2024シーズン副将を務める事になりました山渕智也です。よろしくお願いします。
23シーズンは序盤からマイナス面でもプラスな面でも想定外のことが多く、変化に対応したり、自分が当初イメージしていたものを貫くことさえもすごく難しく感じた。そんな中でも、最初から最後まで昇格戦に進めると信じていたけど、最後は自分自身が想定外の因子となってしまった。
今シーズンは昨シーズンに比べれば、これまでのところ想定外の変化というものは少ないけど、これから何が起こるかは分からないし、どんな事態にも対応できるぐらいの余裕を持つ必要があるというのは今一度チームのみんなにも分かってもらいたい。
想定外といえば、昨シーズンの中盤にあった練習試合で、筑波と似たような人数状況のなかでハイテンポな試合展開を見せてきたチームがいたというのは、大きな衝撃だった。人数が少ないからという理由で最初から自分たちには選択肢にもなかったようなプレーや戦術をどんどん仕掛けてきて、終始主導権を握られるような展開だった。
もちろん、それを実現するには相当な体力から集中力が必要であることは確かだと思うけど、そのチームとの練習試合やこの前行われた鹿島オープンを通して、それが不可能じゃないことは分かったと思う。
今シーズンは既にいろんなポジションを経験している選手が多いし、面白いラクロスをできるようなポテンシャルが大いにあるチームだと思う。一つ戦術や戦略を立場として要求したいのは、自分の得意なものを見つけてそれを体現してほしいということ。
特に下級生はオールラウンダーを目指すよりも、何か一つ自信があって上級生を上回り、リーグ戦で通用するようなものを身に付けて欲しい。プレーじゃなくても、Q間で情報を落とせたり、味方を鼓舞できるような人も今の筑波にとってすごく貴重で価値があると思う。
もし、今強みはあるけど活かせてる感覚がない人はぜひ一度周りの人や自分に掛け合ってみて欲しい。チーム現況を考えると無理かなと思うことも、柔軟に考えたりすれば意外とどうにかなったり、一人一人の重要度が高い分チームも一人のために動けると思うから。
全員で戦って、今度は筑波が想定外のチームになって１部昇格を実現しよう。