●岸見一郎先生の看護師向け「幸せになる対人関係受講しました!
『まかせる子育て』の長谷静香です。
先週日曜日、『嫌われる勇気』の岸見一郎先生の講座を都内に受けに行きました。
看護師向けの講座ということで、来年度、看護学生さんの講義に携わることになっている私は、これは!と思い、1週間前に知ったのですが、家族に協力をお願いし、受講を決めました。

会場には、120名ほどの方が参加されていました。
壇上には、NHKの『100分de名著』で、画面の中にいらした岸見先生のお姿。(ミーハーな私)
私は、少し後ろの席でしたが、しっかりお顔が見えて、お話を聴くことができました。
テキストもしっかりしたものを準備していただいていました。
目次の内容は、講座の募集のページにも書かれていたので、ご紹介しますね。
1.対人関係の基本を知る
・叱ること、ほめることの問題(「対等の横の関係」)
・勇気づけ(「貢献感」を持てる援助)
・課題の分離・・・など
2.場面別 よくあるナースの対人トラブル
【場面1】なぜ緊張するのか、克服の仕方を学ぶ
【場面2】失敗したときの対処と上司の対応を学ぶ
【場面3】難しい(と見える)患者の行動と心理を理解し、対応を学ぶ
3.今ここを生きる~病気と死について~
・病気と死についてどう考えるか?
・患者から見た看護師像について
岸見先生のお言葉が、厳しく、そして、温かく心に響いてきます。
どうしてもサインをいただき、お写真を一緒に撮りたかった私・・・。
どうしよう・・・と思って、休憩時間に、部屋の外に、出たら、会場の後ろのドアから、
そっとのぞかれている岸見先生を発見!
ドキドキしながら、話しかけて、お願いしました。
すると、快く、サインもお写真も引き受けてくださいました♪

講演会中、質問用紙に、質問がある人は書いて、先生がそれを見て、
答えてくださるということも、ありました。
私も、一つ質問しましたが、答えてくださり、うれしかったです。
看護師としてのお悩み、母としてのお悩み、色々なご質問が出ていました。
岸見先生は、ご自身も、ご病気になられ、ご入院されていたので、患者としての目線、介護者としての目線、そして、カウンセラーとしての目線。
色々な立場でのお話をしてくださいました。
心に残った言葉は・・・・。
『人生を先延ばしにしない』
私たちは、明日が必ずやってくると思い、毎日を生きています。
でも、それは、分からない。
岸見先生のお話のたとえでお伝えすると・・・。
『たとえば学校に行かない子供がいる。
それは、すでに起こっていること。
ならば、今日、この日を、その子と仲良く過ごしてみよう。
それでいいのではないか?
毎日を丁寧に生きていく。
それが大事なことなのでは』
ということをお話しされました。
最後は『死』について。
先生独自の死生観に触れ、私は、9年前に亡くなった父のことを思い出していました。
父は、2005年の12月12日に、肺がんを指摘され、
翌2006年の12月12日に自宅で亡くなりました。
12月12日は、私たち夫婦の結婚記念日でもあります。
先生の死のお話の中で出てきた、内村鑑三の『後世への最大遺物』
父は亡くなったけれど、私にも、家族にも、色々なことを残してくれています。
正直に生きるということ。
思いやりの気持ちの大切さ。
なかなか、父の想いを、子ども達に、伝えることはしていなかったのですが、
父は、こういう人だった・・・こういう思いを持って生きていた。
というのを、伝えていきたいなあと思いました。
看護師としての対人関係を学びのために行ったのですが、
死・生きることに向かい合う、厳かな時間になりました。
(もしかしたら、私だけかもしれませんが・・・・)
このようなお話をしてくださった岸見先生に、心から感謝しております。
そして・・・。
知らない人ばかりの中、ある方とお知り合いになることができました。
岸見先生と、その方、Iさんが、私の席のすぐ後ろで、お話しされていたので、
つい、お声掛けしてしまいました。
でも、気さくにお話ししてくださって・・・・。
私の二つ前のお席にお座りだったIさん。
(この席にも、意味があったのかも・・・・)
休憩時間は、二人で、アドラー心理学について、語り合っちゃいました♪
Iさん、ありがとうございました。
今回の学びを、今、来てくださっている受講生様にはもちろん!来年度からの看護学生さんたちへの関わりに生かしていけたらな~と思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
『勇気のしずく』の長谷静香でした。
■お知らせ■
『まかせる子育て』の長谷静香です。
先週日曜日、『嫌われる勇気』の岸見一郎先生の講座を都内に受けに行きました。
看護師向けの講座ということで、来年度、看護学生さんの講義に携わることになっている私は、これは!と思い、1週間前に知ったのですが、家族に協力をお願いし、受講を決めました。

