多分、母の介護に手こずっていて、疲れがピークに達しているのだろう。母は、自力で歩くこともできず、何も出来ない状態である。寝てばかりであり、わがままが酷くなってきた。それでは悪くなる一方なので、リハビリになるよういろいろやっているのだが、あまりに手が掛かりすぎるので、私はハードワークになっていたと思う。
先週は、ゴミの山と化していた父の部屋を整理し、そこに母のベッドや簡易トイレ、父の遺影や位牌を移動したり、移動式の手すりを手配したりと大変だったことに加え、足を運ばなければならないスケジュールが多く(2名の卒業した教え子たちとの交流を含む)、母の件で書かなければならない提出書類にも悩まされた。
何より、昨年末は父の介護、年が明けて父の葬儀、そして母の介護と、休む間もない状態が続いて来たのだから健康を害するのは当然なのかもしれない。
昨日は、ついに教えることができなくなって、お稽古中に隣の部屋で休まなくてはならない事態となった。子供たちは、自分の硬筆ペンが探せないと困って私の所に来た。そこで、「何かいいアイディアないかな」と言ってみた。すると二人の小3の女の子が、それならと、ペン立てと空きビンに曜日名を書いて整理してくれた。この子たちは、先週も硬筆のお手本や用紙を整理するために手伝ってくれた。この子たちは、おばあちゃん先生にも優しく接してくれる。

先生がしっかりしていない割には、立派に作品を仕上げていた。

そこに小5の女の子がお稽古に加わった。彼女は当塾で今年の書写コンで特別賞を取った唯一の子である。今年は、推薦を取った子は増えたのだが、特別賞が大きく減ってしまった。両親の介護の影響がこんなところに出てしまったかもしれない。


この子は、始めたころは無口で元気が無く、すぐにやめそうな感じだったが、現在は他の塾生から尊敬されている存在となっている。当塾の新エースなのである。
その後、中1の女子生徒がお稽古に加わった。当塾で一番出来る子で、これまでコンクールではすべてが上位入選。北光誌でも写真版や今月の表彰の常連となっている。塾生たちから優しいお姉さんとして、慕われ尊敬されている子なのである。いつも、おばあちゃん先生の手を引いて助けてくれるなど老人への理解もしっかりしている。
書写コンも3年連続特別賞を受賞してきたが、今年は推薦止まりだった。そこで、この子は私の所で習うより、優れた先生に習わせるべきと考え、北光誌のお手本を書いている先生に紹介したい旨を話し説得した。
出来ない子を出来るようにすることは得意な私でも、特に出来る子への指導が疎かになってきていると感じている。それゆえ出来る子は、他の塾に紹介し、出来ない子を私の塾に紹介してもらえるような関係が出来れば、現在の状態の私でも何とかやっていけるような気がするのである。
とにかく健康あってこそである。現在、酷い頭痛に悩まされているが、多分、休む時間を増やさなくてならないので、断るスケジュールが増えることだろう。不本意なことではあるが、ここをしっかり乗り越えられれば、自分のキャパが大きく広がると信じている。
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