● 子どもの嘘・アドラー心理学読書会の気づきと心の器づくりの視点から
長谷静香です。
現在、私は、色々な学びを並行してやっていて・・・。
読書会にも2つ参加しています。
ただ、リアル参加できないことが多く、アーカイブ受講が多いのですが、昨日は、久しぶりにリアル参加。
取り扱うページをぎりぎりに読んでの参加でした。
『家族カウンセリングの技法』の読書会。
アドラー仲間の熊野英一さんと梶田恵子さんが発起人で、20名くらいのメンバーで、1冊の本を1年かけて読むという感じです。
こちらは昨日のメンバー。

発起人のお二人にも、メンバーの皆様にも本当によくしていただいて・・・。
学び多き時間を過ごしています。
昨日は第7章の『具体的な問題を解決する』という章の一部
・きょうだい喧嘩・ぐずぐずした動作・かんしゃく・盗みと嘘
・おもらし・悪口・むずがる子ども・車の運転中に騒ぐ子ども
を共に読み、内容理解を深めました。
【盗みと嘘】についての記述をご紹介しますね。
以下、『家族カウンセリングの技法―家族を援助するアドラー心理学』
バーニス・ブロニャ グランウォルド ハロルド・V. マッカビー 著 坂本 洲子 ,江口 真理子 訳 一光社 より引用
======
子どもの嘘や悩みを、カウンセラーはどう対処すればよいでしょうか?
カウンセラーは、まず、このような行動に目的があることを認識し、目的を知ることです。
次に、カウンセラーは、どんな要因が子どもの行動に影響を与えているかについて親と話し合い、知らず知らずのうちに親が子供の行動に影響を与えている部分を発見していなかければなりません。
~中略~
最後にカウンセラーは、どのようにして以後、嘘や盗みという行動に対処していくかを、親と子どもに決めさせます。
~中略~
親は、嘘をつくことが避けられない場合や、嘘をつくことで問題が回避されるなら嘘をついてもいいということを、知らず知らずのうちに子どもに教えているものです。
例えば次のようなことがあります。
1.子どもが学校に行かないとき、子どものために嘘の欠席届を書く。
2.ある人が電話してきたら、自分は外出していると言ってもらう。
3.映画館に入場するときやアルバイトをするとき、お金を儲けるために年齢をごまかすように言う。
4.トラブルに巻き込まれないために、やったことをやっていないと言うように教える。
5.親が約束を破った時、子どもに嘘をつく。
6.親が買い物をごまかしたとか、所得税をごまかしたとか、子どもに自慢する。
7.間違いが明白であるにもかかわらず、親が自分の間違いを認めようとしない。
======
それぞれにアドラー派の対応が書いてあり、なるほどな~と納得する部分もあれば
実は、あれ?そうなの?と思う部分もあり・・・。
そして、その「あれ?」は、他のメンバーも同じように感じているところもあって
数人で共に読み合うことで気づけることがたくさんありました。
その「あれ?」と私が感じたのは「嘘」の部分。
読書会での他の方のご意見は、守秘義務がありますので、私が感じ、私が思ったことをここに記したいと思います。
もちろん、この7つの項目は、全くその通り!だと思うのですが、「うそも方便」的な部分って許されないのかな・・・・という思いもふつふつと湧いてきました。
そして・・・・。
ちょうど金曜日にYouTubeにアップした内容と、かぶってるな~とも思って。
子どもの嘘・秘密・隠しごとについて、心の器づくりの視点から語ったんです。
「嘘はついちゃいけないよ」
「隠しごとはしないでね」
「秘密にせずに、なんでもママに話してね」
こんな風に子どもに話しているのに
子どもが嘘をついてしまった・・・。
隠しごとしている・・・。
私も以前は、「嘘はいけない」「隠し事もしない」
なんでもオープンに話した方がいい
そんな風に思っていました。
というより、がっつり思い込んでいました。
でも、実は、うそや秘密や隠し事。
うそをついたり秘密を持ったり隠し事がができるというのは心の器が成長している証拠なんです!
だから、頭から否定する必要はないし
頭ごなしに怒ることも避けたほうがいい。
じゃ、どうすればいいのか?というのを、心の器づくりの観点から話しています。
簡単にお伝えすると、
その「うそ」はその子にとって「守り」の可能性もある。
うそをつかなくてはいけないほどピンチに立たされている。
うそをつくほど困っている。
ここは、アドラー心理学でいう「人格と行動は分けて考える」という部分にも通じますね。
だとしたら、そのうそを正論でひっぺはがそうとしたら、ますます守りを固く、心を閉ざしてしまうかも。
コミュニケーションが取れない状態になるかもしれません。
子どもの「うそ」という鎧に隠れた思いをくみ取りながら、対応していくのも親や周りの人の役割なのかもな・・・・なんて思いました。
YouTubeはこちらから。子どもの嘘・秘密・隠しごと~心の器づくりの視点から~

