少々小雨の降る中だったけど、
そのせいか、見学者の人数も少なくって、
ティールームも、茶室も貸し切り状態。
逆にこれはラッキーだったかも!
早い時間に行くのがおすすめです。
まずは、洋館内のティールームでレクチャーから。
ティールームの中で、私がおすすめしたい席があって、
空いててよかったわ。
パーティールームにも使われるダイニングで、
高い腰板と、重厚感あふれる彫刻が施されているマントルピースが
あるの。まさにイギリスのマナーハウスの空間のよう。
そこのちょうどお庭が見える窓際にあるお席なんです。
今回は貸し切り状態で、静かにゆっくりお茶をいただけたのも
最高でしたね。
さてさて、
今回のテーマは「和と洋の奏でるハーモニー」と題して、
英国文化と日本文化、それぞれ影響しあう
ティーセレモニーなどお話jしいたしましたよ。
イギリスと日本、同じ島国だし、両国民お茶好き。
お茶をいただくスタイルは
カジュアルなものから、フォーマルなものまであって、
フォーマルなものは日本では「茶道」
イギリスでは「アフタヌーンティー」ですよね。
礼儀作法、室内装飾、家具調度、食器や花など
とても広い範囲にわたって、そのセンスや知識、教養が必要。
両方とも最高の環境でもって、すべてに気配りをして
おもてなしをすることは共通のこと。
だけど、違う点も。
そんな話に触れながらですが、
ティーセットでは好きな紅茶を選んで、
あとパウンドケーキがついてきます。
ちなみにこちらのパウンドケーキは
(女子栄養大学で作っているものだそうですよ。)
ここでのティーセットはイギリスを代表するウェッジウッド、
それにまつわるお話から
当時のイギリスの陶磁器についても
東洋の影響などからの関係などもお話ししました。
ウェッジウッド氏の想い・・・・
なにげなく、同じティーカップでいただくとしても、
それを知っているのと、知らないのとでは
味わい方も違いますね。
ちょうど雨も上がり、日差しも見えてきたので、
お庭の散策へ。
お天気が心配だったけれど、良かったわ~。
なんとなく輝きを増していてみずみずしく、とっても素敵でした。
日本ではよくイングリッシュガーデンと言われている、
自然の景観を追求したイギリス式庭園とは違って、
イギリスのマナーハウスではよく見かけるのですが、
フランス式庭園に近い、平面幾何学式庭園と
イタリア露壇式が融合した庭園なんです。
こちらは、
見事な、「プリンセス・オブ・ウェールズ」の花
故ダイアナ妃を表現した薔薇です。
ヨーロッパの庭園を堪能したら、
今度は日本庭園へ。
同じ敷地内にあるとは思えない、
巧みな空間つくりには、本当に感動します。
共存しつつも、お互いに邪魔をしない景観作り
とにかく見事ですよ。
日本庭園にはお茶室もあり、
茶道を体験。つぎはそちらへ。
ちょっと長くなりましたので、
その様子はまた次の記事でご紹介しますね。
続きはこちら→パート2
https://ameblo.jp/tsukubaomotenashi/entry-12320709341.html