まず初めに、平素より筑波大学男子ラクロス部への多大なるご支援誠にありがとうございます。
2年の岩﨑慈安です。
リーグ戦まで気付けばあと2週間もない。去年のリーグ戦からもう約1年が経ちました。早すぎますね。正直不安要素とか課題を上げ始めたらキリがないけど、自分は今それ以上にリーグ戦の雰囲気を思い出すとワクワクしてしょうがないです。
去年のリーグ戦、ほぼ人数合わせみたいな形で出させてもらった。特別自分が何かしたというわけでもなく、結局ほとんど棒立ちで相手のシュートが外れることを祈るばかり。せいぜいできたことといえば地味にマンに入ってグラボを取るための道を開けることと、全速力でフライすることぐらい。そんないるかいないかもわかんない状態だったのにも関わらず、コートに立ったあのわずかな時間が、自分にとっては楽しくてしょうがなかった。
周りを見渡せばたくさんの観客がいて、自分の名前を呼んで応援してくれる方がいて、動画の配信がされて、そんな注目が集まるなかで試合ができるなんてなかなか無いことだと思う。だからこそ今年は去年以上に思い切り楽しみたい。みんなも楽しむことを忘れないでほしい。
去年はコートの上で、「もっとボールに触れたい」、「もっとボールダウンさせたい」、「もっとグラボ取りたい」と願うことしかできなかった。本当に情けない。けど今年は違う。もっといろんなことができる。
自分がラクロス始めたての時は、点を取る機会の多いオフェンスの方が断然目立つしかっこいいし、ディフェンスなんて地味でつまんないだろって思ったこともあった。けど先輩方はそんな考えをぶっ壊してくれた。特にそうたさんは、ディフェンスの選手が試合の主役になれるっていうことを教えてくれた。自分もそんな存在になりたい。
まだまだ技術は断然劣るし、派手なプレーなんてできないかもしれないけど、せめて少しでも自分が勝ちに貢献したって自信を持って言えるように、泥臭く自分にできることを全力でやろうと思う。
少し話は変わるけど、今年の開幕戦「法政vs明学」の試合を見た後、1年生たちが自分もあの舞台で戦いたいと思ってくれたことがめちゃくちゃ嬉しかった。絶対その想いを夢なんかで終わらせちゃいけない。いつまでも憧れる側にいるのなんかつまんないでしょ。
今年必ず勝って、１部昇格しよう。そして、みんなであの舞台に立とう。
岩﨑慈安