「じぶんの夢に届かなくて、

なんだか、むしょうに、あせってしまう」


そんな夜って、ありますよね。



いそがしすぎる日常のなかで。

いっぱいありすぎる、目のまえのしごと。

やっても、やっても、終わらなくて。

もう夜になって、朝がくる。

気がつくと、もう今月も終わり。


こんななかで、どうやって、

夢に進んでいったら、いいものか…。


そんなきもちになったとき、

ワタシは、こんなお話を思いだします。


ワタシの大好きな

斎藤一人さんの

「母の教え」というお話です。


ごぞんじの方も多いと思いますが、

斎藤一人さんは

「税金を日本でいちばんおさめている」という

日本一のお金持ち。


そんな一人さんの、

「精神的にも、経済的にも、

みんなでしあわせになろう」

という考え方が、ワタシは大好きなのです。


その一人さんの考え方は、

「一人さんのお母さん」から教わったことが

ベースになっているそうです。


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学校に通っていたころ、

勉強もできず、

これといった特技も、

まったくなかったという一人さん。


そんな一人さんに、

一人さんのお母さんは、こう言いました。


ボクちゃん(一人さんのこと)はね、

特技がないから、トクなんだよ。


特技がある人は、

なまじっか、

特技を仕事に生かそうとするでしょう。

それが、商売のジャマになるんだよ。


ボクちゃんは、特技がないから、

いつも時代にあったことを仕事にしていなさい。

そうすれば、失敗することはないからね」


そして、もうひとつ、

お母さんは、

こんなコツを教えてくれました。


商売のコツはね、

一歩一歩あるいていくこと。


走ってもダメ、

たちどまってもダメ、

右足、左足、右足、左足…と

いつも、じゅんばんに足をだしていきなさい。


そうすれば、失敗することないからね」



走ってしまえば、

すぐに息切れして、苦しくなってしまう…。


たちどまってしまえば、

前に進むことはできないし、

ましてやじーっと立っていることもつらくなって、

座り込んでしまう…。


だから、一歩一歩すすんでいくのが、

最高のコツであり、

実は、いちばんの近道。


そんなことを教えてもらった一人さんは、

お母さんの教えどおり、

一歩一歩、あるいていった結果、

いまがあるんだよ、と言っていました。


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いまの、いそがしい日常の中で。


それでも、夢にむかって、できることって、

じつは、いろいろあるんですよね。


ワタシはようやく、そのことに、気がつきました。


机に座っていても、

ほんの3分間でも、

できることって、ある。


そのことを、一歩一歩、やっていくだけ。

どんなに小さいことでも、

ああ、ありがたいなあ、って受けとめて。

目の前にいる人に、

ほんのちょっとだけでも、

愛のあることをなげかけていく。

毎日、じぶんを、見直していく。


そうやって、

一歩一歩、

歩いていこうと決めました。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。