会場には、120名ほどの方が参加されていました。
壇上には、NHKの『100分de名著』で、画面の中にいらした岸見先生のお姿。(ミーハーな私)
私は、少し後ろの席でしたが、しっかりお顔が見えて、お話を聴くことができました。
テキストもしっかりしたものを準備していただいていました。
目次の内容は、講座の募集のページにも書かれていたので、ご紹介しますね。
1.対人関係の基本を知る
・叱ること、ほめることの問題(「対等の横の関係」)
・勇気づけ(「貢献感」を持てる援助)
・課題の分離・・・など
2.場面別 よくあるナースの対人トラブル
【場面1】なぜ緊張するのか、克服の仕方を学ぶ
【場面2】失敗したときの対処と上司の対応を学ぶ
【場面3】難しい(と見える)患者の行動と心理を理解し、対応を学ぶ
3.今ここを生きる~病気と死について~
・病気と死についてどう考えるか?
・患者から見た看護師像について
岸見先生のお言葉が、厳しく、そして、温かく心に響いてきます。
どうしてもサインをいただき、お写真を一緒に撮りたかった私・・・。
どうしよう・・・と思って、休憩時間に、部屋の外に、出たら、会場の後ろのドアから、
そっとのぞかれている岸見先生を発見!
ドキドキしながら、話しかけて、お願いしました。
すると、快く、サインもお写真も引き受けてくださいました♪

講演会中、質問用紙に、質問がある人は書いて、先生がそれを見て、
答えてくださるということも、ありました。
私も、一つ質問しましたが、答えてくださり、うれしかったです。
看護師としてのお悩み、母としてのお悩み、色々なご質問が出ていました。
岸見先生は、ご自身も、ご病気になられ、ご入院されていたので、患者としての目線、介護者としての目線、そして、カウンセラーとしての目線。
色々な立場でのお話をしてくださいました。
心に残った言葉は・・・・。
『人生を先延ばしにしない』
私たちは、明日が必ずやってくると思い、毎日を生きています。
でも、それは、分からない。
岸見先生のお話のたとえでお伝えすると・・・。
『たとえば学校に行かない子供がいる。
それは、すでに起こっていること。
ならば、今日、この日を、その子と仲良く過ごしてみよう。
それでいいのではないか?
毎日を丁寧に生きていく。
それが大事なことなのでは』
ということをお話しされました。
最後は『死』について。
先生独自の死生観に触れ、私は、9年前に亡くなった父のことを思い出していました。
父は、2005年の12月12日に、肺がんを指摘され、
翌2006年の12月12日に自宅で亡くなりました。
12月12日は、私たち夫婦の結婚記念日でもあります。
先生の死のお話の中で出てきた、内村鑑三の『後世への最大遺物』
父は亡くなったけれど、私にも、家族にも、色々なことを残してくれています。
正直に生きるということ。
思いやりの気持ちの大切さ。
なかなか、父の想いを、子ども達に、伝えることはしていなかったのですが、
父は、こういう人だった・・・こういう思いを持って生きていた。
というのを、伝えていきたいなあと思いました。
看護師としての対人関係を学びのために行ったのですが、
死・生きることに向かい合う、厳かな時間になりました。
(もしかしたら、私だけかもしれませんが・・・・)
このようなお話をしてくださった岸見先生に、心から感謝しております。
そして・・・。
知らない人ばかりの中、ある方とお知り合いになることができました。
岸見先生と、その方、Iさんが、私の席のすぐ後ろで、お話しされていたので、
つい、お声掛けしてしまいました。
でも、気さくにお話ししてくださって・・・・。
私の二つ前のお席にお座りだったIさん。
(この席にも、意味があったのかも・・・・)
休憩時間は、二人で、アドラー心理学について、語り合っちゃいました♪
Iさん、ありがとうございました。
今回の学びを、今、来てくださっている受講生様にはもちろん!来年度からの看護学生さんたちへの関わりに生かしていけたらな~と思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
『勇気のしずく』の長谷静香でした。
■お知らせ■