父が亡くなって... | 恵翠(けいすい)書道教室

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父が亡くなって一週間が経った。

母は子供返りして、この期間、腰が痛いと何もしてくれなかった。親戚や父の関係者に関するアドレス帳を無くしたと言って探してもくれなかった。通夜には誰一人来なかった故、私は記憶を頼りに直接知らせに行く作戦を取った。人が人を呼んでくれた。葬儀屋さんの手配で無料で新聞全紙の慶弔欄に乗せてくれたので、葬儀には多くの人が集まった。詩吟を吟じてくださった方々のお陰もあり、父らしい葬儀となったと思う。母は、火葬にも葬儀にも腰が痛いので行かないと駄々をこねて大変だった。結局母は大騒ぎをして皆に迷惑を掛けるだけで何もしてくれなかった。

父が亡くなって、世帯主の変更や生命保険や年金等、いろいろな手続きがあったのだが、母は大切な書類をすべて無くしたと言い、しかも探す意思が全くなかった。それゆえ再発行手続きから始めなくてはならなかった。

そんな中、大変な借金の催促が来て、しかも2月上旬に支払わなくてはならなかった。それは母が作った借金だった。もし払わなければ、この家に住めなくなるかもしれない。昨年末に放映された人気ドラマ「下町ロケット」の佃製作所の佃航平社長になった心境である。

母は、私たちに隠してやってきた資金運用術が通用しなくなってしまっていたようである。あと数年は父が生きていると思って安心し切っていただけに、父の死に激しく動揺してしまい、現実を直視できずに子供返りしたのかもしれない。母は寝込んでしまい全く対応してくれない。ヒントさえも教えてくれないゆえ、骨の折れる日々が続きそうである。

今日からお稽古を再開したのだが、母が腰が痛いとわめいたことで、子供たちへのお稽古にかなり迷惑を掛けてしまった。

できたら本人がいると各種手続きがしやすくなるため、明日と明後日は、午前は車いすで頑張って役所回りと資金運用の件で付き合ってもらい、午後からは寝てもらい、マッサージ師に来てもらえるようにケアマネージャーさんに頼んだ。ただ、母を一人残して大丈夫なものか不安ではある。そういうわけで、今週いっぱい、おばあちゃん先生はお稽古には出られそうにない。

困難とは、神様から与えられた課題なのだと思う。それゆえ、不安を持つことなく、全力で取り組むのなら打開策が開かれて来るのだと信じている。神の存在とはピンチの時にこそ強く感じられるものだと思うからだ。

とても苦しい状態だが、私だから乗り越えられるものだと考えている。つまり「私でよかった」のである。