チャンネル登録、いいねボタンもお待ちしております!!!
============
冬講座の募集中!
============
講座の中では、長谷の子育てや今までの体験からの学び、気づきも満載でお届けしています。
●ELM講座
1/21 2/4 2/19 3/4 (金)
アドラー心理学・勇気づけの入門編の講座です。

●SHINE講座~basic~
1/18 2/1 2/22 3/8(火)
潜在意識や親子の心理投影を含めた講座です。(春開講の心の器づくりベーシックの受講を検討されている方は、まずこちらを学ばれることをお勧めします)

お申込みはコチラから。
何名かの方からお問い合わせいただいております心の器づくりbasicコースは、次回、春に開講予定です。
=======
そして、個人セッションですが
こちらも、あと1,2名ほどお受けできます。
現在無料オリエンテーション受付中です。
必要な方に届きますように・・・。
最後までお読みくださりありがとうございました。
長谷静香でした。
■冬講座募集開始■
■無料メールレッスン■
メールマガジン:一日ひとしずく~疲れた心が軽くなるメールレッスン~私の本箱から

ご登録はコチラから。
私の本箱から、心がほっとする長谷が大切にしたい言葉をご紹介し、勇気づけのコツを交えてお届けしています。
メルマガ読者様には、講座その他の優先先行案内もお送りしています。
■長谷静香・自己紹介■
YouTubeはじめました。
毎週金曜日20時配信の予定です💛
■お知らせ■
長谷静香です。
現在、私は、色々な学びを並行してやっていて・・・。
読書会にも2つ参加しています。
ただ、リアル参加できないことが多く、アーカイブ受講が多いのですが、昨日は、久しぶりにリアル参加。
取り扱うページをぎりぎりに読んでの参加でした。
『家族カウンセリングの技法』の読書会。
アドラー仲間の熊野英一さんと梶田恵子さんが発起人で、20名くらいのメンバーで、1冊の本を1年かけて読むという感じです。
こちらは昨日のメンバー。

発起人のお二人にも、メンバーの皆様にも本当によくしていただいて・・・。
学び多き時間を過ごしています。
昨日は第7章の『具体的な問題を解決する』という章の一部
・きょうだい喧嘩・ぐずぐずした動作・かんしゃく・盗みと嘘
・おもらし・悪口・むずがる子ども・車の運転中に騒ぐ子ども
を共に読み、内容理解を深めました。
【盗みと嘘】についての記述をご紹介しますね。
以下、『家族カウンセリングの技法―家族を援助するアドラー心理学』
バーニス・ブロニャ グランウォルド ハロルド・V. マッカビー 著 坂本 洲子 ,江口 真理子 訳 一光社 より引用
======
子どもの嘘や悩みを、カウンセラーはどう対処すればよいでしょうか?
カウンセラーは、まず、このような行動に目的があることを認識し、目的を知ることです。
次に、カウンセラーは、どんな要因が子どもの行動に影響を与えているかについて親と話し合い、知らず知らずのうちに親が子供の行動に影響を与えている部分を発見していなかければなりません。
~中略~
最後にカウンセラーは、どのようにして以後、嘘や盗みという行動に対処していくかを、親と子どもに決めさせます。
~中略~
親は、嘘をつくことが避けられない場合や、嘘をつくことで問題が回避されるなら嘘をついてもいいということを、知らず知らずのうちに子どもに教えているものです。
例えば次のようなことがあります。
1.子どもが学校に行かないとき、子どものために嘘の欠席届を書く。
2.ある人が電話してきたら、自分は外出していると言ってもらう。
3.映画館に入場するときやアルバイトをするとき、お金を儲けるために年齢をごまかすように言う。
4.トラブルに巻き込まれないために、やったことをやっていないと言うように教える。
5.親が約束を破った時、子どもに嘘をつく。
6.親が買い物をごまかしたとか、所得税をごまかしたとか、子どもに自慢する。
7.間違いが明白であるにもかかわらず、親が自分の間違いを認めようとしない。
======
それぞれにアドラー派の対応が書いてあり、なるほどな~と納得する部分もあれば
実は、あれ?そうなの?と思う部分もあり・・・。
そして、その「あれ?」は、他のメンバーも同じように感じているところもあって
数人で共に読み合うことで気づけることがたくさんありました。
その「あれ?」と私が感じたのは「嘘」の部分。
読書会での他の方のご意見は、守秘義務がありますので、私が感じ、私が思ったことをここに記したいと思います。
もちろん、この7つの項目は、全くその通り!だと思うのですが、「うそも方便」的な部分って許されないのかな・・・・という思いもふつふつと湧いてきました。
そして・・・・。
ちょうど金曜日にYouTubeにアップした内容と、かぶってるな~とも思って。
子どもの嘘・秘密・隠しごとについて、心の器づくりの視点から語ったんです。
「嘘はついちゃいけないよ」
「隠しごとはしないでね」
「秘密にせずに、なんでもママに話してね」
こんな風に子どもに話しているのに
子どもが嘘をついてしまった・・・。
隠しごとしている・・・。
私も以前は、「嘘はいけない」「隠し事もしない」
なんでもオープンに話した方がいい
そんな風に思っていました。
というより、がっつり思い込んでいました。
でも、実は、うそや秘密や隠し事。
うそをついたり秘密を持ったり隠し事がができるというのは心の器が成長している証拠なんです!
だから、頭から否定する必要はないし
頭ごなしに怒ることも避けたほうがいい。
じゃ、どうすればいいのか?というのを、心の器づくりの観点から話しています。
簡単にお伝えすると、
その「うそ」はその子にとって「守り」の可能性もある。
うそをつかなくてはいけないほどピンチに立たされている。
うそをつくほど困っている。
ここは、アドラー心理学でいう「人格と行動は分けて考える」という部分にも通じますね。
だとしたら、そのうそを正論でひっぺはがそうとしたら、ますます守りを固く、心を閉ざしてしまうかも。
コミュニケーションが取れない状態になるかもしれません。
子どもの「うそ」という鎧に隠れた思いをくみ取りながら、対応していくのも親や周りの人の役割なのかもな・・・・なんて思いました。
YouTubeはこちらから。子どもの嘘・秘密・隠しごと~心の器づくりの視点から~

