「そうだよね、わかるよ」


この言葉は

齋藤一人さんの教えです。




「そうだよね、わかるよ」

とうなずきながら話を聴くと、

相手の人が

パッと心を開いてくれる…



そう、まさに

「魔法の言葉」

なのです。



この言葉のおかげで、

私もずいぶん

助けられました。




私が編集者になりたてのころ、

困っていたのは、

「取材になると緊張してしまう」

ということ。



限られた時間の中で、

初対面の方から、

たくさんのお話を

ひきださなくてはならない。




仕事がデキる先輩などは、

お相手のことを

入念に下調べして行って、

最初の雑談で、

相手の喜びそうな

話題をふるのです。



私は、いつも

そんな先輩の

取材のしかたを見て、

「すごいなあ…」

と思っていました。





私にできることって

なんだろう。


私の「とりえ」って

なんだろう。




そう考えていたとき

齋藤一人さんの


「そうだよね、わかるよ」


という言葉を

思いだしたのです。



「そうですよね、わかります!」


「なるほど、そうなんですね!」



この言葉を言いながら

お話を聴くと…



相手がどんな方でも、

ほんとうにパッと

心を開いてくれる感じ。



そこからスイッチが

入ったように、

いろいろなことを

話してくださいます。



それに私自身も、

「そうですよね、わかります」

とお話を聴いていると、

心の緊張の糸が、

ほどけていくように

思うのです。




相手の心に、

共感しながら、聴く。

共鳴しながら、聴く。



その瞬間に、

相手の方は、

心をパッと開いてくれる。





その「魔法のルール」を

齋藤一人さんは、

この短い言葉にこめて

教えてくださっているのですね。



「そうだよね、わかるよ」




今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。



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