こんばんは。
ツクヨミ先生です。
今回は統計学って何?仕事にどうやって使うの?
ということを数学センスゼロの僕でもわかる内容でご説明しようと思います。
なんだか難しいイメージですよね、統計学って。
メガネをクイクイやる人が使ってそうなイメージです。
ウィキペディアによると・・・
統計学(とうけいがく、英: statistics、英: Statistik)とは、統計に関する研究を行う学問である。
統計学は、経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす。統計的手法は、実験計画、データの要約や解釈を行う上での根拠を提供する学問であり、幅広い分野で応用されている。
現在では、医学(疫学、EBM)、薬学、経済学、社会学、心理学、言語学など、自然科学・社会科学・人文科学の実証分析を伴う分野について、必須の学問となっている。また、統計学は哲学の一分科である科学哲学においても重要なひとつのトピックスになっている。
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やっぱりメガネクイクイやる人っぽい(;´Д`)!!!
しかしここは数学センスゼロの僕が仕事で成果を出すために使った統計学を紹介するブログ・・・。
当ブログの統計学はこんなメガネクイクイなモノではありません!!
数学センスゼロの僕の理解は、
統計学とは、データに基づいて
①自分の立ち位置を把握する
②未来を予測する
この2点を解決するための学問です。
どういう事かと言いますと、
例えば、会社の売上が前年比100%だったとしましょう。
果たしてそれは、良い状態なのか、悪い状態なのか?(①)
そして、そのまま進めば1年後はどのくらいの伸びになるのか?(②)
このような事を『理解』し、『説明』できるようになります。
上記の例で言いますと、
前年比が100%だったとしても
A.売上の中身が、客単価が異常に高い人が数人増えていてそれ以外の人が減っている状態
⇒太客1名の離反一発で全体が下がってしまう状態で、あまり良い状態ではないと判断
B.逆に、客単価は減っているけど、平均的な客単価の客数が増えている状態
⇒危険は少なく、良い状態だと判断
※状況によりどちらが良いかは変動します
また、過去のデータから『離反率』と『新規開拓数』を導くことが出来れば、現在の顧客から何%が離反して、何%が新規で増えて、1年後には○○%になる!ということが予測できます。
そして、この根拠はすべて数字です。
漠然とした
前年比100%だけどいいのかな?
一年後はどうなってるのかな?
といった現実の問題を、数字に直して、『算数にして発見・解決』することも統計学の得意とすることです。
後にご説明しますが、顧客の客単価をExcelで管理しているなら、その一覧の中に『標準偏差』という計算を行うことで、数字の散らばりがわかります。
100万円の売上のうち、1万円が100人いる時だと標準偏差『0』、1万円1人と99万円1人だと標準偏差『490,000』になり、後者の方が数字のばらつきがある=顧客間で客単価の高低差がすごい!ということになります。
この標準偏差を月別、年別で見ていくと、
『前より標準偏差が大きい!顧客間で偏りがある』という現在の立ち位置を発見し、客単価の大きい顧客を特定し離反させないような施策を取ったり、逆に客単価を下げている顧客の単価を上げるための施策を取ったりすることができます。
次回は、統計学のキホン、平均と標準偏差をご紹介します。
ではでは~。