれど…


症状は、だいぶ、良くなってきているし、

働こうと思えば、働けるでしょう?



いい年齢になった男が

いつまでも甘えてるんじゃないよ!」



…っていう気持ちでいっぱいだったんです。




だから、弟に逢うたびに


「なんでもいいから働いて!」


「あんたは、やればできるんだよ!」


ってイライラを抑えながら言っていたんです。





それで、弟に生活費を出している父親にも


「お父さんが、いつまでも甘やかして…」


っていう

腹立たしい気持ちで

いっぱいだったんです。




弟のことを考えると


「いったい、いつまで、こんな状態が続くんだろう」


って、怒りや不安が沸いてくるんですね。





さて、この弟のことを、

ある取材の流れで

齋藤一人さんに

お話する機会がありました。



「弟さんに、

こんなふうに言ってあげたらいいよ」



ひとりさんの教えは、

私の考えとは、

まったく違うものだったのです。




*******************




弟さんに、働くようになってほしかったら…


「弟は、働き者なんだ!」


って、陽子ちゃんが思い込むといいの。




もちろん、弟さんは、いま働いていないよね。



だから、こう言ってあげるといいんだよ。





「あんたは、働き者なんだよ。


いまは病気を治そうとしているだけで、

働いているのと同じことなんだよ」




それで、もし弟さんが

3日間だけでもアルバイトに行って、

すぐにやめちゃったとするよね。



そしたら、こう言ってあげるといいんだよ。




「3日でも働けたなんて、すごいよ!


あんたぐらい症状が悪かったら、1日だって行かないよ」




弟さんは、「病気」に逃げたいんだよ。



「逃げること」で自分を守っているの。



陽子ちゃんは、

それを認めたくないんだよね。




でも、その対応をやってきて、

弟さんは、何か良くなったかい?




ならなかったよね。




だったら、違う対応をするの。



弟が「自分は病気だから…」って言ったら…


「そうだよね、あんたは病気なんだから、しょうがないよ」


って陽子ちゃんが先に言ってあげるんだよ。




「あんたは、ウソつく子じゃないよね。


あんたが、ツラいって、

言ってるんだから、ツライんだよね」





そうやって、

相手の言ってほしいことを、

こちらから言ってあげるの。




そうすることで、

弟さんもラクになるし、

陽子ちゃんもラクになる。




弟さんが、心を開いたとき、

はじめて陽子ちゃんの言うことに

耳を傾けるようになるんだよ。





相手を認めてあげたときに

初めて

奇跡が起こるんだよ。




********************





このお話を聞いて、

私は涙があふれてきました。




私は、弟が言うことを、

認めたことは

いちどもありませんでした。





ましてや、「弟は、働き者だ」なんて思ったことは一度もなく…



正直言うと…



「あんなに怠けてばかりいる子が、なんで弟なんだろう?」



とずーっと思ってきたのです。




それで弟の顔を見るたびに

イラッと来てしまい…


ガミガミ文句を言ったり、説教をしたり…


そんな自分がイヤで

弟にあっても話をしなかったり…



本当に…弟を傷つけるようなことばかり

言ってきたと思います。




私って、ホント、未熟ですね。




みなさんに

「こころにいい話」とか言いながら

ブログを書いている私ですが…



実際は、こんなにできていないのです。。。(苦笑)





この「弟の話」は、

まだまだ続きがありますので、

また時間があるときに、

続きを書きますね♪





あなたが自分の「傷」に気付き、

それを愛して、許すことで…


ますます魂が磨かれることを…


私はいつも応援してます(*^_^*)





今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。




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