先日、2泊3日の上海出張にでかけたのですが、

この上海取材は

他の女性雑誌の編集部と合同で

取材&撮影がおこなわれました。


うちの編集部からは私と、

広告営業の男性Mさんと

2人で参加したのですが…


この「Mさん」が、

他の編集部の女性から、

とっても評判がよかったのです。


この合同取材では

男性が少なかったこともあって、

男仕事ができるMさんは大活躍。


女性カメラマンの荷物をサッと持ったり、

女子たちがお茶しているところを

サッと記念撮影してくれたり。

食事中には、とぼけたジョークを言って、

場をなごませたり。


そんなMさんの活躍に、

女子たちは感激。


あとで女子だけで集まって

レディストークになった時に、

「Mさんって、本当に気配りできるよね」

「Mさんって、おもしろいよね」

「Mさんって、笑顔がかわいいね」

などと、Mさんのことを、みんながほめてくれたので、

私も同じ編集部員としてうれしくなり、

さっそくMさんに伝えました。


「みんながMさんのことを、

こんなふうにほめていたよ~」


Mさんにレディーストークの様子を伝えると、


最初、Mさんは

「いやあ、いやあ」

などと照れていましたが、


そのうちに

どんどんニコニコ顔になって

「あとは、なんて言ってた?」

などと身をのりだし、


最後には

「こんどレディーストークで

みんながオレのことを褒めてくれたら、

ICレコーダーにそっと録音してきて。

あとでゆっくり聴きたいから!」

などと、言うのです。


なんでも、

「女性からの褒め言葉」を聞くと、

モチベーションがぐーんとあがるのだとか。


もともとMさんは、

気配りのできて、ユーモアのある、やさしい人です。


ただ、普段、あまりにいそがしくて

広告をとるのに、

朝から晩までかけずりまわっていて

編集部にあまり帰ってこないため、

うちの編集部の女子たちとは、

あまり交流がない様子。


Mさんいわく、

普段、編集部で女子が楽しそうにしていても

会話に入れそびれたり

お菓子を配っていても、Mさんに配り忘れたり…


そういったことで、

ちょっとだけ傷ついていたのだとか。


私は、思いました。


「男性というのは、女性に褒められると、

こんなにも、うれしいものなんだな~」

「男性というのは、以外に、繊細なのだな~」と。


なにもお世辞を言ったり、

必要以上にもちあげることはないけれど…


身近な男性に何かしてもらったら、

「ありがとう! 助かりましたよ~」とか

「○○さんのおかげで、うまくいきました!」とか

「いつも○○してくれて、ありがとうございます」とか

口に出して、

感謝の気持ちを伝えることを心がけようと…


みじかな男性をほめるって、

ちょっと照れくさいけど、

やっぱり、うれしい気持ちを口に出すことは、大事ですね。


2泊3日の上海出張のあいだで

じつは、いちばん印象に残ったのは

Mさんの「ほめられて嬉しそうなニコニコ顔」でした。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。