(注:これはあの野球選手の「マー君」のお話ではありません😆)                  

 

むか~し昔、ノンモがまだ幼稚園に通っていたくらいの小さな頃、すごーく仲の良かった「まーくん」という名前のお友達がいました。

 

まーくんとは本当に仲が良くていつも一緒に遊んでいたので、2人で撮った写真もいっぱいあったし、よく家でご飯を食べたり寝泊りしていたまーくんを、ノンモの姉も良く覚えていました。

 

まーくんは、マルコメくんみたいなまん丸い顔でいつもニコニコ笑っていて、ノンモより少し小柄だったのもあって、ノンモの母からも我が子のように可愛がられていましたが、それに対して少しも嫉妬することなどありませんでしたし、それどころか時折りノンモ以上に世話を焼いてもらっている(お風呂に入れてもらったり、洋服を着せてもらったり、耳かきをしてもらったり, etc)まーくんを見て、自分のこと以上に嬉しかった気がします。

 

まーくんとはどこに行くのも一緒で、海に行く時も、プールに行く時も、カブトムシを買いに(東京なので「捕りに」ではなく、カブトムシやクワガタはデパートとか盆踊りの屋台などで買うものでした)行く時も、何をするにも本当にいつも一緒でした。それは幼稚園から小学校に上がっても、それから先もずっとずっと変わらなかった・・・ような気がするのに・・・

 

なのに・・・

 

ここ最近になって突然ハッ!と思い出すまで、まーくんのことをず~~~っと忘れていたんです・・・。あれだけ仲が良かったのなら、ノンモの半生を綴った『パリアティブの扉』の幼少期を綴った部分で少しくらい登場してもおかしくないのに、執筆している時にもまーくんのことなど一切、頭を過りませんでした。

 

そればかりか、まーくんのことを思い出してからというもの、この3,4日無性に顔が見たくなって、日本から持ってきた昔のアルバムの中の写真を探せど探せど、あんなにあったハズのまーくんとの写真が一枚も見つからず、姉に電話をかけて訊いてみても、

 

「え~、まーくんなんて、私、知らないよ?近所にもそんな子いなかったし、小学校の時の友達とかなんじゃないの?」

 

と言われてしまうんです💦

 

ひょっとして記憶が勝手に作り上げちゃった「じつは存在などしなかった仮想の友達ってオチ?」とも思ったのですが、どうやらそうではないらしく、ならば「別次元とか別パラレルの方にいる人物ってパターン?」とも思ったのですが、やっぱりそれもピンと来ず、じゃあ「実際にまーくんはいたんだけど、本当はそれほど仲が良かったワケじゃなくて、自分で考えてるみたいにいつも一緒にいたという事実もなかったから、思ってるように写真もないし、姉も覚えていないって話?」ってことで一件落着しようとしたのですが、それでもやっぱり、まーくんのことを思うと胸の奥が痛んでなぜか涙すら出そうになるんです・・・😢

 

ところで話が突然、かなり超ブッ飛ぶのですが・・・皆さんの中で1999年~2001年くらいに、世の中の何か(空気?エネルギー??)が急激に変わったな・・・と感じたことのある方はいませんか?

 

そう、丁度あのノストラダムスの大予言があった1999年~米ニューヨークで同時多発テロが2001年に起こったその頃の時期です。まぁ、あのテロ事件に関しては、それはもう本当に数え切れないくらいのコンスピラシーセオリー(陰謀論説)が出回ってますが、今回はそれについては一先ず置いといて、とにかくあの9・11が起こった時、そのニュースを耳にしたことがない人は(当時、生まれてなかった人や幼かった人は別として)ほとんどおらず、世界中がザワザワした異様なエネルギーに包まれていたのを今でもはっきり覚えてます。

 

特に、その時すでにニューヨークにいたノンモは、その“何かが変わった瞬間“を、実際に肌で感じた気がする・・・というか、なんて言うんでしょう・・・例えば、強制的にPCをシャットダウンされて、リスタート(再起動)したらデスクトップの雰囲気が何処となくいつもと違っていて、アイコンやファイルが幾つかなくなっているような気もするけど、何がなくなったのか思い出せず、結局そのまま使い続けているうちに、いつの間にかそんなことも忘れてしまって、今のデスクトップの状態が“通常”になってしまっている、とでも言うんでしょうか・・・🤔ウ~ム・・・

 

 

『ま・・・そんな感じだね。実際、あの9・11の時にはそういったことがあったんだよ。アメリカの自作自演に世界中が意識を奪われている間に、世の中の強制的なシャットダウンとリスタート(これはアップデートとは違う)が行われた。もちろん、それによって意図的に消されたアイコン(例えば、彼らの将来にとって不利になるようなビジネスや企業、脅威となる国のテクノロジー、また優秀な人物やそのアイディアなど)は幾つもあるし、逆に今までアメリカが持っていなかったファイル(喉から手が出るほど欲しかったテクノロジーやビジネスのアイディアを他国から入手して、あたかも自分たちが発見したように繕った)がいつの間にか現れた。それによって日本が盗まれた最先端技術も少なくないよね。

 

でもね、同時にそういう“彼らが意図して消したアイコン”の他に、そのシャットダウンとリスタートの犠牲となっていつの間にかこの世から消えて“無かったもの”となってしまった一般の人やモノも数え切れないんだよ。

 

