● それまでの悲しみは、真の幸福へのエピソード

 

タロット占い師の、月夜野(つきよの)せりな です。

 

実は私は、占い師であり、また同時に医師です。

 

 

ここでは、そんなちょっと変わった占い師の私が、どの様な考えで占いをやっているのか?を、お話します。

 

まず私は、大学を卒業して、臨床から行政機関へと進みました。

 

幼少期から、医師である祖母の姿を見て育ち、地域の人たちに尊敬され、愛されている祖母に、いつしか憧れを持つようになっていました。

 

祖母は無医村に開業し、夜間でも、雪の日でも、どこにでも往診へいき、本人の病気だけでなく、その家族の悩みごとの相談にものっていました。

 

都心部の医療は、専門分野が細分化されていましたが、祖母の医療はそうではありません。

 

内科はもちろん、出産や簡単な外科手術、耳鼻咽喉科分野の治療もこなしていました。

 

専門の医療を提供する施設までは、何十キロも離れているため、祖母が診る以外に方法はないのです。

 

へき地医療の現状を変え、地域全体で医療を支える仕組みを作りたい、そして、祖母のように、地域の健康を支えられるようになりたい、と考えていました。

 

そしてそれを叶えるためには、医師になるしかいないと考えていました。

 

その夢を叶え、意気揚々と医療の世界に踏み込んだのです。

 

しかし実際は、私が夢見た以上に、厳しい現実が待っていました。

 

薬石効なく、命を落としてしまう方も、大勢います。

 

その一方で、無事一命をとりとめても、果たして心から良かったと思っているのか、と疑問に感じる事もあるのです。

 

「助けてくれなくてよかった」そう言われたとき、溢れそうになる涙を、必死でこらえたのを忘れもしません。

 

私はこの人を、本当の意味で救うことはできないのか、という悔しさ。

 

そして、「本当は死にたくない」、そんな声にならない魂の叫びが、痛いほど悲しかったのです。

 

 

そして、そこでは数々の、壮絶な事例と出会いました。

 

支援の手があれば、最悪な状態からは、回避できるかもしれない。

 

そして、医療で、病気を治す事はできます。

 

しかし、医療だけでは、根本的な解決が難しい、と限界も感じていました。

 

例えば、このような事例がありました。

 

40代後半の、管理職でもあるその方は、仕事で失敗しアルコール依存となりました。

 

 

その後離婚をして、子どもとも離れ離れとなってしまいました。

 

肝障害が見つかり、通院していましたが、仕事も辞め、段々と人との交流もなくなっていきました。

 

そして、死後数カ月経ってから、遺体で発見されました。

 

20代のある女性は、自傷行為を繰り返し、腕にはリストカットの痕が数か所ありました。

 

母親に連れられて、腕の傷痕の形成手術を受けました。

 

でも、またその数か月後に、今度は更に深い傷を作って、運ばれてきました。

 

10代のある女性は、美容整形を繰り返していました。

 

何度受けても、満足することはありません。

 

親からの資金が途絶え、美容手術が受けられなくなり、人前に出られなくなりました。

 

精神科領域では、醜形恐怖症という疾患がありますが、本人にはその自覚がありません。

 

母親の説得で、心療内科に通いますが、治療は奏功せず、引きこもりになってしまいました。

 

医療現場では、本人が希望すれば、疾病の治療や外傷の修復は出来ます。

 

でも、その方の心の奥に、触れることはできません。

 

苦しみを抱えたまま、医療の手を離れても、また同じ症状や、病的な状態を、引き起こしてしまうことがあるのです。

 

症状が治ったとしても、その人自身は、楽になっていない、ということもあるからです。

 

だから私は、病気を治すことより、原因分析や、自己コントロール、予防医学よりもっと深い分野に、関心を持ったのです。

 

それから、脳科学の知識をさらに深め、引き寄せの法則、宇宙の法則、潜在意識、波動医学、量子力学、ヒーリング、ホメオスタシス(自律神経、免疫、ホルモン)、男性心理などを学び、医療面以外からのアプローチを始めました。

 

■人生を変えた占いとの出会い■

 

医学や心理学など、どんな人でも当てはまる、そのような裏付けされたものがあるのも事実です。

 

でも、医療の力を借りたり、成功法則を実践し、悩みながらも幸せな方向へ歩んでいくためには、他に何かが必要だと考えていました。

 

私自身、幼少期は、無邪気で、とても人懐っこい性格でした。

 

 

しかし、そんな様子は、あまり外には見せない子供でしたが、実際には、両親との関係に悩みながら、育ちました。

 

心が打ち解けないまま、両親は他界しました。

 

そして恋愛でも、愛されているという実感が持てず、このまま私は誰からも愛されないのではないか、と真剣に思い悩んでいました。

 

問題は自分の中にある、そう分かっていても、信じて前へ進めずにいました。

 

そのような時に、私は占いと出会いました。

 

 

当時から、悲しい時は、自宅近くのこの公園へ、元気をもらいに行っていました。

 

今は辛くても、この先には光がある。

 

ある占い師さんから、私は前世から、人を見ることをしていた、と言われました。

 

そして、これまでの苦しみを糧にして、多くの人を幸せにしていく人ですよ、と言われたのです。

 

宮沢賢治の、「真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない。」その言葉を思い出しました。

 

 

暗闇から、一筋の光が差し込んだようでした。

 

