このところ、

いろいろな経験をした方々の

「人生」を

取材する機会を

いただいています。



苦しかったこと。

つらかったこと。

人には言えないような思い。



そういう思いを

あらいざらい話してもらって、

原稿にしていく。



時間をたっぷりかけて、

その方に向き合っていく。



時に一緒に

泣いてしまうことがあるので、

ハンドタオルは欠かせない。



そして

原稿を書くときは、

その方に

「なりかわって書く」から、

さまざまな感情を

味わいます。



悔しさや悲しみを

ぶつけるように

書くこともある。



でも、主人公の方が、

「光」を見つけて歩きだしたり、

いい方とめぐりあって、

よい方向に進んでいくときは、

私も、ワクワクする。



いっときであっても、

取材した方と、

人生を共有する思いです。



取材する方の話に、

「心をむけて聴く」と、

やっぱりお相手も、

心を開いて、

いろいろなことを

話してくださいます。




「心を向けて聴くことは、愛すること」


私の友人は、

そう言っています。



私も、まさに、そんな気持ち。



心を向けて

お話を聴いた後は、

えもいわれぬ充実感に

満たされています。




心を向けて相手の話を聴き、

相手になりかわって

原稿にしていくこと。




これが、私の仕事であり

使命なのだと

改めて思いました。




この仕事をやっていて、

ほんとうによかったなあ…と

いま、しみじみと

実感しています。




今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。


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