よく斎藤一人さんが、
「お金を払ったときは、
モトがとれるか、どうか?
それを真剣に考えることは大事だよ」
とおっしゃっています。
たとえば、
1500円の本も、10回読めば、1回150円。
1万円のセーターも、20回着れば、1回500円…
になりますよね。
これは、
お金を払ったモノに対して、
「じぶんのところに来てくれたことを感謝して、
大切に、大切に、活用しなさい。
それがモノに対する礼儀だよ」
ということなのだと思います。
じつは最近、よく考えるのです。
ワタシは、お金を払ったモノに対して、
ちゃんと、「モトをとっているだろうか?」…と。
仕事柄、新刊の書籍や雑誌は、
毎月、何冊も買いこみます。
でも、買った本を、ちゃんと、こころをこめて、
最後まで読んでいるだろうか?
(途中まで読んだままで、
本棚にもどしてしまい、
ずーっと、そのままにしていないだろうか…?)
洋服も、持っているアイテムを、
ちゃんと活用させて、着ているかな?
たんすに、しまいっぱなしの服があるのに、
また新しい服を買ってしまったりして、いないかな?
セミナーや講演会で、
先生に教えていただいたこと。
ちゃんと、日々の生活に、
実践できているだろうか?
その場では、
なんとなく楽しかったり、
わかったようなつもりになっても…。
ノートを何度も、見直したり、
習ったことを、復習してみたり、
または、気づいたことを日常で
生かそうとする工夫がなければ、
「モトがとれた」ことにはならないんだよね。
お金を払ったモノ…
それは、すべて、
ただ「お金を払って、モノを受け取った」
ということだけではなくて、
「ご縁があって、ワタシのところに、きてくれた」
のかもしれない。
生かすも、生かさないも、ワタシ次第。
だから、もっと、
お金を払ったモノを、大切にしよう。
ひとつ、ひとつ、
その価値に感謝し、
日常に、最大限に生かしていこう。
そんなことをいま、
改めて思っています。
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。