チャンネル登録、いいねボタンもお待ちしております!!!
============
冬講座の募集中!
============
講座の中では、長谷の子育てや今までの体験からの学び、気づきも満載でお届けしています。
●ELM講座
1/21 2/4 2/19 3/4 (金)
アドラー心理学・勇気づけの入門編の講座です。

●SHINE講座~basic~
1/18 2/1 2/22 3/8(火)
潜在意識や親子の心理投影を含めた講座です。(春開講の心の器づくりベーシックの受講を検討されている方は、まずこちらを学ばれることをお勧めします)

お申込みはコチラから。
何名かの方からお問い合わせいただいております心の器づくりbasicコースは、次回、春に開講予定です。
=======
そして、個人セッションですが
こちらも、あと1,2名ほどお受けできます。
現在無料オリエンテーション受付中です。
必要な方に届きますように・・・。
最後までお読みくださりありがとうございました。
長谷静香でした。
■冬講座募集開始■
●ELM講座
1/21 2/4 2/19 3/4 (金)
アドラー心理学・勇気づけの入門編の講座です。

●SHINE講座~basic~
1/18 2/1 2/22 3/8(火)
潜在意識や親子の心理投影を含めた講座です。

お申込みはコチラから。
対面講座は、すべて研究学園駅徒歩2分の「しずくサロン」で開催いたします。
ただし、対面での講座をご希望の場合も、社会情勢を鑑み、オンラインで対応させていただく場合もございます。ご了承くださいませ。

ベランダからは広い空と、遠くには富士山が見え、玄関からは筑波山が見えます。
ビルの最上階にあるコミュニケーションサロン・勇気のしずくで、あなたのお越しをお待ちしております♡
1/21 2/4 2/19 3/4 (金)
アドラー心理学・勇気づけの入門編の講座です。

●SHINE講座~basic~
1/18 2/1 2/22 3/8(火)
潜在意識や親子の心理投影を含めた講座です。

お申込みはコチラから。
対面講座は、すべて研究学園駅徒歩2分の「しずくサロン」で開催いたします。
ただし、対面での講座をご希望の場合も、社会情勢を鑑み、オンラインで対応させていただく場合もございます。ご了承くださいませ。

ベランダからは広い空と、遠くには富士山が見え、玄関からは筑波山が見えます。
ビルの最上階にあるコミュニケーションサロン・勇気のしずくで、あなたのお越しをお待ちしております♡
■無料メールレッスン■
メールマガジン:一日ひとしずく~疲れた心が軽くなるメールレッスン~私の本箱から

ご登録はコチラから。
私の本箱から、心がほっとする長谷が大切にしたい言葉をご紹介し、勇気づけのコツを交えてお届けしています。
メルマガ読者様には、講座その他の優先先行案内もお送りしています。
■長谷静香・自己紹介■
YouTubeはじめました。
毎週金曜日20時配信の予定です💛
■お知らせ■