やらなきゃいけないことは、やまづみ。

それは、よく、わかっているのです。


でもね…

何から手をつけていいか、わからなくて…。


それにね…

おおきな声ではいえないけれど、

なんだか今日はやる気が起きなくて…。


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そんなとき、

ワタシは

料理家の栗原はるみさんが 言っていた、

こんな言葉を思いだします。


「家事というのは、終わりがないから、

メリハリをつけて、やっていくことが大切。

私は、ストップウォッチをかけて、
15分間、ひとつのことだけ

夢中でやっているのです」


たとえば、家事でたとえると、
「洗濯物をたたむ」でも、
「窓ガラスをふく」
「夕食の下準備をする」でも、
なんでもOK。

とにかく、ポイントは

15分間、他のことはいっさい考えず、
そのことだけに集中する
のがいいのだとか。



そして、その15分がたったら
「途中でもやめて」
別のことをまた15分間夢中でやる。

そう、ここが大切みたいです。
「15分きっかりでやめる」

ことがポイントなのですね!



ワタシが思うに、
「15分間」って、

ちょうど人の集中力が
とぎれるときだと思うのです。

それ以上やっていると、
その仕事に「飽き」がきて、
ペースがダウンして、だらだらしてしまう。

その「飽き」を感じさせず、
ペースダウンしないために、
15分たったら、パッと別のことに
切り替えてしまうのがよいのだと思うのです。


ワタシはこれを、

じぶんの仕事に応用してみました。


たとえば

「15分間、取材のアポをとる」
「15分間、原稿のチェック」
「15分間、お礼のメールを書く」
「15分間、月間のスケジュールをたてる」
「15分間、本屋で資料を探す」

など、なんでも15分ワクで区切って、
スケジュールをたててみたのです。

これがですね…
やってみると、とてもいいのです。
だらだらしないし、
モチベーションが下がりにくい。

それに、なんだか

ゲーム感覚でたのしい!
仕事がどんどん、かたづいていくのですね。

思うに、
フリーで仕事をしている方とか、
ワタシのような編集業の場合、
自分でスケジュールを立てて、
自分でタイムマネジメントをしていかなければならない。

でも、時に、

人は自分に甘くなってしまうから
常にきびきび動けるような工夫をしないと、
だらだらモードにおちいりがち

それを、

この「はるみさん式タイムスケジュール」が、
うまくカバーしてくれるようなのです。

たぶん、栗原さんご自身も、
お仕事でも、プライベートでも、
やることが本当にいっぱいあって、
どうやって、自分のモチベーションを下げずに、
うまくこなしていくかを、
いろいろ工夫されたのではないでしょうか?

そして、この方法を見つけられたのだと思います。

「15分間だけ夢中になる」。
この魔法のタイムマネジメントを、
しばらく続けてみようと思っています。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。