それは前に話したような宇宙人によって拉致された人間とその周囲の人々の脳から記憶が抹消され、そんな出来事が起こらなかったという風に設定されたとか、また「レプティリアンによって人間の脳を催眠効果でコントロールされ、今まで3人家族だった家に(人間に擬態した彼らが)入り込んで、あたかも以前からその家族の一員だったように思い込ませる」というコンセプトにも似ているけど、ちょっと違う。今回言っているのは、人間の脳から記憶を消したり、思い出を塗り換えたりするんじゃなくて、この世の中という原子とエネルギーで構成された世界(コンピューター)を内側から操作して、自分たちの都合に合わせていろいろ勝手にプログラミングし直してしまうってことなんだ。もちろん人間じゃない存在(支配者層に手を貸している宇宙人たち)の頭脳のヘルプを借りてね。

 

その一回目の大規模なシャットダウンが今から約20年前に行われて、その時に消されてしまったり、書き換えられたり、盗まれてしまったアイコンやファイルは世の中にたくさんある。また、その時のアメリカの自作自演の事件を皮切りに「人々の安全のために張り巡らす必要がある」という口実で始めたネットワークの“目”は、世の中の動きを監視できるだけじゃなく、今となっては簡単に他国のデスクトップ上のアイコンを操作したり、更にはファイルの中身を覗き見できるようにもなったんだ。これも、もちろん人間じゃない存在の頭脳のヘルプを借りてね。

 

とにかく、そんな感じで一回目のシャットダウンが起こり、世の中がリスタートさせられた時に、多くの国のアイコンが(アメリカの裏の支配者層+それに手を貸している宇宙人たちによって)“無かったもの”とされた地球規模の政治的な大計画遂行の一方で、そのリスタートの犠牲となって同時に消える羽目になってしまった無関係なファイルの中の“ドキュメント”までもあるんだ。

 

それが民間人なんだよ。

 

まぁ、例えれば、遠くの方で爆発させた爆弾の破片がこっちにいる無関係な人たちに当たってしまうのと似ていて、その時の計画に巻き込まれて犠牲になった民間人が世界中で何人も跡形もなく消えてしまった。そして、その消えてしまった人たちは“もともと存在しなかったもの”として記憶や歴史や記録もろごと世の中から消滅してしまったんだよ』

 

え・・・って、ちょっ・・・待って!何が言いたいの?

 

『つまり、自分の身近にも知らない間に消えてしまった人がいるかも知れないよってことだよ』

 

それは・・・もしかして、その消えてしまった人の中に・・・まさか、まーくんがいたってこと!?だとしたら、まーくんは9・11まではこの世のデスクトップ上のファイルのどこかに一ドキュメントとして存在していたのに、強制的なシャットダウンが行われてリスタートした時に、犠牲となってそのファイルから消えちゃったの?

 

ってことは・・・まーくんと僕はそれまで本当はずっと連絡を取り合う仲だったの!?

 

『違うよ』

 

え・・・違うの?

 

『話の展開的にそうくると思ったでしょ?でもね、まーくんに関しては違うんだ。世の中のシャットダウンとリスタートの犠牲となって消えたんじゃない。まーくんのことを急に思い出したのはいつだった?』

 

えっと、そうだね・・・はっきり「この瞬間」とは言えないけど、確か1週間くらい前だったかな?

 

『そう・・・キミたちが開催したあの8月30日のスーパーブルームーンの瞑想会の直後くらいだったでしょ』

 

うん、確かそうだったような気がする・・・けど?

 

『あの瞑想会で、キミたちは“良い宇宙人とコンタクトを取る”というミッションに成功したけど、同時にキミはあの時、無意識にまーくんともコンタクトを取っていたんだよ』

 

え・・・どういうこと?どうして、まーくんがブルームーンの時の「宇宙人とコンタクトを取る瞑想会」に関係があるの?・・・って、えぇ・・・っっ!?ひょっとして「宇宙人によって拉致された人間とその周囲の人々の脳から記憶が抹消され、そんな出来事が起こらなかったという風に設定された」中の一人だったの!?もしかしてまーくんは、いつの間にか宇宙人によって連れ去られてたの!??

 

『そうだよ。というか、キミとまーくんは子供の頃、二人いっしょに宇宙人に連れ去られたんだ。でもワケ(計画)あって、キミだけ地上に戻された。その瞬間、キミや周りの人たちの中からまーくんの記憶は消えたんだよ。だから誰もまーくんのことを覚えていないし、写真すら残っていないんだ。だけどね、まーくんはキミがいるこの世界とは別のところでちゃんと今でも存在しているんだよ』

 

えぇー、ちっとも知らなかった・・・!!って、記憶を消されていたんだから当然なのかも知れないけど、本当にまーくんの存在が今まで自分の中から丸っきり消えていた!というか、こんなことが実際に自分の身近で起こるなんて・・・。あ、でも、宇宙人によって連れ去られている人は世の中に結構いるって前に言ってたもんね。そしたらまーくんは今、どこでどうしているの?どんな宇宙人に連れ去られたの?

 

『それはね、今はまだ教えられないんだ。でもね、その時がくればちゃんと分かる時が来るよ。その代わり、これ・・・覚えてる?』

 

 

あぁ!僕とまーくんの子供の時の写真じゃない!!ずいぶん昔に見たことがある気もするけど・・・まだ写真残ってたんだね!

 

『1枚だけボクが取っといてあげたんだよ』

 

うわ~っ!!なんか感慨深い・・・✨✨というか、なんか懐かしくて胸の奥が締め付けられる感じがする・・・。記憶ではすっかり忘れてるけど、きっと相当仲が良い友達だったんだね、僕たち。

 

『ううん、違うよ』

 

え・・・?違うの?僕たち仲良くなかったの?

 

『仲はとっても良かったけどね、友達じゃなかったんだよ・・・。まーくんはね、キミの弟だったんだよ』