上野の老舗和菓子店「うさぎや」が運営する「うさぎやCAFE」に、朝食メニューが登場しました
それも、朝の9時から9時10分の間に来店された方限定で提供されている、ちょっと特別な朝食メニューです
うさぎやCAFEに到着
開店時間は9時から、かなり早目に行きましたがすでに並んでいる人がいました
中には関西方面から旅行で来られている方もいらっしゃいましたので、知る人ぞしる評判のお店ですね！
その朝食メニューは「うさパンケーキ」といいます
なんとパンケーキメニューなのです！
和菓子屋さんのパンケーキなんてとても気になり、前日は夜も眠れませんでした(笑)
実は記事にするのを失念していたのですが、このうさぎやCAFEに来たのは2回目で、初めての時は駅から近いのにも関わらず神田の方まで行ってしまい、たどり着くのに30分以上かかってしまったという(単なる方向音痴ですから気にしないでください)
手順としては9時になったらお店に入れますが、席が少ないので相席をお願いされます
あっという間に満席になってしまいますが、提供は1回ではないようです
人数が多ければ、2～3回巡回するようですが、それでもきっとどこかで打ち切るのだと思います
目の前で打ち切られないよう、やっぱり早目に行かれることをおススメします！
店内に案内されると、早速あんことバターが乗った木のトレイがそれぞれ提供されます
しばらくすると奥から大きな箱を持った店員さんが現れ、焼きたてのパンケーキを木のトレイに丁寧に乗せてくださいます
この注目のパンケーキ生地は、なんと「うさぎや」のどらやきの皮そのものをパンケーキに見立てているものなのです
朝開店と同時に程近くにある「うさぎや」から、焼きたてどらやきの皮が届き、その場で熱々をいただくことができるのという仕組みになっています
奥から大きな箱を持った店員さんは、近くのうさぎやさんまで焼きたての
その焼きたてが冷める間が約10分間、この10分が勝負なんだと思います
これが、開店の9時～9時10分の間だけ提供という意味だと解釈しました
見てください！この
あの美味しいうさぎやのどらやきの皮がサイズも大きく、贅沢にも4枚も重ねられていただけるのですから、もうこれはたまりませんよね！
小皿には、毎朝「うさぎや」の餡職人が炊く十勝産の小豆を使用した餡と、北海道ノースプレインファームの発酵バターが添えられています
うさぎやCAFEではどらやきの餡を煮詰める前段階の、出来立ての上澄みの部分を使用しています
そのため、とても瑞々しく小豆の食感があまり感じられないので、粒餡が苦手な方でも召し上がっていただけるのではないでしょうか
店内全員にパンケーキが行き渡ったところで、食べ方の説明があります
パンケーキにバターを乗せたり・・・
バター＋あんこで、名古屋の小倉マーガリン風にしてみたり、熱々のパンケーキ生地に乗せてみます
生地の真ん中に、餡と発酵バターを挟み、半分にして手で持って食べるのが「うさぎやCAFE」流です
そう！ 通常パンケーキに提供されるフォークとナイフはついてないのです！
どらやきを食べる時と同じように、皮を手で持ちパクッといただくのが美味しい食べ方のコツです
このパンケーキの生地ですが、提供された時は手で持てないくらい熱々で、本当の焼きたてという意味に驚かされます(やけどしないでくださいね)
どらやきの皮は蜂蜜が入っているのでほんのり甘く、口当たりが優しくしっとりしています
しっとりやわらかい皮と瑞々しい餡、塩気の感じられるバターのバランスは絶妙！
これぞ老舗和菓子と現在のパンケーキブームが融合した、新しいスイーツの形ではないでしょうか
うさパンケーキには、セットでドリンクが割引価格で注文することができ、この日は珈琲にしました
コーヒー豆は、世田谷の千歳烏山にあるCafoo (カフー) さんの特別ブレンド
ドリンクは狭山茶で作る「煎茶」、「ほうじ茶」、「玄米茶」、餡との相性がよい「珈琲」を選ぶことができます
他にも、紋別の牧場から届くみるくと、どらやきの餡を一緒にデザート感覚でいただける「うさ餡みるく」も注文が可能です
カフェで提供されるフードとドリンクすべてに超軟水といわれるハワイウォーターを使っているというこだわり！
ハワイウォーターは食べ物の口当たりも柔らかく、餡のおいしさを魅きたててくれる力があるとか
セットドリンクに珈琲があるのも納得
ハワイウォーターで淹れた珈琲と、どらやきの餡とのマリアージュをお楽しみいただけるのも、うさぎやCAFEならではですね！
どらやきがお好きな方も、パンケーキがお好きな方も、心から満足していただける、うさぎやCAFEが提供する朝の新しい朝食を是非体験してみてくださいね