「亡くなった〇〇のことを忘れている時間が

 楽だと感じるんです。」

 

カウンセリングのお仕事でも、

わかちあいの会の活動においても、

しばしば耳にする言葉です。

 

 

 

そして…


 

 

「泣けることも

 哀しみに浸れることも

 ある意味、強さ、なのかもね。」

 

 

共に活動している仲間が

呟いていました。

 

 

 

 

私は…

どちらの言葉にも共感できます。

首がもげるほど、

頷いてしまいます。

 

 

 

私はね…

 

ずっとずっと

ちゃーこのことを考えていると

悲しくて、苦しくて、辛くてたまらない。

 

 

今すぐにでも、

生きることをやめてしまいそうな

自分が現れてしまう。

 

 

哀しみや後悔とか

ネガティブな感情に飲み込まれている

自分が辛くて。

現実から逃げるように仕事に打ち込んでいる

私がいます。

 

 

実際に

ちゃーこが病気になってから

悲しくても「泣けなくなった」自分がいました。

(よろしければ、こちらの記事も

 →泣けない私は冷たいママなのか

 

 

ちゃーこが

お空に帰ってから3ヶ月で

仕事に復帰してしまったのも。


 

 

当時を振り返ると

あまりの哀しみで、

娘がいなくなった現実を直視できなかった。

心を麻痺させないと生きていられなかった。

 

それくらい、辛かった。

苦しかった。

 

これでもか!

というくらい精一杯に生きていた。

 

と、気づきました。

 

 

だからね

「故人のことを考えない時間が

 楽だと感じる。」

 

というお気持ち、

痛いくらい共感できます。  

 

それだけ

これ以上しぼりだせないほど

精一杯に生きている証拠!!

 

哀しみとの付き合い方を

模索しているのです!!

 

 

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哀しみとの向き合い方や、

向き合うタイミングは

人それぞれです。

 

 

 

 

あの子が苦しんだのだから…

あの子はもっと辛かったのだから…

私はもっと耐えなければ。

 

 

常に〇〇のことを

考えていないと

忘れてしまいそうで不安。

 

 

常に〇〇のことを想い続けたい。

 

 

泣いてばかりで

何もできない自分が許せない

 

 

何事もなかったかのように

バリバリ働き続ける人も…

 

 

 

 

一人一人の心の中には

いろいろな気持ちを抱えていて

それぞれのスタンスで

哀しみと向き合っていると思います。

 

 

 

決して

「大切な人のことが心の中から

 消え去る」

とは違う!!


 

 

誰もに共通するのは

「哀しみ」の感情は

必ず心の根底に潜んでいて、

ずっと抱き抱えて生きていくもの。

 


 

姿形を変えて、

常に心の中に存在していて

その人の日々の生活の中に染み込んでいくから。

 

時に哀しみの感情が

大きくなったり小さくなったり。

 

透明になったり、

真っ黒になって

全てを黒で飲み込んでしまったり。

 

 

心に哀しみのグラデーションが

できあがっていく。

マーブル模様みたいにね。

 

 

そうやって

また違った自分が出来上がっていく。

 

 

全ては

自分の心を守るため。

かげかえのない存在を

思うからこそ

気持ちが揺らぐのです。

 

 

 

 だから、

 どんな気持ちになっても大丈夫クローバー

 

 

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よかったらこちらもどうぞスター

 

心の地図

グリーフスパイラルの記事。

哀しみについて書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

【グリーフケアカフェつむぐ】

 

分かち合いの会を毎月最終土曜日に開催します。

(少人数で集まり、語り合う会)

 

8月31日 

16:00から18:00

     @ユニコムプラザさがみはら


参加費用

1000円(場所代含む)


定員

5名(大切なかたを亡くされた方)

 

<アクセス>

小田急線 相模大野駅 

bono相模大野サウスモール3階

 

bono相模大野併設のパーキングをご利用ください。

(割引はございません)

 

*カウンセリングも承ります*