雑誌の編集者をしていて、

いちばんのとっけんは、

「ずっと憧れていた人」や「尊敬してきた人」に、

何かの拍子に逢えてしまう!

ということ。


逆に、傷ついたり、ショックを受けたりするのは、

「ずっと憧れてきた人の

意外な一面をみたり、

意外な出来事が起こったり、

よくない噂などが耳に入ってきてしまうこと」

だと思っています。


「編集部」というところは、

いいことも、悪いことも、どんどん飛び込んでくる。

山のような情報を仕分けして、

セレクトしていくのが、

編集者のシゴトだから。


でもね。


ワタシは、このことに対して、

実は、とまどいがありました。


リスペクトしてきた人の、

「意外な一面」をみてしまったり、

「意外な出来事」がおこったり、

「よくない噂」が耳に入ってきたときに、

じぶんはいったい、

どうやって対応したら、いいのだろう。


じぶんのこころの「おとしまえ」は、

どう、つけたら、いいのだろう。



最近、ようやく、そのことに対しての

「こたえ」らしきものが、見つかりました。



どんな人にも、

「意外な一面」や

「よろしくない部分」や、

「足りない面」は、ある。


もちろん、ワタシだって、そう!

ワタシだって、

「できないこと」や

「足りないこと」だらけなのですよね。

(本当に!)



だから、

じぶんが憧れてきた人の

「意外な面」を見たとしても、

それは、それで、ただ受け入れる。


でも、だからといって、

その人を、変えようとしたり、

その人から、離れていこうとしなくて、いい。


じぶんがいままで、

その人に対して、

憧れたり、尊敬したり、してきたこと。

その人を思うだけで、

はずむように、キラキラできたこと。


そう

「リスペクトの光」は、

どんなことがあっても、消えないし、

消さなくて、いい。



ただ、ワタシが見つけるのは、

その人の、「すばらしい部分」だけ。


いろいろな人の

「すばらしい部分」を集めて、

じぶんのこころの中に、

「光のセレクトショップ」

をつくる。


その「セレクトショップ」の中には、

キラキラ輝くものだけを、置いておく。

まいにち、セレクトショップの商品を、ふやしていく。


ワタシのこころのなかには、

大事な、大事な、

「光のセレクトショップ」がある!

そう思うだけで、

目の前がパーっと明るくなるのです。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。