昨日は、ある電機メーカーの
「アイロン王子」と呼ばれる
アイロン名人のところに取材に行きました。
いま女性誌では、“節約流行り”ですが、
この企画も、
「普段、クリーニングに出しているダンナさんのワイシャツや
自分のジャケット、パンツなどを
自宅で洗って、自分でアイロンをぴしっとかけられたら、
かなり経費が浮くのでは?」
というと発想ではじまりました。
いやあ、しかし…
プロのアイロンのかけ方って、
やはり素人とはぜんぜん違うのですね~。
「衣類は、一度水に濡らすと、
繊維がぐしゃぐしゃになってしまい、
そのまま乾かすと、そのまま固まってしまうので、
スチームをゆっくりあてて、
そのぐしゃぐしゃの繊維をほぐすところから始める」
「布には、伸びる方向と伸びない方向があって、
伸びない方向をタテにしてアイロンをかけると、
きれいにかけられる」
「アイロンをかけたらテカリそうな衣類は、
アイロンを布でくるんでかけるとテカらない」
などなど、勉強になることが、
いっぱいあったな~。
かくいう私は、
最近は「ノーアイロン」でも着られるような
てろんてろんの生地ばかり着ています。
でも、ぴしっとアイロンのかかったシャツが
着てみたくなりました。
ぴしっとしたシャツを着たら、
気持ちもしゃきっとしそうです。
アイロンって、
気持ちにゆったりと余裕がないと、
できない家事だと思います。
だから、いつも余裕を持っていることも大切ですね。
本当に気に行った服を買って、
ていねいにアイロンをかけて、
大切に着る。
なんども、何年も、着る。
これって、「服を愛している」
という気持ちが、
伝わってきそうな素敵な暮らしぶりですね。
アイロン上手な「アイロン美人」をめざしたい…
と思いました。
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。