その光を、信じさせてくれるのが、占いではないでしょうか。

 

苦しみのどん底にいる人は、この苦しみが、ずっと続くと思っていたりします。

 

もう何をやっても自分には無理だ、と諦めてしまっている人もいます。

 

そのような時に、未来が明るければ、希望が持てます。

 

少しだけ、勇気をもって変えていけば、光がある、という事を教えてあげられます。

 

 

そうして、夢が持てるようになって、そこに向かって、時に軌道修正しながら、進んでいく。

 

暗闇で歩けなければ、足元を照らし、頑張りすぎて息切れがしていたら、今は休む時だよ、と言ってあげる。

 

そして、これからの希望を見出して、結果を出す行動を、一緒に探っていく。

 

どのような行動をしたらよいか、という時には、時に医療や、心理学、成功法則に基づく知識も必要です。

 

私には、それらの知識を、単に知識としてだけでなく、臨床現場で実践してきた、多くの実績があります。

 

明確な根拠があることでも、個別事例に当てはまるかどうかを判断する、医師として養われた目があります。

 

 

例えば、こんなことがありました。

 

その方は、ご家庭のことで悩んでおられました。

 

そして、アルコールを飲みすぎて、顔が赤くなる病気になっていました。

 

このまま進行すると、顔が変形してしまう病気です。

 

医者から、そのように警告されても、お酒をやめることができません。

 

依存症自体は、病的な状態で、適切な治療が必要です。

 

しかし、依存症に陥る人は、実はその多くに、依存物質や行動嗜癖に対して、問題があるだけではありません。病的な依存の行動の背景には、心の中に、別の原因を持っていることがあるのです。

だから、死ぬとわかっていてもなお、依存症になってしまうほど、アルコールを摂取し続けるのです。

そして、この方のケースでは、私はタロットカードを通して、あるメッセージを受け取っていました。
 

 

彼の直接の悩みは、家庭のことでしたが、タロットでは、心の奥に、癒しきれていない、心の傷があるのが見えました。

 

医者からお酒をやめなさい、と言われてもやめられなかった彼が、自分の心と向き合い、癒すことで、お酒を減らすことができました。

 

そして、家庭の悩みも、次第に解消していきました。

 

医者としての立場なら、家庭の悩みや心の傷に、触れることはなかったでしょう。

 

占いで、直接病気を治すことはできませんが、最善を選び、行動することで、結果的にそれが、健康に役にたつこともあるのです。

 

最短距離で、ゴールしたい人。

 

険しい道でも遠回りしたい人。

 

どちらも、その人の人生の学びです。

 

長い長い人生の道のりの、伴走者でありたいと考えています。

 

暗い夜道でも、月の灯りで導くような、占い師でありたいと思いっています。

 

■魂が約束してきた人との出会い■

 

医療や、占いを通じて思うのは、人は生まれる前に、神様と約束してきた、乗り越えなければいけない課題が、確かにある、ということです。

 

恋愛の場合は、どちらかが結婚している状態で出会うことが、約束されていることがあります。

 

その恋愛を通じて、魂を成長させるために、二人は出会うのです。

 

不倫は、辛い恋愛となります。

 

だから、別れを経験することもあります。

 

でも、それを乗り越えていくと約束してきた二人だからこそ、また、結び合うことが出来るのです。

 

 

不倫恋愛に悩み、一度は彼と音信不通となっていた30代の女性は、別れた後も彼を忘れられずに、苦しみ続けていました。

 

そんな彼女には、占いを通して、自分への怒りや嫌悪があるのがわかりました。

 

自分を許し、愛すること、そのことを気づかせるために、辛い別れを経験したのです。

 

そしてそれを克服し、彼と再会し、3年目で初めてのクリスマスの夜を過ごすことが出来たのです。

 

恋愛には、様々な形があります。

 

恋人という、とても身近な人によって、その人にとっての課題に、気づかされることがあるのです。

 

課題を乗り越えて、魂が望む、本当の幸せになることを、応援していきたい、そんな気持ちで占いを続けています。

 

■恋愛に悩むあなたへ■

 

恋愛とは、自分とは違うものを知り、それを受け入れる事だと思います。

 

そして、湧いてくる様々な感情を通して、自分自身を知る事ではないのかなと、私は思っています。

 

それによって成長し、また一つ、幸せを増やしていく。

 

人生のどん底を経験した人たちに、27年間寄り添い、私自身も辛い過去を乗り越えてきたからこそ、あなたの力になれると思っています。

 

 

不倫恋愛でも、どんな恋愛でも、今あなたがどんなに苦しくても、必ず幸せになれると、私は信じています。

 

そして、その幸せは、相手に何かを求める事ではないのだ、とも思っています。

 

相手によって、自分の幸せが、左右されるものではないのだから。

 

生まれてから、ずっとあなたに寄り添って、これから先も、どんな時でもあなたと一緒にいる。

 

そんなあなたを、本当に幸せにできるのは、あなた自身だと思います。

 

あなたが、自分を信じて、幸せにしてあげてほしい、と心から願っています。

 

そうすることで、あなたの幸せにとって、本当に必要な人は、必ずあなたのそばに引き寄せられてくる。

 

その時に、しっかりと捕まえられる、あなたでいてほしいなと思います。

 

あなたのことを、私はずっと信じています。

 

>>>あなたの悲しみも、ここから真の幸福へと繋がっていきます