自分の部下や下の人に
何かを教えるときに…
ガミガミどなったり、
おどかすように言って…
言うことを聞かせようとする人がいます。
こういう教え方をした場合、
一時的には、
人は動くかもしれません。
でもね。
自主的に楽しみながら
やることではないので…
長くは続かないですよね。
怒鳴るよりも、おどかすよりも…
もっと楽しく簡単に
人を動かす方法がある。
それは…、「褒めること」
そう、人って、
「褒められること」が
いちばんの原動力になるんですよね。
斎藤一人さんの教えで
こんな言葉があります。
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オレが誰かに
モノを教えるときは…
昔から、「人を育てるコツ」だと
言われることを実践しているんだよ。
それはね…
「やってみせ、
言ってきかせて
させてみて…
褒めてやれねば、人は動かじ」
つまり
「褒めること」を基本にするんだよね。
これは、教える相手に
愛情があることが
根っこになっているの。
だれでも、
ガミガミ言われたら
イヤになってしまうよね。
でも、「すごいね」
「がんばってるね」って
褒めてもらえたら…
自主的に「またやろう!」と思うよね。
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一人さんのこの言葉を聞いて、
思い出したことがあります。
以前、私は
小学生の女の子の
家庭教師をしていたことがあるんですね。
その子がバイオリンのおけいこが
大嫌いだったんです。
そのニガテなおけいこのときに
その子が演奏する曲を
ほんのちょっと
褒めてあげたことがあるんです。
「ちゃーちゃん(女の子の名前)の
曲を聴いていると、
なんだかとっても癒されるよ」って。
そうしたら!
次の日から、その女の子は
自主的にどんどん
練習するようになったのです。
そして、
ついにその子は
音楽大学付属の中学校に
入学するまで
バイオリンが上達したんです。
子どもも大人も
誰かに褒められて
認めてもらったら…
「もっと、もっとやってみよう!」
と自然と思えますよね♪
「褒めること」は
相手との信頼関係を強くし…
相手の能力を引き出すことができる…
最高で唯一の方法かもしれませんね。
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。