毎日寒い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか。



もともと寒いのが苦手な私ですが、新潟に10数年住んでいた時期があり、三重の冬で『寒い』と言っては申し訳ないと自分に言い聞かせながら過ごしおります。



甘々だった若い頃。

暑いの嫌い。寒いの苦手。春は花粉で辛いからイヤ。秋は…寒くなっていくし

『全部嫌い』

恥ずかしながら、そんなことを言っていた時期がありました。



新潟に就職。

そのまま結婚。旦那さんが転勤族だから、すぐに暖かい地域に転勤があるだろう。。シメシメ



。。。。。。


。。。。。。




そこから10数年、新潟生活。



本当に長かった。




旦那さんに不平不満を言いながら(ごめん!)、3人の小さい子を抱え…夏を過ぎると憂鬱になり
涙すること頻繁。






でも、いつからか…



空が明るくなる春を心待ちにする自分がいたり。

厳しい四季があることで生まれる美味しい食べ物の数々。自然の力がいっぱい入った食べ物が私を元気にしてくれることに気付いたり。
雪国の生活を経験したことで、雪国の人がどうして温かいのか、そんなことも私なりにわかったような気がします。





いよいよ…



10数年目の秋のこと。


『どうして、こんなに新潟生活が長いのかわかった~!自然に感謝がないどころか、不満ばかり言っていたから。気づくまで、ここにいなきゃいけなかったんだ!』


『でも、気づけたから…もしかして?
できれば冬を迎えずに浜松に転勤だといいな』



また始まったと、終始、夫は呆れ顔。



全国どこにいってもおかしくないはずが、その数日後、『浜松へ転勤』の辞令が降りました。